2026年10月27日

Translational Research Business Unitディレクターの仁尾 泰徳が ObesityWeek 2026でポスター発表します

2026年11月14-17日にワシントンDCで開催されるObesityWeek 2026で、Translational Research Business Unit ディレクターの仁尾 泰徳がポスター発表をします。

【学会概要】
ObesityWeek 2026

【ポスター発表】
日時:2026年11月14日(土)  7:30 PM – 8:30 PM
場所: Gaylord National Resort & Convention Center, in Washington, DC, U.S.A.
タイトル:「Central GLP1R–Mediated Salivary Responses as a Translational Surrogate Marker of GLP1RA–Induced Nausea」
Section: Gut Peptides, Appetite Signaling & Novel Therapeutics

【発表概要】
GLP-1受容体作動薬では副作用として悪心や嘔吐などの消化器症状が高頻度に認められることが報告されている。げっ歯類は嘔吐反射を欠くため、これまでは味覚嫌悪試験(CTA試験)やカオリン摂取試験(Kaolin intake test)などの嫌悪学習や摂取行動に基づく間接的な評価が実施されてきたが、ヒトへの外挿には課題がある。本発表では嫌悪学習や行動変化に依存しない生理学的評価として、ラットを用いた唾液分泌・唾液アミラーゼ活性評価系を確立したこと、CTA, Kaolin intake testとの比較・差別化点を報告する。 臨床ではGLP-1受容体作動薬Semaglutideによる唾液分泌の低下が報告されており、Semaglutideをラットに投与すると、同様に唾液量の顕著な減少および唾液アミラーゼ活性の上昇が認められた。脳内では嘔吐関連神経回路の一部である最後野の活性化が認められた。これらの変化はGLP-1受容体アンタゴニストの脳室内投与により抑制された。以上の結果より、げっ歯類における唾液パラメータ測定は、GLP-1受容体作動薬による悪心リスクを評価するトランスレーショナルな指標となる可能性が示唆された。

【Axcelead のソリューション】
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