2026年9月28日

Translational Research Business Unitの北浦 智規が31st Annual Congress of the World Muscle Societyでポスター発表をします

2026年9月29-10月3日に広島国際会議場で開催される31st Annual Congress of the World Muscle Societyで、Translational Research Business Unitの北浦 智規がポスター発表をします。

【学会概要】
31st Annual Congress of the World Muscle Society

【ポスター発表】
日時:2026年9月30日(水) 17:15~18:15
場所: 広島国際会議場
タイトル:「Early cardiac dysfunction in mdx52/Utrn-/- mice as a severe preclinical model for Duchenne muscular dystrophy」
ポスター番号:2.72eP

【発表概要】
Duchenne型筋ジストロフィー(DMD)は、進行性の骨格筋変性に加え、心筋症や呼吸機能障害を伴う重篤な疾患です。DMD研究で広く用いられるB10-mdxマウスは、ヒトDMDと比較して病態が軽度で発症も遅いことが創薬研究上の課題となっています。Axceleadでは、ジストロフィンとユートロフィン両方を欠損させたmdx52/Utrn−/−ダブル欠損マウスを作製し、その病態を経時的に解析しました。B10-mdxマウスでは12カ月齢前後で心拡張能が低下するのに対し、mdx52/Utrn−/−マウスでは9週齢時点ですでに複数の心拡張機能指標の悪化が認められました。また、グリップテスト、トレッドミル、ロタロッドで筋機能の低下を認めました。これらの結果から、本モデルはDMD患者でみられる心機能障害および筋機能障害を早期から捉え、治療薬の有効性を評価する有用な非臨床モデルとして期待されます。

【Axcelead のソリューション】
Axceleadでは、臨床外挿性の高い疾患モデルと多面的な評価技術を組み合わせた非臨床評価プラットフォームを提供しています。DMD研究では、一般的なB10-mdxモデルに加え、早期から重篤な病態を示すmdx52/Utrn-/-マウスを活用し、ヒトDMDの病態をより反映した薬効評価を実施しています。特に、心エコーを用いた収縮機能および拡張機能の評価により、DMDにおける心病態を詳細に捉えることが可能です。さらに、骨格筋機能評価、血液バイオマーカー解析および病理組織評価を組み合わせることで、疾患全体の病態や薬剤作用を包括的に評価できます。これらの評価系を通じて、Axceleadは非臨床から臨床へのトランスレーションの向上を支援します。

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