2026年3月9日

Pharmacology Business Unitの日高研究員が第99回日本薬理学会年会にてポスター発表をします

2026年3月16-18日に東北大学で開催される 第99回年会日本薬理学会で、Pharmacology Business Unit 日高研究員がポスター発表をします。本学会への参加を予定されている方は、是非発表をご覧ください。

【学会概要】
第99回年会日本薬理学会

【ポスター発表】
日時:2026年3月18日(水)13:00-14:00
場所: 東北大学川内キャンパス
タイトル:「げっ歯類を用いたGLP-1関連ペプチドの悪心・嘔吐リスク評価系の構築」
ポスター番号:C000229

【発表概要】
GLP-1関連製剤は高い抗肥満効果を示す一方で、悪心・嘔吐を誘発することが報告されています。非臨床試験における悪心・嘔吐の評価には一般にイヌやサルなどの大動物が用いられるため、スクリーニング段階での評価は困難です。これは、げっ歯類が嘔吐を呈さないことに起因しており、創薬研究上の課題となっています。
私たちはこの課題の解決に向けて、悪心・嘔吐の代替指標となる生理応答(唾液中アミラーゼ活性、唾液量、味覚嫌悪条件付け(CTA)、パイカ行動)を用いたげっ歯類評価系の構築に取り組んできました。本研究では、これらの試験系を用いてGLP-1関連製剤による応答を評価し、各試験の感受性を比較しました。
その結果、パイカ行動の評価では有意な変化が認められなかった一方で、唾液中アミラーゼ活性およびCTA試験において有意な応答が認められ、さらに唾液量の低下も確認されました。口渇は悪心の随伴症状として知られていることから、唾液量低下もGLP-1関連製剤による悪心誘導性の指標となる可能性が示唆されました。
本研究の成果が、今後の肥満研究および創薬研究の発展に貢献することを期待しています。

【Axcelead DDPのソリューション】
Axceleadは、悪心・嘔吐の副作用リスク評価に対応する多様な評価系を備えています。また、肥満症領域において豊富な動物モデル評価経験と測定基盤により、包括的な評価が可能です。
肥満症の評価・特性解析でお困りの際は、ぜひご相談ください。

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