医薬品開発過程における光安全性評価戦略

 「本セミナーは、7月1日に開催した第49回 日本毒性学会学術年会ランチョンセミナー L2-3の再講演です。」

日時:

2022年7月12日(火) 12:00-12:45

概要:

低分子医薬品開発における光安全性評価についてはICH M3(R2)及びS10ガイドラインに各試験の実施時期や試験項目について一般的な記載があるものの、実際の医薬品開発過程でいつどのような光毒性試験を実施し、試験結果をどのようにして臨床開発に反映させていくのか悩まれている方も多いと思います。本セミナーでは、医薬品開発における光安全性評価の具体例を交えながら、演者の20年の非臨床医薬品開発経験に基づく実践的な光安全性評価戦略を紹介いたします。

演者紹介:

永井博文 応用レギュラトリーサイエンス プリンシパルコンサルタント
1987年 山口大学大学院農学研究科獣医学専攻修了後、武田薬品工業株式会社薬剤安全性研究所入社。毒性及び薬効病理責任者を経て薬剤安全性研究所長及びグローバル武田におけるDrug Safety Research & Evaluation Headとして、Safety Board and First in Human Committee Member、 Occupational Exposure Limit Panel Memberも兼務。 2017年7月よりAxcelead Drug Discovery Partners(株)非臨床安全性部門 ヘッドを務め、2020年4月より現職。社外ではINHAND心循環器系やESTP WorkshopのCharacterizing “Adversity” of Pathology Findings in Nonclinical Toxicity Studies出版に日本毒性病理学会代表として参画。