Axcelead社員インタビュー
#004

「自然はウソをつかない」語り掛ければ答えは返ってくる

山嵜 将司 統合トランスレーショナル研究 統合生物 免疫疾患領域 主席研究員

多種多様な考え方と経験を掛け合わせ創薬と向き合う

現在は、統合生物・免疫疾患領域チームのリーダーとして、チームマネージメントの他、炎症・免疫疾患に関連する受託案件において試験遂行の管理や、薬理に関するコンサルテーション、創薬機能を跨る統合型創薬支援サービスにおける薬理部門のリーダー等を担当しています。大手製薬会社からアカデミア・ベンチャーなど、様々なクライアントが持つ多種多様な考え方や文化に触れ、新たなことを学び挑戦できることに面白さを感じています。自身の経験や考えを基に提案したアイデア、ソリューション案がクライアントに受け入れられ、試験を遂行できた時、また、その試験で良い結果が得られれば、更に嬉しく、楽しいです。

誰も知らないことを明らかにしていく面白さ

大学4年生の時、希望して入った研究室の教授に言われた「自然はウソをつかない」という言葉に衝撃をうけました!それまで考えたことがなかったことでしたし、その言葉を今でも大切にしています。自然はこちらから何かを問いかけるとアクションが必ず返ってきます。期待しない返事が返ってくるときは、違う問いかけをしてしまっているか、自身が立てた仮説が間違っているかです。いつも期待した答えが返ってくるわけではありませんが、やればやるだけ答えが返ってきます。新しい答えがわかると嬉しいですし、誰も知らないことを明らかにしていく面白さがあって研究にのめり込んでいきました。これが研究の楽しさだと感じています。

続けるヒケツは環境づくりから

プライベートでは、ランニングを10年ほど続けています。当時、私の周りで走り始めた方が数人いて、みんなで大会に出よう!ということになったのがきっかけです。その頃の仲間はみんなやめてしまったのと(笑)、生活の環境が変わってしばらく一人で走っていましたが、何だか寂しくなってしまい、ネットでランニングチームを見つけました。
現在は週1回、そのランニングチームでトレーニングに励んでいます。また、チームのメンバーは幅広い年齢層で、ほぼ全員が異業種で働く方々であり、走ること以外でもいい刺激になっています。

困難だからこそクライアントと共に叶えたい夢

製薬会社で研究者として働いていて、創薬の初期段階から携わった開発化合物が上市されるという幸運に辿りつけることは極まれであると言われながらも、新薬の創出を夢見て長年取り組んできました。Axceleadでは、多くのクライアントの皆様の創薬に関われることから、そのチャンスは格段に増えると思っています。引き続き、私とクライアントの共通の夢の実現、「革新的な新薬の創出」に向けて、日々業務に邁進していきます。

山嵜 将司 統合トランスレーショナル研究 統合生物 免疫疾患領域 主席研究員

京都薬科大学大学院修士課程修了、武田薬品工業株式会社に入社し、 創薬研究本部 創薬第二研究所 創薬第七部に配属。 その後、アレルギー、呼吸器、免疫・炎症疾患の創薬研究に従事。その間、京都薬科大学にて薬学博士を取得するとともに、エール大学医学部に1年間留学。2017年にAxcelead Drug Discovery Partners株式会社へ転籍し、現在、統合トランスレーショナル研究 統合生物 免疫疾患領域にて9人のメンバーをリードしている。