フェノティピックスクリーニングからターゲット同定まで
~専門家たちのコラボレーションにより実現する表現型創薬~

日時:

2022年9月28日(水) 12:00-12:45

概要:

明確なターゲットが未知の状態でも実施可能なフェノティピックスクリーニングは、ユニークなヒット化合物の取得率が高いことで知られており、疾患模倣性が高い系を選択することで創薬成功確率の向上も期待されます。また、遺伝子発現制御ツールの拡充、オミックス技術の進歩、パブリックデータへのアクセスのしやすさの向上などにより、Hit化合物のターゲット分子の同定や作用メカニズムを解明するための多くの打ち手が出てきました。
一方で、実際にフェノティピックスクリーニングで見出した化合物のターゲット分子を同定するためには、多様な分野・技術に対する深い専門知識と経験が必要であり、異なる分野のエキスパート同士のコラボレーションが欠かせません。
Axceleadでは、創薬化学、スクリーニング、バイオインフォマティクス、オミックス解析などの経験豊富なエキスパートが総力を挙げて表現型創薬に取り組んでいます。
本セミナーでは、フェノティピックスクリーニングからターゲット同定までを加速化させる各専門家の強みと、分野横断でコラボレーションすることで可能になるAxceleadならではの強みを紹介いたします。

演者の紹介:

平野 満
医薬探索研究 Discovery Biology, Cell biology

2017年 京都大学大学院工学研究科 研究指導認定退学。神経系に発現する電位依存性Ca2+チャネルの研究で博士(工学)を取得。
2017~2018年 国立循環器病研究センター研究所 画像診断医学部、ヴュルツブルグ大学核医学部門でPETトレーサーを用いたin vivo分子イメージングを経験。
2018年8月より現職。現職では創薬の初期ステージであるScreeningにおいて、細胞を用いたScreening assay系の構築とHTS PJのmanagementに従事(GPCR, ion channel, transporter, receptor, RNA, phenotypic)。

前﨑 博信
医薬探索研究 Chemistry, Medicinal chemistry

博士(薬科学)
1989年大阪大学大学院薬学研究科博士前期課程修了後、武田薬品工業株式会社を経て、2017年、Axcelead Drug Discovery Partnersへ転籍
この間一貫して創薬化学者としてリード創出・最適化研究を担当
複数のIND化合物創出で得た知識と経験をお客様のためにフル活用して研究業務を進めています

浅野 真也
統合トランスレーショナル研究 Frontier Technology, Bioinfomatics

修士(農学)。東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程卒業後、ベンチャー企業を経て、2017年にAxcelead Drug Discovery Partners 株式会社に入社。RNA-seqを中心にオミクスデータ解析を担当。

林 浩三
統合トランスレーショナル研究 Frontier Technology, Omics

1990年、大阪大学薬学部製薬化学科修士課程修了後、武田薬品工業発酵生産物研究所入社。
2002年、プロテオミクス草創期から社内プロテオミクスプラットフォームの立ち上げ、同技術を応用したオーファンGPCRのリガンド探索、アフィニティー精製による薬剤標的タンパク質の探索、患者iPS細胞の表現型解析等を担当。
2017年、Axcelead Drug Discovery Partnersへ転籍。
長年をかけて蓄積してきた、プロテオミクス技術、創薬研究応用経験、専門知識を活用し、分子標的を含む作用機序やバイオマーカー探索を通じた、お客様の創薬研究をサポートしています。