パネルディスカッション:
進化するオープンイノベーション
~Unlock the value of Japanese Science~


協力:湘南アイパーク  後援:一般財団法人 バイオインダストリー協会

日時:

2021年9月8日(水)16:00 – 17:30

登壇企業:

オープンイノベーション(OI)を積極的に展開する企業と、ライフサイエンスエコシステム構築を目指す湘南アイパークからパネリストが登壇。

概要:

国内においても研究の効率化や外部の先端技術の活用を目的として、創薬研究にオープンイノベーション(OI)が活用されるようになって久しい。製薬企業はこぞって、ユニークな技術やシーズを持つアカデミアやバイオベンチャーとの連携を推進し、革新的な医薬品の創出を志してきた。一方、欧米は日本よりも大きく進んでいると言われており、強固な創薬エコシステムを背景に、特定の領域に特化した創薬ベンチャーが研究開発を進め、その成果を大手製薬会社が買収して世に出していくモデルが一般化している。
日本の創薬プレイヤーは、今後どのようにオープンイノベーションを展開していくべきか?今後も、日本から革新的な新薬を創出し続けるために、我々は今何に取り組めばいいのか?ライフサイエンスエコシステムの構築をミッションに掲げる湘南アイパーク。そのテナントの各業界代表者が本音をぶつけ合います。

パネリスト紹介:企業名アルファベット順

ベンチャーキャピタルから
キャタリスパシフィック マネジングパートナー 高橋 健氏
MBA。2019年6月にキャタリスパシフィックに参画。ヘルスケア領域における多数のM&AやIPOを含む資金調達の経験を有する。モルガン・スタンレー証券において12年超、投資銀行業務に従事。30件を超える大型案件に関与し、100億ドル超のクロスボーダーM&A、50億ドル超のヘルスケアM&A等において、主導的な役割を担う。

バイオベンチャーから
Chordia Therapeutics株式会社 代表取締役 三宅 洋氏
薬学博士。武田薬品工業株式会社湘南研究所において癌創薬ユニットの湘南サイトヘッド&リサーチマネージャーを務める。20年以上の創薬研究の経験を有し、6つのプログラムで臨床試験の開始に貢献。
2017年11月に共同創業者とともにChordia Therapeuticsを設立。代表取締役に就任、現在に至る。

湘南アイパークから
湘南ヘルスイノベーションパーク ジェネラルマネジャー 藤本 利夫氏
MD、MBA。京都大学 呼吸器外科およびその関連病院を経て、ドイツ ルアードランドクニック、フライブルグ大学 胸部外科 助手、米国メイヨークリニック 一般胸部外科 臨床フェロー、2005年 静岡市立病院呼吸器外科の医長として勤務。2006-2017年 日本イーライリリー株式会社にて研究開発本部長執行役員、研究開発本部担当、副社長を歴任。17年12月、武田薬品工業株式会社 湘南ヘルスイノベーションパークのジェネラルマネジャーに着任、2021年1月より同社GCA グローバルパブリックアフェアーズ ヘッドを兼務。

製薬企業から
田辺三菱製薬株式会社 執行役員 創薬本部長 林 義治氏
薬学博士。田辺三菱製薬において、糖尿病薬等の薬理研究および臨床開発に従事。創薬ユニット長、トランスレーショナルリサーチ部部長、創薬プロジェクト部部長を経て、2019年4月より現職。製薬業界活動では、本年5月まで日本製薬工業会 研究開発委員会 委員長を務める。自身の創薬経験より、各自が専門性を発揮し、互いに尊重し合うチームワークを重んじる。趣味はロードバイクでのツーリング。

創薬ソリューションプロバイダーから
Axcelead Drug Discovery Partners株式会社 代表取締役社長 池浦 義典
薬学博士。2017年7月より現職。Royal Science of Academy, Med.Chem. Comm, editorial board member
バックグラウンド:Medicinal Chemist
武田薬品工業湘南サイトヘッド, 武田薬品工業炎症疾患創薬ユニット長、マサチューセッツ工科大学ポストドクトラルフェロー, 日本製薬工業会 研究開発委員会 委員長,などを歴任