微量検体を活用し、創薬研究初期から肝・腎障害を評価

わずか20 μLの微量検体を最大活用!

  • Axceleadは、創薬研究の初期段階から肝・腎障害を検討するために、これまで100 μL以上の検体量が必要であった血液生化学検査を改善しました。すなわち小動物の健康状態に影響が無い採血(頻回を含む)で得られる程度の微量血液で臓器障害マーカーを評価できるように、微量検体の肝・腎障害マーカー測定系を構築しました。
  • 肝臓・腎臓は薬物の主要な代謝臓器であり、薬物による肝・腎障害の見極めは非常に重要です。開発初期段階から手持ちの血漿・血清を有効活用し、肝・腎障害の懸念を払拭しませんか?
  • わずか20 μLで肝障害マーカー(AST, ALT, GLDH)1)または腎障害マーカー(Cre, UN)2)の評価が可能です(肝・腎障害マーカー両方で40 μL)。
  • 別途、25 μLで臨床検体あるいは非臨床検体(サル、イヌ、ブタ、ラット、マウス)のサイトカインなど最大100項目の評価が可能です。
  • P1・P2レベルの検体に対応できます。
  • 限られた検体量の中で、お客様の課題解決に必要な測定項目をご提案します。

1) AST: Aspartate aminotransferase, ALT: Alanine aminotransferase, GLDH: Glutamate dehydrogenase
2) Cre: Creatinine, UN: Urea nitrogen.

創薬初期から肝障害を見極めることが重要です

  • 臨床試験の中止や上市薬が市場から撤退する理由の多くは、薬物性肝障害(DILI)であり、全体の30%を占めます。また、近年開発が進む核酸医薬品には、肝臓や腎臓など特定の臓器に集積しやすい特徴があるため、それら臓器障害の有無を早期に見極めることは非常に重要です。
  • DILIを見極めるために、肝障害バイオマーカーである肝逸脱酵素の血中AST・ALTが広く利用されていますが、AST・ALTは骨格筋にも多く発現していることが知られています。採血時の保定操作で骨格筋からAST・ALTが逸脱し、一見すると肝障害があるように見誤る可能性があります。Axceleadは、骨格筋の影響を受けない肝障害バイオマーカーとしてGLDHを採用し、AST・ALT・GLDHを測定する事で肝障害を的確にとらえます(第44-46回日本毒性学会にて、ラット、イヌ、サルにおける肝逸脱酵素(ALT, AST, GLDH)の臓器・組織分布及びその種間比較として発表)。
    カニクイザルにおける肝逸脱酵素(ALT, AST, GLDH)の臓器・組織分布

 

 

お客様の課題解決に必要なサポートのご提案

  • マルチプレックスアッセイは微量検体から沢山の情報を得る事ができ、多様なキットが販売されていますが、どれを選んだら良いかお悩みではないですか?
  • GLP/Non-GLP毒性試験を長年担当してきた経験豊富な研究者が、お客様の課題解決に最適なキット・評価項目をご提案いたします。例えば、急性炎症の評価に用いられる急性相反応タンパクは、ヒトではCRPが用いられますが、げっ歯類ではCRPに比べSAA(Serum Amyloid A)の方が炎症に対して鋭敏に反応するため、げっ歯類の急性炎症の評価にはSAAをお勧めしています。このような種差の他、検体採取の条件などもご提案いたします。
  • ICH3)-Q2分析法などガイドラインを準拠したバリデーションの実施も可能です。

3) ICH: International Council for Harmonisation of Technical …

2025-04-09T17:12:08+09:002022/07/27|

代表取締役社長 池浦のインタビュー記事がAnswers Newsに掲載されました。
『重要性増す「エクスターナル・リサーチ」…ニッポンの創薬研究はどこへ向かうのか―Axcelead DDP・池浦社長に聞く』

創薬研究の課題と各社の対応は。その中でAxceleadは創薬エコシステムのハブとしてどのような役割を果たしていくのか。記者との一問一答が掲載されています。是非ご一読ください。

記事のリンク先はこちら
https://answers.ten-navi.com/pharmanews/23034/

2024-04-18T19:18:06+09:002022/04/18|

代表取締役社長 池浦のインタビュー記事が、日刊薬業に掲載されました。
『創薬の課題解決へ中堅連携、十数社が参加 Axcelead主催で意見交換会、コンソーシアムも視野に』

製薬各社が抱える創薬研究の課題。その課題解決を支援するためにAxceleadが果たす役割は。
池浦は日刊薬業の記者に何を語ったのか?是非ご一読ください。

(2022年4月4日)

記事全文を読む

日刊薬業 2022年4月4掲載[許諾番号20220404_01]
株式会社じほうが記事利用を許諾しています。

2024-04-18T19:18:07+09:002022/04/04|

代表取締役社長 池浦のインタビュー記事が、日刊薬業に掲載されました。
『低分子の早期研究、国内企業で外注進む 費用・速さに利点、HTS全面委託も』

低分子創薬の現状と課題とは。その中でAxceleadはどのようにビジネス展開していくのか。
池浦は日刊薬業の記者に何を語ったのか?是非ご一読ください。

(2022年2月8日)

記事全文を読む

日刊薬業 2022年2月8日掲載[許諾番号20220208_01]
株式会社じほうが記事利用を許諾しています。

2024-04-18T19:18:08+09:002022/02/08|

心エコーによる心機能・心形態評価

心エコーのエキスパートが豊富な経験と確かな技術を
駆使して非臨床から臨床への橋渡しをします!

心エコーは心機能(収縮能 / 拡張能)や心形態(内径、壁厚)を経時的、非侵襲的に評価することが可能な装置で臨床の現場で汎用されています。一方で、撮像には高い技術が必要であり、複数の評価項目を総合的に判断するには深い知識と経験が必須です。Axcelead では、経験豊富な研究者が心エコー評価を行い、化合物の毒性・薬効の非臨床から臨床への橋渡しを行います。


心エコーを用いた心機能測定を
お考えならば Axcelead へご相談下さい!

2025-04-09T17:05:37+09:002021/07/28|

心循環系に対する毒性・薬効のMOA解析

心循環系に対する毒性・薬効の MOA 解析により
毒性回避戦略の立案や薬剤に付加価値を追加します!

心循環系への毒性作用は突然死や心血管イベント発症増加リスクを招くことから、非臨床における薬剤開発の中止要因となってきました。一方で、化合物の循環系に対する想定外の薬効は薬剤の付加価値となる可能性があります。 Axcelead では、循環に関連する心臓、血管、腎臓、中枢系に対する様々な評価系で評価を行い、薬理学的あるいは分子生物学的アプローチを駆使して毒性や薬効の MOA 探索を行います。

包括的に評価→作用臓器・組織の特定

 

On-target/Off-target作用の判別

  • ターゲット分子の遺伝子改変マウス・ラット / ターゲット分子ウイルスベクター処置マウスを作製・解析
  • ターゲット分子に選択的な阻害薬や活性化薬の利用
  • In vitro でのターゲット分子阻害 / 活性化作用を示す濃度と薬物動態からの推測

 

Off-targetのターゲット分子同定

  • 薬理的アプローチ:細胞系で変化するシグナルや蛋白を探索、既存の受容体拮抗薬等の利用、血中ホルモンや神経伝達物質の
    測定 , etc.
  • 標的分子探索によるアプローチ:トランスクリプトーム解析(フィンガープリンティング)、プロテオーム解析 , etc.

お客様のプロジェクトに沿って最適な解析アプローチを提案します

2025-04-09T17:03:31+09:002021/07/28|

心不全治療薬の創薬

低分子化合物、再生医療製品、核酸医薬品等の
様々なモダリティの心不全治療薬の創出をトータルにサポート!

根治には未だ心臓移植しかない心不全の治療薬には、様々なモダリティのアプローチが考えられます。 Axcelead では、豊富な病態モデルを用いた薬効薬理評価試験に加えて、免疫抑制大動物心不全モデルを用いた細胞治療薬の評価、核酸医薬品の PK/PD 解析等モダリティに合わせた評価系を駆使して、お客様の創薬をサポートします。


Step 1. ターゲット同定 / 検証(KO/Tg マウス等)

  • 患者サンプルや疾患モデルサンプルを用いた網羅的遺伝子発現解析により、ターゲット候補を同定します
  • ターゲット候補の市販化合物 / 抗体等を用いて、病態モデル動物での薬効を検証します
  • ターゲット候補分子の心臓特異的欠損(KO)マウスを作製して心肥大や心不全を誘導し、改善 / 増悪効果を検証します

Step 2. ハイスループットスクリーニング

  • 業界最大級・高品質な化合物ライブラリーと種々のハイスループットスクリーニング技術を駆使し、広範なターゲットに対し高品質なヒット化合物を提供します
    HTS(High-Throughput Screening)

Step 3. 細胞アッセイ

  • ヒト iPS 由来心筋細胞を用いた心肥大評価等の各種アッセイにより in vivo 評価に進める化合物候補を選定します

Step 4. 病態モデルでの評価

● 各種心不全モデルを保有しており、お客様のニーズに合わせて最適な病態モデル・評価系をご提案します
● 核酸医薬品含む化合物の PK/PD 試験を実施し、病態モデルで精査する化合物の選択も承ります
● 免疫抑制大動物心不全モデルを用いた細胞治療薬等の再生医療製品の評価も承ります

2025-04-09T17:01:33+09:002021/06/28|

開発薬物動態

IND に向けた準備から申請、LCM まで
薬物動態全般をトータルサポートいたします

日米欧3極で統一されつつあるガイドラインの制定や実験手技の標準化、ヒト由来サンプルの安定的供給など、非臨床薬物動態試験のメニュー決定やデータ採取は高いハードルではない時代になりました。しかしながら、効率的な試験の実施や結果の解釈、試験結果から導かれる次への展開などの開発戦略は企業ノウハウに大きく依存します。

Axceleadは製薬企業やベンチャー、アカデミア、新たに医薬品開発へ参入されるお客様それぞれの戦略や目的に合わせた最適なソリューションをご提供します。あらゆる薬効領域においてのべ100品目以上のIND、20品目以上のNDA/BLA申請の経験を持つ非臨床薬物動態研究者が試験の立案・実施から結果の解釈、開発戦略をご提案します。また、試験単位、プロジェクト単位、さらには包括的なコンサルティングもお受けします。

1.お客様のプロジェクトを前進させる3つのソリューション
2.開発動態研究者のサブスクリプションサービス
3.サポート事例

お客様のプロジェクトを前進させる
3つのソリューション

開発動態研究者の
サブスクリプションサービス

IND、NDA/BLAの経験をもつ開発動態研究者が皆様のプロジェクトに参加し、創薬研究を加速化します!

  • 開発ステージおよび橋渡し研究のプロジェクトメンバーとしてご活用ください。
  • IND申請のための試験についてもご提案させていただきます。
  • Axcelead研究者がハブとして働くことで、Axceleadの他部門も含めてお客様の創薬をサポートいたします。
2025-04-09T18:42:11+09:002021/06/15|

再生医療製品の研究サポート

Axcelead では、創薬研究で培った技術やノウハウを活かし、
再生医療研究をサポートするサービスメニューもございます。

Axcelead では、ヒト細胞由来再生医療等製品の研究開発において、最初に重要なステップとなる分化 / 未分化細胞の評価や、分化促進因子の探索をサポートします。更には、動物実験に病理組織学的解析等の様々な解析も組み合わせて、目的細胞の有効性・安全性の評価を行い、臨床を見据えたデータ解析までお手伝いします。

Step1 細胞の品質評価

分化・誘導

Axcelead の解析技術を用いた細胞評価を通して、分化誘導条件や分化促進因子等の探索を行います。
また、大規模化合物ライブラリーを用いて、分化効率を改善する化合物の探索も可能です。

 

— Axceleadのサービス —

分化した目的細胞を用いたIn vivo試験へ

Step2 In vivo試験

臨床外挿性の高い動物を用いて、ヒトiPS 細胞から分化・誘導した移植細胞等の長期有効性試験*を実施し、臨床試験でヒトに移植する細胞数や有効性を予測します。
*:これら試験は、AAALAC承認施設で実施しています。

2025-04-09T16:29:03+09:002021/03/10|

化合物管理(Compound Management)

化合物管理は、お客様の化合物ライブラリをお預かりするサービスです。お客様の化合物を適切な環境で保存し、必要なときに迅速かつ確実に提供いたします。

溶液化合物自動倉庫 384tube strage system(TSUBAKIMOTO CHAIN)
溶液化合物自動倉庫
384tube strage system(TSUBAKIMOTO CHAIN)
粉末化合物自動倉庫 Powder compounds strage system (TSUBAKIMOTO CHAIN)
粉末化合物自動倉庫
Powder compounds strage system (TSUBAKIMOTO CHAIN)
フルオートメーション超微量非接触分注システム A-pod, Echo555(Agilent Technologies, LABCYTE)
フルオートメーション超微量非接触分注システム
A-pod, Echo555(Agilent Technologies, LABCYTE)
point1確かな実績 point2最先端のインフラ point3費用軽減

化合物をお預けいただくことで、HTS(ハイスループットスクリーニング

2025-04-09T17:56:17+09:002021/03/10|

ハイスループットスクリーニング(HighThroughputScreening:HTS)

  • 豊富な経験と確かな技術でアッセイ系構築からヒット化合物探索までを丁寧にサポート
  • 700以上、ヒット率90%以上を誇るスクリーニング実績
  • 多様なターゲットクラスに対するハイスループットスクリーニング
  • 高品質かつ多様な構造を持つ150万以上の業界最大級化合物ライブラリー
  • バーチャルスクリーニングを活用した効率的なヒット探索
  • ヒット化合物のフォローアップまでワンストップでサポート

ハイスループットスクリーニング(HTS)は、
化合物ライブラリーから創薬の出発点となる
ヒット化合物を同定するプロセスです。

  1. 高ヒット率を誇るHTS
  2. 大規模化合物ライブラリー
  3. おすすめソリューション【New】
  4. 関連サービス

お客様のヒット化合物探索をサポートいたします!

  • 豊富な経験と確かな技術でアッセイ系構築からヒット化合物探索までを丁寧にサポート
  • 700以上、ヒット率90%以上を誇るスクリーニング実績
  • 多様なターゲットクラスに対するハイスループットスクリーニング
  • 高品質かつ多様な構造を持つ150万以上の業界最大級化合物ライブラリー
  • バーチャルスクリーニングを活用した効率的なヒット探索
  • ヒット化合物のフォローアップまでワンストップでサポート
2025-04-12T15:45:53+09:002021/03/10|

開発化合物の安全性を見極めてIND申請までのプロセスを効率化するAxceleadのIntegratedサービス

~開発候補化合物の選択とIND用試験の成功確率向上のため、
プロジェクトでこのような問題を抱えていませんか?~

プロジェクトで抱える諸問題

Axceleadにお任せいただくことで、
化学、薬物動態、安全性の3部門が密に連携し、
これらの問題を解決します。

■ ワンストップだから迅速に開発早期の安全性評価サービスをご提供できます。
■ 安全性評価に必要な数百グラムのGLP 試験用APIを効率的に合成および粉砕いたします。
■ 更に、将来を見据えてGLP原薬製造につなげる化合物合成法も同時にご提案いたします。

開発早期の安全性評価に柔軟に対応

懸濁液調製技術:

少量(数グラム)未粉砕品の化合物においてもWet ball millingを用いた高濃度懸濁液調製法で安全性評価

経口吸収性改善:

毒性試験に使用可能な媒体の提案、ナノ化製剤の作製など、経口吸収性の改善策をご提案

ワンストップだから提供できる迅速な安全性試験:

化合物合成と安全性評価をすり合わせて試験計画するため大幅な時間短縮が可能

タイムリーかつ効率的なバルク生成

コスト削減とスピードアップ:

最適量の安全性評価用バルクを調製
TK/MTD試験用化合物の提供とスケールアップ合成法を同時に検討

豊富な経験に基づくトラブルシューティング:

安全性評価用化合物合成時にバルクスケールの製造法を開発
重要中間体、主要夾雑物、異性体を提供可能

API品質保証:

残留溶媒、残留金属、夾雑物最大量のクライテリア設定および達成
結晶多形を早期に検討し安定晶の粉砕品を初期毒性試験から提供可能

また、ワンストップだから、
複数の会社・施設に試験を委託することによる
人的コスト・タイムロスを削減できます。

2025-04-09T18:43:54+09:002021/03/09|

免疫抑制ブタを用いた薬効薬理試験

免疫抑制ブタを用いた薬効薬理試験ができます!

再生医療分野において、臨床外挿性の高い免疫抑制ブタを用いた薬効薬理試験が可能となりました。
お客様の臨床試験での成功確率向上に貢献いたします。


再生医療研究の分野では、ヒト細胞でつくられた再生臓器をヒトへ移植する前に、臨床と同じ手法での介入が可能な大型動物による有効性・安全性の検証が望まれています。一方、ヒトと大きさが近いブタにヒト細胞由来の再生臓器を移植した場合、異種移植によって生じる免疫応答の問題があり、本免疫不全ブタモデル開発以前は、ヒト細胞由来再生医療等製品のブタでの安全性・有効性の検証は困難と考えられていました。
Axcelead は、外科手術及び免疫抑制剤の薬物動態測定を基本とし、免疫抑制を個体毎のテーラーメードでコントロールした臨床外挿性が高い免疫抑制ブタを作製し、臨床試験の成功率を高めるようサポートをいたします。

免疫抑制ブタモデルの作製

  • 外科的手術(胸腺及び脾臓摘出)および 免疫抑制剤の投与により免疫抑制状態にします。免疫抑制剤の投与用量は、ブタ末梢血単核球細胞を用いたin vitro 試験を基に設定し、投与後に目標血中濃度に達していることを確認します。
  • 本モデルを用いて、異種移植やヒト細胞由来再生医療等製品の評価が可能となります。
  • 病理評価による細胞生着、特異的な細胞マーカーを使用した細胞分化の程度を評価することができます。
免疫抑制ブタのイメージ

病態モデルの作製例

◆ 免疫抑制心不全ブタモデル:

  • 上記の免疫抑制ブタの左冠状動脈を結紮して、心不全を惹起するモデルを作製します。
  • 3D エコーによる心機能評価ならびに細胞移植による有効性評価が実施可能です。

◆ 免疫抑制1型糖尿病ブタモデル:

  • 上記の免疫抑ブタにストレプトゾトシンを処置し、1 型糖尿病モデルを作製します。
  • 静脈内糖負荷試験などの評価ならびに細胞移植による有効性評価が実施可能です。

その他病態モデルの作製についてもご相談ください。

【実施例】免疫抑制心不全ブタモデルを用いた細胞移植試験

■ 免疫抑制ブタモデルの作製に関連する論文が「Nature research protocol Exchange」に公開されました
Axcelead の牧研究員、井垣研究員が共同執筆しています。
“Surgically produced, controllable immunocompromised pigs”
(Nature Research Protocol Exchange掲載情報)
Eiji Kobayashi et al., Posted …

2024-04-18T19:19:11+09:002021/03/08|

シングル核遺伝子発現解析

凍結組織から1細胞レベルの
遺伝子発現解析ができる時代に

シングル核遺伝子発現解析(シングル核解析)は、1細胞から網羅的に遺伝子発現解析を行う手法であり、シングルセル遺伝子発現解析(シングルセル解析)では評価できなかった組織が対応可能な最先端の研究手法です。凍結組織を用いるシングル核解析により、従来のシングルセル解析でアプローチが困難であった疾患の病態機構解明が可能になります。Axcelead ではシングルセル解析に加えて、新たに難易度の高い脳組織の核取得技術を確立しました。さらに経験豊富なバイオインフォマティシャンが解析結果の考察までサポートすることで、遺伝子発現解析を基に新規創薬標的探索やバイオマーカー探索などの創薬研究を加速させます。


シングルセル解析では評価できなかった組織も対応可能に

【細胞集団の遺伝子発現解析】 組織や培養細胞の集団全体における 平均の発現量しか解析できないため、 細胞一つ一つの違いを評価する ことは不可能だった。 新鮮組織 凍結組織 NEW 【シングルセル解析】 1細胞レベルで遺伝子発現解析を 行う技術であり、新鮮組織から 細胞を取得して解析を実施。 これまでは検出が難しかった 僅かな細胞集団も同定可能。 シングル核解析はシングル 【シングル核解析】 セル解析と類似した遺伝子 凍結組織から核を取得して解析を 発現データが得られる。 実施。従来のシングルセル解析では 評価できなかった組織にも対応可能 になり、扱えるサンプルの幅が 大きく広がった。

シングル核解析が可能にすること

1.病態機構解明への新たなアプローチ

2025-04-09T16:42:57+09:002021/03/08|

MASH(NASH)治療薬の創薬 / 病態研究

ターゲット検証から病態モデル動物での評価まで
MASH治療薬の創出をトータルにサポート!

有効な治療法が確立していないMASHの創薬/ 病態研究においては、病態の発症や進行に対するより深い理解や有望な候補化合物の選定、有用なバイオマーカーの確立など、各課題に対し多角的なアプローチが必要となります。Axceleadでは、豊富な病態モデルを用いた薬効薬理評価を中心に、豊富なアッセイ系や解析技術を組み合わせ、最適なソリューションをご提供します。

ターゲット同定/検証(KO/Tgマウス等) スクリーニング 細胞アッセイ 病態モデルでの評価(PK/PDアッセイ、薬効評価等)

Step 1. ターゲット同定 / 検証(KO/Tg マウス等)

  • 患者サンプルや病態モデルサンプルを用いた網羅的遺伝子発現解析により、ターゲット候補を同定します
2025-04-09T16:53:08+09:002021/03/08|

シングルセル遺伝子発現解析

1細胞レベルでの網羅的な遺伝子発現情報を
よりスピーディーに高精度で解析できます!

次世代シーケンサーを用いたシングルセル解析では、iPS細胞の分化・未分化をより正確に評価することが可能になりました。更に、大量の遺伝子発現データをバイオインフォマティクス解析し、目的/非目的細胞のマーカーや、最適な分化誘導条件を導き出します。目的細胞を効率的に獲得し、お客様の再生医療研究を加速させます!

シングルセル解析で、より正確に評価

従来の遺伝子発現解析法(PCR法等) シングルセル解析

次世代シーケンサーで、よりスピーディーに解析

従来のシングルセル解析(FACSや免疫染色等) 次世代シーケンサー

再生医療分野へのシングルセル解析の活用

1細胞レベルでの特性解析:

1細胞ごとの大規模な遺伝子発現データから、サンプル内の亜集団(サブポピュレーション)を検出し、サブポピュレーションごとに細胞種を推定します。これにより、目的細胞への分化の成否を正確に評価することが可能となります。
更に、見つかった目的/非目的細胞集団を判別できるバイオマーカーを探索し、効率的な細胞品質の評価をサポートします。

細胞ごとの発現プロファイルの可視化・分類

分化誘導の最適化

シングルセル解析で取得した細胞の擬似時間軸における発現変動を調べることで、細胞の分化経路や時系列における発現変動様式をとらえる事ができます。これらのデータから、細胞系譜の分岐に関わる遺伝子や、時系列に変動している転写因子を同定し、目的の細胞へ分化させるための最適な詳細条件をご提案いたします。

2025-04-12T14:14:55+09:002021/03/08|

きれいな染色像では終わらない。
画像解析による定量データで薬効評価をサポート 

1. Original2. MarkupBrown: MPO signalMeasure immunoreactive cells (3+=Red, 2+=Orange, 1+=Yellow, 0=Blue)

1. Original 投薬終了後のマウス腸管組織 サンプルに対して抗MPO抗体*を用いた免疫組織化学を実施。 * : 好中球のマーカー
2. Markup 免疫陽性反応(茶色)の染色強度を画像解析ソフトで数値化。

生体内の反応を最大限に評価する
AxceleadのIntegratedサービス

バイオロジーと安全性、一つ屋根の下にいる2つの部門が協力して、
無駄のない薬効評価試験デザインを提案します。

ワンストップで評価することで
スピーディで確かな考察を提供いたします。


【実施例】
大腸炎モデルマウスを用いた
薬理評価と炎症系細胞の画像解析

画像解析:

1. Original2. MarkupBrown: MPO signalMeasure immunoreactive cells (3+=Red, 2+=Orange, 1+=Yellow, 0=Blue)

1. Original 投薬終了後のマウス腸管組織 サンプルに対して抗MPO抗体*を用いた免疫組織化学を実施。 * : 好中球のマーカー
2. Markup 免疫陽性反応(茶色)の染色強度を画像解析ソフトで数値化。

2025-04-09T17:02:07+09:002021/03/08|

In vivo薬物動態試験(非経口投与)

薬物動態試験の結果だけでなく、薬効や安全性とのバランスも加味した検討が必要となりますが、Axceleadは、創薬研究に必要な全ての機能を有しているため、これら多角的な評価・解析をワンストップでスピーディーにサポートします。
一部の投与経路では、化合物の適否判断からヒト予測までご対応可能です。

非経口製剤の創薬は、Axceleadにお任せください!


特長1 幅広い試験への対応力と知見を活かしたご提案

最適な投与設計には、様々な経路での比較や、適切な試験動物種の選択が重要となります。
Axceleadでは、これまで培ってきた豊富な経験と技術力を活かし、お客様のニーズやご希望のモダリティに合った最適な投与経路をご提案します。

投与経路の詳細はこちら

特長2 薬物動態・薬効・安全性の観点から多角的に評価

薬物動態試験の結果だけでなく、薬効や安全性とのバランスも加味した検討が必要となりますが、Axceleadは、創薬研究に必要な全ての機能を有しているため、これら多角的な評価・解析をワンストップでスピーディーにサポートします。
一部の投与経路では、化合物の適否判断からヒト予測までご対応可能です。

2025-04-09T18:40:27+09:002021/03/07|

非臨床安全性評価パッケージサービス

IND申請や導出など、
お客様のGoalに合わせた
最適なパッケージサービスをご提供

GLP試験の項目はICHのガイドラインにより定められていますが、非臨床開発全体のプランニングや予備試験の進め方には様々な方法があり、試験の組み方次第で、全体のスピードやコストに大きな差が出ます。

Axceleadでは、豊富な創薬経験と確かな技術を併せ持つ安全性評価研究者が、最も効率的な非臨床開発戦略をご提案するとともに、試験の立案・実施から結果の解釈まで試験全体をマネジメントします。更に、毒性課題が発生した際のコンサルティングやPMDA・FDAなど当局への対応もお任せください。

非臨床開発戦略立案 試験計画立案・マネジメント 毒性課題への対応申請・導出サポート 最短・最速でGoal達成へ

お客様のGoal達成へ向けて、
非臨床開発をトータルサポート

  • 化合物の薬理・物性・薬物動態・安全性に関する既存データをもとに書面評価を実施し、お客様のGoal(IND申請、導出)に向けて、必要な安全性試験・サービスをパッケージ化し、ご提案します。
  • 試験全体のマネジメントに加え、安全域の解釈や毒性課題の解決まで全面的にサポートします。
  • Axceleadの薬理、合成、薬物動態の各部門や提携CROと連携し、薬理試験に毒性評価を組み込んだ早期毒性スクリーニングなど、お客様に最適なソリューションをリーズナブルな価格でご提供します。
書面評価・プラニング 予備試験(非GLP) GLP試験 臨床
必要なデータセットを揃えてすぐに導出したい GLP試験までのデータセットを全て揃えて導出したい 臨床試験開始に向けてスムーズにIND申請を進めたい
2024-04-18T19:19:13+09:002021/03/06|

Axcelead社と協和キリンが革新的な低分子医薬品創出に関する協業を開始

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead」)と協和キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮本昌志、以下「協和キリン」)は、新規創薬技術基盤を用いた革新的低分子医薬品創出に関する協業を開始しましたのでお知らせいたします。

現在、創薬研究の領域においてはバイオテクノロジーの発展により、低分子医薬品ではアプローチが難しかった創薬標的に作用する生物学的製剤や核酸医薬などの多彩なモダリティによる医薬品創出に、多くの企業が力を入れています。一方で低分子医薬品は服薬面で患者さんへの負荷が少なく、また、生物学的製剤などと比較して製造コストの抑制によって低薬価を実現できる可能性があり、医療財政面での優位性も期待できることから、今後も社会的ニーズは高く、新たな技術革新が望まれています。これらの観点から、低分子医薬品における創薬標的を拡大し得る革新的な基盤技術の開発は、低分子創薬研究のパラダイムシフトを促し、低分子医薬品の新たな時代を切り拓くものとなります。

Axceleadは武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業をスピンアウトして設立された国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬ターゲットの探索から特に得意とする低・中分子医薬品候補化合物の最適化、臨床開発への橋渡しプロセスまで、個々のニーズにあったサービスを提供しています。

今回の協業により、Axceleadが長年培ってきた低分子創薬の幅広い技術・経験と協和キリンの持つ革新的な創薬技術を融合させることで、新たな低分子創薬技術基盤の構築が可能となり、その技術を活用して従来アクセスできなかった多様な創薬標的に対する複数の画期的な医薬品候補を創出し、協和キリンの研究開発パイプラインの拡張を目指します。

Axceleadの代表取締役社長 池浦義典は本協業について、「当社は製薬企業での研究経験で培った技術やノウハウ、膨大な創薬データをもとに、創薬に携わる人々に寄り添うベストパートナーとして画期的な医薬品の創出に貢献することをミッションとして掲げています。今回の協業を通じて低分子医薬品の新たな時代を切り拓く基盤技術を開発し、これまでアクセスできなかった多様な創薬標的に対する医薬品創出に貢献できることを嬉しく思っています」と述べています。

協和キリンの執行役員 研究開発本部長 鳥居義史は本協業について、「当社は創薬標的分子の解析技術や、それに基づく医薬品候補化合物の設計技術を駆使し、低分子化合物を医薬品として合理的にデザインするアプローチによる創薬に積極的に取り組んでいます。今回の協業により両社の持つ技術を融合させることで、低分子創薬における課題を解決し、画期的な医薬品創出を目指していけることを喜ばしく思っています。」と述べています。

■本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社

Sales and Marketing
住所:神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
電話:080-7005-5100
E-mail: info@axcelead.com
URL: https://www.axcelead.com

協和キリン株式会社

コーポレートコミュニケーション部
住所: 東京都千代田区大手町一丁目9番2号
電話: 03-5205-7205
E-mail: media@kyowakirin.com
URL: https://www.kyowakirin.co.jp

2024-04-18T19:19:20+09:002020/10/02|

代表取締役社長 池浦のインタビュー記事が、日刊薬業に掲載されました。低分子創薬の標的「ここ数年で倍以上に増加」Axcelead・池浦社長、持株会社「4~5年後に株式上場目指す」

低分子創薬の現状と課題とは。その中でAxceleadはどのようにビジネス展開していくのか。
池浦は日刊薬業の記者に何を語ったのか?是非ご一読ください。

(2020年7月29日)

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日刊薬業 2020年7月29日掲載[許諾番号20200729_02]
株式会社じほうが記事利用を許諾しています。 

2024-04-18T19:19:20+09:002020/07/29|
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