2025年10月17日

DMPK BU浅野研究員が日本薬物動態学会第40回年会で空間トランスクリプトミクスについて招待講演を行います

2025年10月20~23日の3日間、京都府で開催される日本薬物動態学会第40回年会で、DMPK BU浅野研究員がシンポジウムで空間トランスクリプトミクスについて招待講演を行います。本学会への参加を予定されている方は、是非発表をご覧ください。

【学会概要】
日本薬物動態学会第40回年会

【口頭発表】
日時:2025年10月22日(水)8:30~11:00
場所: 京都市勧業館 「みやこめっせ」
シンポジウム7「分野横断的な薬物動態学の基礎講座」
タイトル:「From basics to breakthroughs: a comprehensive guide to spatial transcriptomics and its data journey」
Presentation number:SY7-3

【発表概要】
空間トランスクリプトミクスは、近年急速に発展している次世代オミクス技術の一つです。従来のトランスクリプトミクスが細胞や組織全体の平均的な遺伝子発現を捉えるのに対し、本技術は組織切片上でRNA発現を空間座標とともに可視化することで、細胞集団の空間的な不均一性や周囲微小環境との相互作用を明らかにします。これにより、疾患メカニズムの理解や創薬における新規ターゲット・バイオマーカー探索への応用が期待されています。
本講演では、空間トランスクリプトミクスの技術概要と主要な解析アプローチを紹介し、得られる知見を最大化するための課題や留意点、さらに応用事例を交えて解説します。

【Axcelead DDPのソリューション】
Axceleadでは、病理専門家による切片作成やデータ取得・解析の受託にとどまらず、研究全体を一貫してサポートしています。これまでに蓄積してきた豊富な経験と実績を活かし、試験デザインや研究立案の段階から包括的な提案を行うことが可能です。

【関連サービス】
空間的トランスクリプトミクス

浅野 真也 DMPK Business Unit
修士(農学)。東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程卒業後、ベンチャー企業を経て、2017年にAxcelead Drug Discovery Partners 株式会社に入社。バイオインフォマティクスを担当。

 

Go to Top