2025年10月23~25日の3日間、鳥取県米子市で開催される第59回日本実験動物技術者協会総会で、Pharmacology BUの草野研究員が口頭発表をします。本学会への参加を予定されている方は、是非発表をご覧ください。
【学会概要】
第59回日本実験動物技術者協会総会
【口頭発表】
日時:2025年10月25日(土)13:40~15:10
場所: 米子コンベンションセンター BIGSHIP
タイトル:「99万人の願いを胸に ~がん研究者としての想い~」
Presentation number:シンポジウム3
【発表概要】
がんは依然としてアンメットメディカルニーズの高い疾患であり、治療法や新薬の開発に向けた研究が日々進められています。
その中で動物実験はがん創薬研究において欠かせない役割を果たしており、私たち実験動物技術者の技術の向上や新規薬効試験系の構築は、患者さんの希望に繋がる重要な使命です。それらを達成した先には沢山の患者さんの快方と笑顔が待っており、私自身、多くの方々の期待を背負っていること常に心に留めながら、研究に取り組んでいます。
本シンポジウムでは、 Axceleadおけるがんの創薬研究の取り組みを概説するとともに、実験動物技術者として、研究者としての想いを共有し、私たちの努力が少しでも患者さんの希望に繋がることを願って発表します。
【Axcelead DDPのソリューション】
Axceleadでは、低分子医薬に加え、抗体医薬、核酸医薬、RNA構造標的、標的タンパク質分解など、幅広いモダリティーに対応したin vitro/in vivo評価系を整備しています。特に、ヒト新鮮がん組織を用いたin vitro評価系、同所性移植モデルの作製や薬効評価、ヒトと同じ評価システムであるX線CT装置等を用いたin vivoイメージングシステムなど、ヒトへの外挿性が高い試験系の構築に注力しています。
創薬に関する課題やご興味のある評価系がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

草野 かおり Pharmacology Business Unit
理化学研究所、キリンホールディングス株式会社、日本チャールスリバー株式会社など複数の施設において主にマウス、ラットの実験動物を用いた研究、試験に従事。2018年にAxcelead Drug Discovery Partners株式会社に入社し、がん領域を中心に薬理試験を担当。実験動物一級技術者、実験動物技術指導員。
