2025/07/18
核酸創薬の総合支援サービス
Axcelead では、これまでの創薬研究で培った技術や知識を活かし、新規開発候補化合物の創出、あるいは核酸創薬研究の課題に対するソリューションをご提供致します。
創薬ステージや課題に応じて、各種試験を統合的に実施できます。
1. 核酸の配列最適化
標的mRNAに対するアンチセンスオリゴ核酸 (ASO) の配列を、効率的に最適化します。
mRNA医薬品探索をゼロから最速で
成功させるための統合支援サービス
- 候補mRNA配列合成、LNP化、発現評価サービスをワンストップで提供
- 最短3ヶ月でin vivoでの発現が確認されたリードmRNA/LNP組成物を取得可能
- 候補配列、LNP組成の決定後のスムーズな非臨床試験開始も支援可能

効率的にmRNA設計/合成/評価が可能
▶スピーディーな配列設計
独自手法でCDS、UTR、Poly Aを設計
レアコドンを最小化し翻訳効率向上
▶実績のあるmRNA製造と品質評価技術
Arcturus社より導入した安定、正確な原薬製造技術を利用
顧客リクエストに応じ追加の品質分析にも対応可能
▶In vitro評価による候補配列絞り込み
配列の差異による細胞での発現効率を指標にした絞り込み
LNP調製と薬効/動態/安全性評価が可能
▶実績のあるLNP調製技術
マイクロ流路による確実なLNP調製
LNP特性分析
▶多岐にわたるin vitro/in vivo評価技術
in vitro活性、細胞内分布
in vivo活性、IVISによる体内分布評価
免疫刺激評価
各種病態モデルでの薬効評価
▶専門家チームによるサポート
各分野のエキスパートによる創薬推進
プロジェクトマネージャーによるタスク管理
mRNA・製造・評価サービス
ご希望の標的タンパク質の発現効率を高めるmRNA配列を設計します。10種程度のmRNAを候補グループとして設計、合成、評価を行い、LNP製剤化に進める候補配列を決定します。
iPS細胞を用いた化合物スクリーニング
FUJIFILM Cellular Dynamics, Inc. との協業体制により、
皆さまのiPS細胞創薬をサポートいたします
iPS細胞は病態モデル細胞としての利用が期待されており、iPS細胞を用いる創薬研究が注目を集めています。iPS細胞を用いた化合物スクリーニングのヒット化合物が臨床試験で効果を示した事例も報告されつつあることから、化合物スクリーニングツールとしてのiPS細胞の魅力が高まっています。
Axceleadでは、iPS細胞のリーディングカンパニーである FUJIFILM Cellular Dynamics, Inc. (以下FCDI)と協働で、 評価系の構築から、大規模化合物ライブラリーを用いたスクリーニングまで、 皆さまのiPS細胞スクリーニングをサポートいたします。

Axceleadの表現型スクリーニングサービス
AxceleadとFCDIが培ってきた経験をもとに、iCell®*を活用した創薬研究をサポートします。

*スクリーニングサービスで使用可能なFCDIのiCell®製品についてはこちらをご参照ください
一連のスクリーニングプロセスを一貫してサポート:
- お客様のiPS細胞を用いた化合物スクリーニングをサポートいたします。
- 評価系構築からスクリーニングの実施までお任せください。
- ADDPの多様性に富んだ化合物ライブラリーの中から最適なライブラリーをご提案いたします。
安全性の課題に対するソリューション
1. 網羅的な遺伝子発現解析によるオフターゲット毒性 (狭義) の評価
ヒトでのオフターゲット毒性リスクの低い配列を選択するため、ヒト細胞株を用いた網羅的な遺伝子発現解析を行います。
オフターゲット遺伝子が認められた場合、当該遺伝子の毒性情報調査を行いリスク評価をサポートいたします。
臨床での安全性情報が知られている核酸医薬品を参考データとして、お客様の核酸医薬品候補の遺伝子発現データを解析することで、
ヒトでの毒性リスクの低い候補品の選択に貢献します。

【臨床での安全性情報が知られているASOのオフターゲット毒性評価実例】
日本核酸医薬学会第6回年会にて発表
『Evaluation of the extrapolation about the off-target effects of antisense oligonucleotides from in vitro to human』
2. 多様な毒性評価系によるオフターゲット毒性 (広義) の評価
核酸創薬で注意すべき血液系・免疫系への影響や肝・腎毒性等を評価することにより、毒性リスクの低い核酸医薬品候補を選択します。
Axceleadではこれまでの豊富な創薬経験を活かし、各種毒性プロファイルについて、どのタイミングで・どの種類の毒性試験を実施すべきか、戦略面からご提案します。
また、in vitro・in vivo試験共に、下記のような多様な評価系を有しておりますが、お客様とご相談しながら、目的に応じたオリジナルな評価系も構築いたします。

3.LNPの作製および免疫刺激性評価
Axceleadでは、遺伝子導入(mRNA, siRNA, DNA etc)のための Lipid nano particle (LNP)を用いた評価をサポートいたします。

標的組織・細胞への送達の課題に対するソリューション
1. 標的組織の細胞までの送達評価 (PK/PD解析)
薬効が不十分な場合に、標的組織の細胞までの送達が十分でないことが原因の一つとして考えられます。
Axceleadでは、様々な手法を組み合わせて動態上の課題を解析し、ボトルネックとなる工程を見出します。
まず、得られた動態結果 (PK解析)とPD解析結果から、送達が十分か否かを考察します。更に、薬理試験における投与レジュメのご提案も可能です。
病態モデル動物を用いた薬効評価
細胞内動態評価 細胞内動態評価 細胞内動態評価 細胞内動態評価 血漿/臓器中濃度評価 保有機器(LC/MS) 細胞内動態評価
最新の機器を用いて迅速に血漿中、臓器中濃度を評価
・ Orbitrap Exploris 120
(ThermoScientific)
ICHガイドライン未整備の課題に対するソリューション
最適なGLP試験パッケージのご提案
探索段階のデータを基に書面評価を実施し、お客様の目的(IND申請等)に応じた毒性試験GLPパッケージをご提案いたします。100品目以上のIND等の経験を有する専門家が、試験全体のマネジメントに加え、安全域の解釈や毒性課題の解決までサポートいたします。
非臨床安全性評価をトータルサポート
例えばこのようなシーンでご用命ください!



薬効評価の課題に対するソリューション
1. ヒト細胞 (病態モデル)を用いた多様な表現型解析
各種 Cell line やhiPS細胞由来分化細胞を用いた様々なヒト細胞 (病態モデル)を準備して、多様な表現型解析を行い、お客様の核酸医薬品候補の選択に貢献します。
経験したスクリーニングや化合物評価技術を応用することで、お客様とご相談しながら、目的に応じたオリジナルな細胞評価系も構築いたします。

2. 病態モデル動物を用いた薬効評価
臨床外挿性の高い病態モデル動物において医薬品候補の薬効評価 (PD/薬効)を行い、臨床試験に向けたデータをご提供いたします。
お客様とご相談しながら、これまでの豊富な創薬の経験を活かして、必要最小限の試験デザインのご提案から薬効評価の実施まで対応いたします。


Visium Dayにご参加の皆様
私たちは創薬ソリューションプロバイダーAxceleadです
“Partnership Research Organization(PRO)”として、
お客様と共に歩み、共に考え、日本から世界へ創薬イノベーションの創出を目指します。
Axceleadは、2017年に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォームを継承して事業を開始した、日本発の創薬ソリューションプロバイダーです。
製薬企業で長年培った豊富な技術や知識、経験を基に医薬品探索研究から臨床開発への橋渡しプロセスまで、お客様のニーズに合わせたソリューションを提供しています。
◆Axceleadのご紹介
約4分半でAxceleadをご紹介いたします。
まずは、私たちが何者なのかをご確認ください。
Axceleadのサービス一例をご紹介します
◆空間的トランスクリプトミクスとは?
Axceleadで提供している「空間的トランスクリプトミクス」とは?
バイオインフォマティシャンの坂口が、概要をご紹介します。
心エコーによる心機能・心形態評価
心エコーのエキスパートが豊富な経験と確かな技術を
駆使して非臨床から臨床への橋渡しをします!
心エコーは心機能(収縮能 / 拡張能)や心形態(内径、壁厚)を経時的、非侵襲的に評価することが可能な装置で臨床の現場で汎用されています。一方で、撮像には高い技術が必要であり、複数の評価項目を総合的に判断するには深い知識と経験が必須です。Axcelead では、経験豊富な研究者が心エコー評価を行い、化合物の毒性・薬効の非臨床から臨床への橋渡しを行います。

心エコーを用いた心機能測定を
お考えならば Axcelead へご相談下さい!
心循環系に対する毒性・薬効のMOA解析
心循環系に対する毒性・薬効の MOA 解析により
毒性回避戦略の立案や薬剤に付加価値を追加します!
心循環系への毒性作用は突然死や心血管イベント発症増加リスクを招くことから、非臨床における薬剤開発の中止要因となってきました。一方で、化合物の循環系に対する想定外の薬効は薬剤の付加価値となる可能性があります。 Axcelead では、循環に関連する心臓、血管、腎臓、中枢系に対する様々な評価系で評価を行い、薬理学的あるいは分子生物学的アプローチを駆使して毒性や薬効の MOA 探索を行います。

包括的に評価→作用臓器・組織の特定

On-target/Off-target作用の判別
- ターゲット分子の遺伝子改変マウス・ラット / ターゲット分子ウイルスベクター処置マウスを作製・解析
- ターゲット分子に選択的な阻害薬や活性化薬の利用
- In vitro でのターゲット分子阻害 / 活性化作用を示す濃度と薬物動態からの推測
Off-targetのターゲット分子同定
- 薬理的アプローチ:細胞系で変化するシグナルや蛋白を探索、既存の受容体拮抗薬等の利用、血中ホルモンや神経伝達物質の
測定 , etc. - 標的分子探索によるアプローチ:トランスクリプトーム解析(フィンガープリンティング)、プロテオーム解析 , etc.

お客様のプロジェクトに沿って最適な解析アプローチを提案します
心不全治療薬の創薬
低分子化合物、再生医療製品、核酸医薬品等の
様々なモダリティの心不全治療薬の創出をトータルにサポート!
根治には未だ心臓移植しかない心不全の治療薬には、様々なモダリティのアプローチが考えられます。 Axcelead では、豊富な病態モデルを用いた薬効薬理評価試験に加えて、免疫抑制大動物心不全モデルを用いた細胞治療薬の評価、核酸医薬品の PK/PD 解析等モダリティに合わせた評価系を駆使して、お客様の創薬をサポートします。

Step 1. ターゲット同定 / 検証(KO/Tg マウス等)
- 患者サンプルや疾患モデルサンプルを用いた網羅的遺伝子発現解析により、ターゲット候補を同定します
- ターゲット候補の市販化合物 / 抗体等を用いて、病態モデル動物での薬効を検証します
- ターゲット候補分子の心臓特異的欠損(KO)マウスを作製して心肥大や心不全を誘導し、改善 / 増悪効果を検証します
Step 2. ハイスループットスクリーニング
- 業界最大級・高品質な化合物ライブラリーと種々のハイスループットスクリーニング技術を駆使し、広範なターゲットに対し高品質なヒット化合物を提供します
HTS(High-Throughput Screening)
Step 3. 細胞アッセイ
- ヒト iPS 由来心筋細胞を用いた心肥大評価等の各種アッセイにより in vivo 評価に進める化合物候補を選定します
Step 4. 病態モデルでの評価
● 各種心不全モデルを保有しており、お客様のニーズに合わせて最適な病態モデル・評価系をご提案します
● 核酸医薬品含む化合物の PK/PD 試験を実施し、病態モデルで精査する化合物の選択も承ります
● 免疫抑制大動物心不全モデルを用いた細胞治療薬等の再生医療製品の評価も承ります
再生医療製品の研究サポート
Axcelead では、創薬研究で培った技術やノウハウを活かし、
再生医療研究をサポートするサービスメニューもございます。
Axcelead では、ヒト細胞由来再生医療等製品の研究開発において、最初に重要なステップとなる分化 / 未分化細胞の評価や、分化促進因子の探索をサポートします。更には、動物実験に病理組織学的解析等の様々な解析も組み合わせて、目的細胞の有効性・安全性の評価を行い、臨床を見据えたデータ解析までお手伝いします。
Step1 細胞の品質評価

Axcelead の解析技術を用いた細胞評価を通して、分化誘導条件や分化促進因子等の探索を行います。
また、大規模化合物ライブラリーを用いて、分化効率を改善する化合物の探索も可能です。
— Axceleadのサービス —
分化した目的細胞を用いたIn vivo試験へ

Step2 In vivo試験
臨床外挿性の高い動物を用いて、ヒトiPS 細胞から分化・誘導した移植細胞等の長期有効性試験*を実施し、臨床試験でヒトに移植する細胞数や有効性を予測します。
*:これら試験は、AAALAC承認施設で実施しています。
免疫抑制ブタを用いた薬効薬理試験
免疫抑制ブタを用いた薬効薬理試験ができます!
再生医療分野において、臨床外挿性の高い免疫抑制ブタを用いた薬効薬理試験が可能となりました。
お客様の臨床試験での成功確率向上に貢献いたします。
再生医療研究の分野では、ヒト細胞でつくられた再生臓器をヒトへ移植する前に、臨床と同じ手法での介入が可能な大型動物による有効性・安全性の検証が望まれています。一方、ヒトと大きさが近いブタにヒト細胞由来の再生臓器を移植した場合、異種移植によって生じる免疫応答の問題があり、本免疫不全ブタモデル開発以前は、ヒト細胞由来再生医療等製品のブタでの安全性・有効性の検証は困難と考えられていました。
Axcelead は、外科手術及び免疫抑制剤の薬物動態測定を基本とし、免疫抑制を個体毎のテーラーメードでコントロールした臨床外挿性が高い免疫抑制ブタを作製し、臨床試験の成功率を高めるようサポートをいたします。
免疫抑制ブタモデルの作製
- 外科的手術(胸腺及び脾臓摘出)および 免疫抑制剤の投与により免疫抑制状態にします。免疫抑制剤の投与用量は、ブタ末梢血単核球細胞を用いたin vitro 試験を基に設定し、投与後に目標血中濃度に達していることを確認します。
- 本モデルを用いて、異種移植やヒト細胞由来再生医療等製品の評価が可能となります。
- 病理評価による細胞生着、特異的な細胞マーカーを使用した細胞分化の程度を評価することができます。

病態モデルの作製例
◆ 免疫抑制心不全ブタモデル:
- 上記の免疫抑制ブタの左冠状動脈を結紮して、心不全を惹起するモデルを作製します。
- 3D エコーによる心機能評価ならびに細胞移植による有効性評価が実施可能です。
◆ 免疫抑制1型糖尿病ブタモデル:
- 上記の免疫抑ブタにストレプトゾトシンを処置し、1 型糖尿病モデルを作製します。
- 静脈内糖負荷試験などの評価ならびに細胞移植による有効性評価が実施可能です。
その他病態モデルの作製についてもご相談ください。

■ 免疫抑制ブタモデルの作製に関連する論文が「Nature research protocol Exchange」に公開されました
Axcelead の牧研究員、井垣研究員が共同執筆しています。
“Surgically produced, controllable immunocompromised pigs”
(Nature Research Protocol Exchange掲載情報)
Eiji Kobayashi et al., Posted …
シングル核遺伝子発現解析
凍結組織から1細胞レベルの
遺伝子発現解析ができる時代に
シングル核遺伝子発現解析(シングル核解析)は、1細胞から網羅的に遺伝子発現解析を行う手法であり、シングルセル遺伝子発現解析(シングルセル解析)では評価できなかった組織が対応可能な最先端の研究手法です。凍結組織を用いるシングル核解析により、従来のシングルセル解析でアプローチが困難であった疾患の病態機構解明が可能になります。Axcelead ではシングルセル解析に加えて、新たに難易度の高い脳組織の核取得技術を確立しました。さらに経験豊富なバイオインフォマティシャンが解析結果の考察までサポートすることで、遺伝子発現解析を基に新規創薬標的探索やバイオマーカー探索などの創薬研究を加速させます。
シングルセル解析では評価できなかった組織も対応可能に

シングル核解析が可能にすること
1.病態機構解明への新たなアプローチ
- 貴重な臨床検体の死後脳凍結組織を用いて、遺伝子レベル / 細胞レベルでの解析が可能になりました。
中枢領域のより深い生理機構 / 病態機構の理解をサポートします。
(例) レット症候群:Nature Neuroscience 2018; 21(12):1670–1679
アルツハイマー病:Nature 2019; 570(7761):332-337 - 細胞がダメージを受けやすい肝臓等も、凍結組織を用いることで、よ り正確な解析が可能になります。
(例)
MASH(NASH)治療薬の創薬 / 病態研究
ターゲット検証から病態モデル動物での評価まで
MASH治療薬の創出をトータルにサポート!
有効な治療法が確立していないMASHの創薬/ 病態研究においては、病態の発症や進行に対するより深い理解や有望な候補化合物の選定、有用なバイオマーカーの確立など、各課題に対し多角的なアプローチが必要となります。Axceleadでは、豊富な病態モデルを用いた薬効薬理評価を中心に、豊富なアッセイ系や解析技術を組み合わせ、最適なソリューションをご提供します。

- Step 1. ターゲット同定 / 検証(KO/Tg マウス等)
- Step 2. ハイスループットスクリーニング
- Step 3. 肝細胞+肝星細胞共培養系を用いた抗線維化評価
- Step 4-1. 豊富な病態モデルを用いた薬効評価
- Step 4-2. 病理組織学的評価
- Step 4-3. 炎症・免疫系の評価
Step 1. ターゲット同定 / 検証(KO/Tg マウス等)
- 患者サンプルや病態モデルサンプルを用いた網羅的遺伝子発現解析により、ターゲット候補を同定します
シングルセル遺伝子発現解析
1細胞レベルでの網羅的な遺伝子発現情報を
よりスピーディーに高精度で解析できます!
次世代シーケンサーを用いたシングルセル解析では、iPS細胞の分化・未分化をより正確に評価することが可能になりました。更に、大量の遺伝子発現データをバイオインフォマティクス解析し、目的/非目的細胞のマーカーや、最適な分化誘導条件を導き出します。目的細胞を効率的に獲得し、お客様の再生医療研究を加速させます!
シングルセル解析で、より正確に評価

次世代シーケンサーで、よりスピーディーに解析

再生医療分野へのシングルセル解析の活用
1細胞レベルでの特性解析:
1細胞ごとの大規模な遺伝子発現データから、サンプル内の亜集団(サブポピュレーション)を検出し、サブポピュレーションごとに細胞種を推定します。これにより、目的細胞への分化の成否を正確に評価することが可能となります。
更に、見つかった目的/非目的細胞集団を判別できるバイオマーカーを探索し、効率的な細胞品質の評価をサポートします。

分化誘導の最適化
シングルセル解析で取得した細胞の擬似時間軸における発現変動を調べることで、細胞の分化経路や時系列における発現変動様式をとらえる事ができます。これらのデータから、細胞系譜の分岐に関わる遺伝子や、時系列に変動している転写因子を同定し、目的の細胞へ分化させるための最適な詳細条件をご提案いたします。
きれいな染色像では終わらない。
画像解析による定量データで薬効評価をサポート
生体内の反応を最大限に評価する
AxceleadのIntegratedサービス
バイオロジーと安全性、一つ屋根の下にいる2つの部門が協力して、
無駄のない薬効評価試験デザインを提案します。
ワンストップで評価することで
スピーディで確かな考察を提供いたします。
【実施例】
大腸炎モデルマウスを用いた
薬理評価と炎症系細胞の画像解析
画像解析:

1. Original 投薬終了後のマウス腸管組織 サンプルに対して抗MPO抗体*を用いた免疫組織化学を実施。 * : 好中球のマーカー
2. Markup 免疫陽性反応(茶色)の染色強度を画像解析ソフトで数値化。