【開催日時】
2026年8月25日(火) 12:00 – 12:30 (途中退場可)
【開催形式】
Zoom ウェビナー
【開催概要】
2024年9月、米国で統合失調症治療薬として承認されたCOBENFY(xanomeline/trospium chloride)は、ドパミンD2受容体を直接標的としない、数十年ぶりの新たな作用機序を持つ治療薬として注目されています。
有効成分のXanomelineは、過去の臨床試験で抗精神病作用を示す可能性が確認されたものの、末梢ムスカリン作用に伴う副作用が課題となり、臨床開発は中止に至りました。
その後、末梢移行性の低い抗コリン薬Trospiumとの併用によって副作用の軽減を図り、COBENFYとして承認されました。
この経緯は、ヒトで薬効が期待できるという知見が候補化合物の価値を裏付け、開発判断を支える重要な根拠となり得ることを示しています。
一方で中枢神経系疾患の創薬研究では、脳組織といったようなヒト生体を模倣したモデルの不足や有効性バイオマーカー不足などにより、多くの候補化合物についてヒトで有効性を確認する前にGo/Nogoを判断しなければなりません。
ヒトと動物の脳機能の違いや疾患モデルの限界などを踏まえ、非臨床データの臨床外挿性を高める評価アプローチが求められています。
本ウェビナーでは、COBENFYの開発経緯を振り返りながら、ヒト細胞モデル(オルガノイド)、EEGバイオマーカー、マイクロダイアリシス、AIを活用した高次行動解析をご紹介します。
あわせて、これらの技術が非臨床と臨床をつなぐ上でどのように活用できるかを考えます。
注意事項
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- 同業他社の方のご登録はご遠慮いただいております。
演者のご紹介

村上浩司 Translational Research Business Unit, Director
薬学博士。2003年に武田薬品工業株式会社の創薬研究所に入社し、脳梗塞、アルツハイマー病、統合失調症など、中枢神経系疾患を対象とした薬理研究に従事。2017年よりAxcelead Drug Discovery Partners株式会社に転籍し、中枢神経系疾患領域の研究グループをリードしている。研究計画の立案から、中枢神経系に特有の行動評価を含む各種薬効薬理試験まで、クライアントの創薬研究を幅広くサポートしている。
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