Omics解析

【Webセミナー】 臨床メタボロミクスによる層別化研究の実現に向けて

概要:
創薬成功確率の向上のために、治療コンセプトが適している患者群の同定は重要です。この目的において、低侵襲的に採取可能なヒト体液を用いたオミックス解析は有用な手法と考えられています。一方で、臨床データは、被験者背景の多様性のため、大きな個人間変動を有することが知られており、その解決にはデータ数を増やすことが不可欠です。本セミナーでは、技術的に蓄積が困難と考えられていた臨床メタボロームデータの課題解決の可能性と、その応用例を紹介します。

【バイオマーカー探索サービス】
臨床サンプル等、少量サンプルの解析に最適化された多層オミックス解析により、バイオマーカーを探索します。さらに、臨床研究のような多検体解析、ノンターゲット解析等、様々なご要望にも対応できる技術・ノウハウがAxceleadにはあります。

2022-01-24T22:08:45+09:002022/01/18|

分析化学

構造解析・HPLC光学分割・精製等、分析化学のソリューションのご紹介

概要:
Axcelead 分析化学グループが提供するNMR構造解析、単結晶X線構造解析、HPLC分析精製、キラル分析、光学分割サービスをシリーズでご紹介します。第1弾として分析化学に関するサービスの全体像をご紹介しておりますので、まずはこちらをご覧ください。

Axceleadには分析化学以外にも、質とスピードを追求したハイスループットパラレル合成などの創薬プラットフォームもございます。ぜひお気軽にお問い合わせください。

2022-01-18T20:08:17+09:002022/01/18|

腎疾患治療薬の創薬/病態研究

【サービスのご紹介】
Axceleadでは、創薬ターゲットの検証から病態モデルでの評価、臨床開発への橋渡しまで腎疾患治療薬の創出を強力にサポートします。
お客様の課題に合わせたアプローチをご提案しています。

【Webセミナー】
腎疾患治療薬の創薬にAxceleadとともにイノベーションを起こしませんか?

概要:
腎臓は糸球体、尿細管などからなる複雑な臓器で尿生成を含む多様な機能を有しています。腎疾患には多様な病態があり悪化すると透析、腎移植に移行しますが、基礎疾患を対象とした現状の治療はこの流れを止めるに至っていません。また、腎疾患治療薬の開発には有効予測可能なバイオマーカーの欠如を含む課題があります。弊社ではそのような課題に対し、1. 豊富な腎疾患モデル動物、2. 臨床応用可能なバイオマーカーの測定・探索、3. 組織/細胞レベルでの腎病理・発現解析 を中心に、薬効薬理試験から臨床開発への橋渡しまで腎疾患治療薬の開発をサポートします。本セミナーでは、想定される事例を挙げ、上記サービスをどのようにお客様の研究にお役立ていただけるかをご紹介いたします。

2022-01-21T16:40:02+09:002022/01/18|

毒性評価サービス

創薬初期ステージにおける遺伝毒性ポテンシャル評価の重要性
~最新の遺伝毒性スクリーニング試験のご紹介~

概要:
種々の安全性評価項目の中で、遺伝毒性は適応疾患領域に関わらず開発のGo/Nogo判断に大きなインパクトを及ぼす毒性として知られています。そのため、製薬企業では開発初期段階からスクリーニング的に遺伝毒性ポテンシャル評価を実施しますが、採用されるアッセイ系は遺伝毒性ガイドライン試験と異なり各社様々で、試験方法・結果・最適なスクリーニングフロー等は企業のノウハウとして蓄積されるものの、公の場で議論される機会は少ないと思われます。そこで本セミナーでは、Axceleadが提供する創薬初期ステージ向けの遺伝毒性スクリーニング戦略について具体的な実用例を踏まえてご紹介します。

https://youtu.be/SymA6HsWgPE

医薬品開発における心循環器リスク評価のBest Practice と残る課題

概要:
QTリスク評価については、S7B 改訂案でほぼ理想的な姿になると思われますが、NavLate遮断作用を併有する薬剤や Trafficking 阻害作用などを併有する薬剤群の QT リスク評価は未だ完全なものではありません。また、低分子創薬から抗体・核酸医薬など高分子創薬に Modality がシフトするなかで、それらの循環器毒性の評価方法にも種々の工夫が必要となってきています。本セミナーでは、ICH S7B/E14 Q&A の発出・改訂を踏まえた心循環器リスク評価の Best Practice と残る課題に焦点をあてて、心循環器のスクリーニング戦略や評価法をご紹介します。
(前半)00:00~ 前臨床ステージにおけるIn Vivo心機能評価戦略
(後半)10:50~ 創薬初期におけるIn Vitro心機能毒性評価戦略

創薬初期ステージにおける遺伝毒性ポテンシャル評価の重要性
~最新の遺伝毒性スクリーニング試験のご紹介~

概要:
種々の安全性評価項目の中で、遺伝毒性は適応疾患領域に関わらず開発のGo/Nogo判断に大きなインパクトを及ぼす毒性として知られています。そのため、製薬企業では開発初期段階からスクリーニング的に遺伝毒性ポテンシャル評価を実施しますが、採用されるアッセイ系は遺伝毒性ガイドライン試験と異なり各社様々で、試験方法・結果・最適なスクリーニングフロー等は企業のノウハウとして蓄積されるものの、公の場で議論される機会は少ないと思われます。そこで本セミナーでは、Axceleadが提供する創薬初期ステージ向けの遺伝毒性スクリーニング戦略について具体的な実用例を踏まえてご紹介します。

2022-01-18T20:01:33+09:002022/01/18|

パラレル合成

ハイスループットパラレル合成技術を活用した創薬研究の加速化

概要:
多種化合物を迅速に調製可能なハイスループットパラレル合成は、医薬品探索研究をスピードアップさせる非常に有用な手法です。弊社では、①diversityに富んだビルディングブロックを活用したSARの取得や活性・ADME/Toxプロファイルの改善 ②HTSヒットからのhigh-quality ヒットへの展開 ③ハイスループットパラレル合成技術を応用した迅速な反応条件スクリーニング などに本手法を活用し、創薬研究の加速化に役立てています。本セミナーでは、具体例を交えながら弊社のハイスループットパラレル合成サービスについて紹介します。

Axceleadにはハイスループットパラレル合成以外にも、質とスピードを追求した分析化学や合成化学の創薬プラットフォームもございます。ぜひお気軽にお問い合わせください。

2022-01-18T19:54:42+09:002022/01/18|

探索薬物動態サービス

HT-ADME① 1年で化合物を最適化!ADMEスクリーニングの活用法

概要:
本セミナーの前半では、近年の基本的な創薬研究のアプローチと戦略、創薬研究における探索動態の役割についてご説明し、後半では、Axceleadの化合物最適化に向けたADMEスクリーニングの試験メニューとその効率的な運用、そして今後新たにサービスを開始する評価系についてご紹介します。

HT-ADME② 物性プロファイリング・効率的純度測定による創薬支援

概要:
ADMEスクリーニング内の高速物性評価系(溶解度・logD)についてご紹介します。さらに次ステップの粉体物性のプロファイリングメニュー及びHit化合物やLead optimization期の合成化合物の効率的純度測定方法についてもご紹介します。

2022-01-18T19:52:59+09:002022/01/18|

創薬課題に光を当てる
放射性同位体標識体を用いた動態評価

放射性同位体(RI)標識体を用いた動態評価についてどんなイメージをお持ちでしょうか?
申請に必要な試験?後回し可能な試験?等々定型的試験といったイメージをお持ちではないでしょうか?
実はRI標識体を用いた動態評価は使い方次第で創薬課題を解決する強力なツールになるんです。 本ウェビナーでは、RI標識体を使って創薬課題を解決した例を紹介いたします。

創薬課題に光を当てる放射性同位体標識体を用いた動態評価
~課題解決事例の紹介 part 1~


放射性同位体標識を用いた動態評価により、クリニカルホールドを解除した事例を紹介します。

創薬課題に光を当てる放射性同位体標識体を用いた動態評価
~課題解決事例の紹介 part 2~


Resatorvidでみられた動態の種差についてRI標識体を使ってメカニズム解析した例を紹介いたします。

2022-01-11T13:34:50+09:002022/01/07|

創薬標的探索関連ウェビナー

「Axceleadに聞いてみた」シリーズ:
創薬の成功を左右する出発点「創薬標的探索」のエキスパートに聞いてみた


概要:
創薬研究における標的分子の選定は、その後の創薬の成功率に大きな影響を与える重要なディシジョンポイントです。
Axceleadでは、蓄積されたノウハウや、オミックス解析やバイオインフォマティクスなどの基盤技術を駆使してお客様のニーズに合わせた創薬標的探索のソリューションを提供しています。
今回は、製薬企業での豊富な創薬研究経験を持つ3人のエキスパートが、創薬標的探索上の課題に挑みます。

新しい作用機序の化合物探索を実現するAxceleadのフェノティピックスクリーニング

概要:
フェノティピックスクリーニングは疾患モデル細胞に対する薬効(表現型変化)を指標に化合物をスクリーニングする手法であり、近年標的分子の枯渇やiPS細胞などの新規技術の進歩を背景に、その有用性が見直されています。フェノティピックスクリーニングを活用することで、新規の作用メカニズムを有する薬剤の発見も期待できます。本セミナーではアクセリードがご提供するフェノティピックスクリーニングのプラットフォームについてご紹介いたします。

2021-12-16T15:53:54+09:002021/12/16|

日立とAxcelead DDPが
細胞製造プロセス開発支援サービスを提供開始

axcelead drug discovery partners

細胞・遺伝子治療製品の開発と製造を自動化・品質評価で支援

 株式会社日立製作所(以下、日立)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(以下、Axcelead DDP)は、12月16日から細胞製造プロセス開発支援サービスを提供開始します。本サービスは、iPS細胞などの細胞を培養可能な日立の細胞自動培養装置「iACE2(アイエースツー)」と、Axcelead DDPが創薬研究で培った技術やノウハウを生かし、培養装置で製造する細胞の安定性や同等性といった品質評価、最適な培養装置の設定など自動培養プロセスの提案を行うもので、細胞・遺伝子治療製品の開発・製造販売を行う企業や研究機関での細胞製造プロセス開発を支援します。
 日立とAxcelead DDPを中核企業とするアクセリード株式会社は次世代バイオ医薬品の早期創出に貢献するソリューションの共同開発に取り組んでおり*、本サービスは具体的なプロジェクトの一つです。
* 2021年4月7日 ニュースリリース「日立とアクセリードが次世代バイオ医薬品の早期創出に貢献するソリューションの共同開発に合意」https://www.axcelead-hd.com/?p=178

<背景>
 近年、細胞・遺伝子治療の実用化が現実のものとなり、製薬会社などによる細胞の大規模な商用製造が始まりつつあります。細胞の製造をスケールアップ・効率化して商用化するには、細胞自動培養装置などによる自動化・機械化が必須です。しかし、細胞は原料や細胞培養プロセスなどの変動により、その品質に影響を受けやすく、単純に装置を導入しても、手作業などにより小規模で培養していた細胞の品質を再現することが困難という技術的課題があります。

<細胞製造プロセス開発支援サービスの概要>
 細胞製造プロセス開発支援サービスは、細胞・遺伝子治療製品に使用する細胞の商用製造に向けた培養のスケールアップや商用製造でのさらなる品質向上に向けて、細胞自動培養装置の導入・変更を検討している企業・研究機関に提供します。お客さまが希望する特定の細胞の培養・評価依頼を受け、日立が自社の細胞自動培養装置で培養試験を行い、Axcelead DDPが同社の細胞評価プロトコルやお客さまの指定する評価項目などに基づき、細胞の品質を評価します。日立は、Axcelead DDPの評価結果をもとに、細胞自動培養装置の制御システムの設定や培養の容器・培地などから、安定性・同等性を確保した細胞を自動製造できるパラメータを見つけ出し、装置を使用した最適な培養プロセスを提案します。また、細胞培養だけでなく、品質評価などを含む細胞製造プロセス開発提案、培養した細胞を使った動物による長期有効性試験、治験や上市を見据えた非臨床開発戦略立案やデータの取得・解析、治験届や薬事承認申請などについても2社が共同でサポートします。
 本サービスにより、お客さまが製品を開発する際の期間・コストの短縮や製造の最適化を支援します。

 細胞製造プロセスの自動化や工業化に強みを持つ日立と、細胞・遺伝子治療用製品の研究開発支援による細胞の品質評価に強みを持つAxcelead DDPが共同で細胞製造プロセス開発支援サービスを提供することで、細胞・遺伝子治療の普及に貢献し、人々のQoL(Quality of Life)の向上に寄与することをめざします。

■お問い合わせ先
株式会社日立製作所 ライフ事業統括本部 ヘルスケア事業部 分析システム本部 [担当:友添]
〒110-0015 東京都台東区東上野二丁目16番1号 上野イーストタワー
お問い合わせフォーム:https://www8.hitachi.co.jp/inquiry/life/jp/general/form.jsp?UM_QNo=5

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社 セールス・マーケティング
〒251-0012 神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
電話:080-7005-5100
E-mail:info@axcelead.com

2024-04-18T19:18:11+09:002021/12/15|

医薬探索研究 柴田主任研究員、曽我部主任研究員の論文が『Scientific Reports』に掲載されました!

(右)柴田早智雄 医薬探索研究 Discovery Biology 主任研究員
1989年武田薬品工業に入社。新規疾患関連遺伝子の探索や癌領域の創薬研究に従事。2017年、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社に転籍後は化合物探索のスクリーニング業務に従事。
お客様へのメッセージ:新たな技術プラットフォームを構築し新薬開発に貢献します。また、新規化合物をスクリーニングすることで、お客様の良きパートナーでありたいと考えています。

(右)柴田早智雄 医薬探索研究 Discovery Biology 主任研究員
1989年武田薬品工業に入社。新規疾患関連遺伝子の探索や癌領域の創薬研究に従事。2017年、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社に転籍後は化合物探索のスクリーニング業務に従事。
お客様へのメッセージ:新たな技術プラットフォームを構築し新薬開発に貢献します。また、新規化合物をスクリーニングすることで、お客様の良きパートナーでありたいと考えています。

(右)柴田早智雄 医薬探索研究 Discovery Biology 主任研究員
1989年武田薬品工業に入社。新規疾患関連遺伝子の探索や癌領域の創薬研究に従事。2017年、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社に転籍後は化合物探索のスクリーニング業務に従事。
お客様へのメッセージ:新たな技術プラットフォームを構築し新薬開発に貢献します。また、新規化合物をスクリーニングすることで、お客様の良きパートナーでありたいと考えています。

Identification of the first highly selective inhibitor of human lactate dehydrogenase B

2021年11月1日オンライン掲載
https://doi.org/10.1038/s41598-021-00820-7

論文の概要:

LDHB阻害薬のハイスループットスクリーニングを実施して、世界初のLDHB選択的阻害剤であるAXKO-0046を見出しました。また、AXKO-0046がLDHBに対して不拮抗的な阻害作用を示す非常にユニークな特性を持つ化合物であることを明らかにしました。さらに、AXKO-0046とLDHBタンパク質の複合体の結晶化およびX線構造解析に成功し、AXKO-0046が未知のアロステリック部位に結合していることを見出しました。

「Axceleadの」RapidFireハイスループット質量分析システム

本研究では、基質および生成物の測定に、RapidFireハイスループット質量分析システムを用いました。RapidFireは固相抽出技術を応用した方法で、質量分析によって検出する次世代のラベルフリーアッセイシステムです。弊社では、複数のRapidFireシステムを保有しスクリーニング業務を実施しております。

関連サービス:

RapidFire HT-MS, タンパク質X線結晶構造解析

(右)柴田早智雄 医薬探索研究 Discovery Biology 主任研究員
1989年武田薬品工業に入社。新規疾患関連遺伝子の探索や癌領域の創薬研究に従事。2017年、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社に転籍後は化合物探索のスクリーニング業務に従事。
お客様へのメッセージ:新たな技術プラットフォームを構築し新薬開発に貢献します。また、新規化合物をスクリーニングすることで、お客様の良きパートナーでありたいと考えています。

2024-04-18T19:18:55+09:002021/11/15|

AMED平成29年度「創薬支援推進事業―創薬シーズ実用化支援基盤整備事業―」の事後評価結果が公表されました

平成29年度にAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(以下「Axcelead DDP」)が採択された国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下「AMED」)「創薬支援推進事業 – 創薬シーズ実用化支援基盤整備事業-」の事後評価結果が公表されました。

本事業においてAxcelead DDPは「イノベーションエンジンユニット」を推進し、新規薬剤開発を目指す24案件を研究支援いたしました。

Axcelead DDPは事後評価結果の中で、「大変優れている」の評価結果をいただき、“十分な創薬研究プラットフォームと、創薬研究の専門家を配した支援体制が構築されており、質の高い創薬支援が迅速に進められた点は高く評価できる。また、支援の過程で確認した課題について研究者に対し適切に説明し、以後の研究に有用となるコンサルテーションにつなげており、創薬前期ステージの探索研究や標的分子の検証等に関して十分な支援が行われた。*”とコメントいただきました。

今回の評価結果を受けAxcelead DDP代表取締役社長 池浦義典は、以下のように述べています。「Axcelead DDPが創設されて間もない頃に本事業の創薬支援推進ユニットとして採択されました。基礎研究から臨床応用研究への橋渡しを行う創薬エコシステムのハブとなることを設立当初からビジョンとして掲げていただけに、採択当時、従業員一同が歓喜したことを昨日のことのように思い出します。また、本事業において弊社の創薬研究者がビジョンに忠実にアカデミア研究者の皆様と伴走することで、このように素晴らしい評価をいただいたことを誇らしく思うとともに、今後もより質の高い創薬支援を実現する創薬プラットフォーム強化に取り組んでまいります。」

注)
イノベーションエンジンユニットについて:
 “アカデミアの保有するシーズやコンセプトに対し、製薬企業にとって魅力的なデータセットを揃える創薬コンサルテーションの提供、必要なデータの取得及びデータ取得に必要なプロトコールや実施研究機関等の情報の提案を行う。これらの支援により、あらゆる創薬ステージにあるプロジェクトに貢献することで、高い付加価値を有する創薬研究を通じた製薬企業への橋渡しが実現される。これにより、効率的な創薬エコシステムの稼働及び革新的医薬品の創出が実現されることを目指す**”とされています。

研究開発概要や研究開発成果についての詳細は、AMED公式サイトをご参照ください。

創薬支援推進事業・創薬シーズ実用化支援基盤整備事業事後評価結果(平成29年度採択課題)
https://www.amed.go.jp/program/list/11/02/001_01-04_r3jigo.html

【引用】
*創薬支援推進事業・創薬シーズ実用化支援基盤整備事業 事後評価結果
https://www.amed.go.jp/content/000088345.pdf

**日本医療研究開発機構 創薬支援推進事業・創薬シーズ実用化支援基盤整備事業事後評価報告書https://www.amed.go.jp/content/000088338.pdf

【お問い合せ先】
Axcelead Drug Discovery Partners株式会社
セールス・マーケティング
住所:神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
電話:080-7005-5100
E-mail: info@axcelead.com

2024-04-18T19:18:56+09:002021/11/12|

統合トランスレーショナル研究部門 高砂主席研究員の論文が、『Journal of Pharmacological and Toxicological Methods』に掲載されました。

Reliable identification of cardiac cunduction abnormalities in drug discovery using automated patch clamp II: Best practices for Nav1.5 peak current in a high throughput screening enviroment

Maria Giustina Rotordam1, Alison Obergrussberger1, Nina Brinkwirth1, Kiyoshi Takasuna2, Nadine Becker1, András Horváth1, Hatsue Furukawa2, Yuka Hasegawa2, Takayuki Oka3, Niels Fertig1, Sonja Stoelzle-Feix1

1 Nanion Technologies GmbH, Germany,
2 Axcelead Drug Discovery Partners, Inc., Japan,
3 Nanion Technologies Japan K.K., Japan
Published: September 6, 2021

 Science Direct へ

AutoPtach Clamp system を用いた心臓イオンチャネル assay は薬剤誘発性催不整脈作用回避のための必須試験となって久しいが、実験条件・手法は未だ様々で標準化されていない。昨年我々は、世界をリードするNanion社の SyncroPatch systemを用い、hERG assay についてGloval standard assay を目指した様々な基礎検討を行い、その結果をNanion社と共同投稿した (DOI: 10.1016/j.vascn.2020.106884)。今回、その第2弾としてNav1.5 チャネルアッセイについて基礎的共同研究をNANIONと展開し、Axcelead ユニークな Frozen cells と CiPA …

2024-04-18T19:18:56+09:002021/11/12|

創薬課題に光を当てる放射性同位体標識体を用いた動態評価
~課題解決事例の紹介 part 2~

日時:

2021年12月7日(火) 12:00-12:30

概要:

放射性同位体(RI)標識体を用いた動態評価についてどんなイメージをお持ちでしょうか?
申請に必要な試験?後回し可能な試験?等々定型的試験といったイメージをお持ちではないでしょうか?
実はRI標識体を用いた動態評価は使い方次第で創薬課題を解決する強力なツールになるんです。本セミナーではResatorvidでみられた動態の種差についてRI標識体を使ってメカニズム解析した例を紹介いたします。

演者紹介:

竹内 敏之 非臨床開発 主席研究員
1995年 金沢大学大学院薬学研究科修了後、武田薬品工業株式会社薬物動態研究所入社。専門はRI標識体を用いたin vivo動態および薬物トランスポーター評価。薬物トランスポーター研究にて学位を取得後、アメリカのUniversity of California, San Franciscoにて、博士研究員として薬物トランスポーター研究に従事。前職において多くのIND及びNDAプログラムについて非臨床動態パートをリード。2017年7月よりAxcelead Drug Discovery Partners株式会社薬物動態部門主席研究員を務め、2020年4月より現職。

2024-05-23T14:50:32+09:002021/11/04|

 「Axceleadに聞いてみた」シリーズ:
創薬の成功を左右する「創薬標的のバリデーションのエキスパートに聞いてみた

日時:

2021年12月16日(木)12:00 – 12:30

概要:

創薬研究における創薬標的のバリデーションは、プロジェクトの進め方や価値、および創薬の成功率に大きな影響を与える重要なディシジョンポイントです。
バリデーションには、ツール(標的細胞、阻害薬など)が重要ですが、Axceleadでは、ツール化合物をはじめ多くのバリデーションに欠かせないツールが充実しており、さらにはこれらを駆使した蓄積されたノウハウがあり、創薬研究に重要な創薬標的探索のソリューションを提供しています。
今回は、製薬企業での豊富な創薬研究経験を持つ2人のエキスパートが、創薬標的のバリデーションの課題に挑みます。

※本イベントは、視聴者の皆様から事前募集した創薬研究に関する質問に回答する形で進めさせていただきます。是非、皆様のご意見をお聞かせください。

募集内容

創薬標的のバリデーションにおいて解決すべき課題を幅広く募集いたします。
課題のレベルは問いません。どの領域の方からのご質問も幅広く受け付けます。

演者紹介:

戎野 幸彦 統合トランスレーショナル研究 シニアダイレクター

2005年大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了後、Oklahoma Medical Research Foundationに留学。 関西医科大学、武田薬品工業株式会社、大塚製薬株式会社を経て、2020年9月より現職。

2024-05-23T14:52:42+09:002021/11/02|

xFOREST Therapeutics、Axcelead DDP、協和キリン
RNA構造を標的とする医薬品創出に向けた三社間共同研究を開始

Axcelead Drug Discovery Partners

株式会社イクスフォレストセラピューティクス(本社:京都府京都市上京区、代表取締役社長CEO:樫田俊一、以下、xFOREST)、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下、Axcelead DDP)および協和キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮本 昌志、以下、協和キリン)はRNA構造を標的とした複数の医薬品を創出する共同研究契約を締結いたしました。

Axcelead DDPと協和キリンは2020年10月に新規創薬技術基盤を用いた革新的低分子医薬品創出に関する共同研究契約を締結し、協業を開始しました。この度の三社間の契約のもと、xFORESTはAxcelead DDPと協和キリンの共同研究のうちRNA構造標的創薬に関する研究に参画し、独自の大規模同時並列解析プラットフォーム群「FOREST technologies」を提供することで、RNA構造を標的とする革新的な低分子創薬研究を推進します。

xFORESTは、研究開発の進捗に応じたマイルストン、ならびに医薬品の創出に成功した場合には売上に応じたロイヤルティを、それぞれ協和キリンより受け取る権利を有します。協和キリンはこの協業で見出されたRNA構造を標的とする低分子化合物を独占的に研究開発および販売する権利を有します。

xFORESTの代表取締役社長CEO 樫田俊一は、「イクスフォレストセラピューティクスは、高効率・体系的なRNA標的創薬の実現を目指し、独自技術・FOREST technologiesの開発を日々推進してまいりました。この度、協和キリンとAxcelead DDPとともにRNA標的創薬研究を開始し、新たな挑戦をスタートさせていただけることに感謝し、この共同研究を通じて一日でも早く患者様へ新薬をお届けできるよう、邁進してまいります。」と述べています。

Axcelead DDPの代表取締役社長 池浦義典は、「2020年に協和キリンと共同研究契約を締結して以来、低分子医薬品の新たな時代を切り拓く基盤技術を開発すべく両社で邁進して参りました。この協業の一角にxFORESTが新たに加わることで、世界に類を見ない新規RNA標的低分子創薬のプラットフォームの構築が期待されることに胸の高鳴りを感じています。また、製薬企業で培った低分子創薬に関する弊社の経験や技術を新技術の開発に活用できることを、大変嬉しく思います。」と述べています。

協和キリンの執行役員、研究開発本部長 鳥居義史は、「この度、xFOREST、Axcelead DDPとの三社による共同研究が開始できることを大変嬉しく思っています。xFORESTの独自のプラットフォームがAxcelead DDPが有する低分子創薬の幅広い技術・経験や当社の革新的な創薬技術と融合することで、革新的低分子医薬品の創出がさらに推し進められることに大いに期待を寄せています。両社と緊密に協業し、アンメットメディカルニーズを満たす新規医薬品の研究開発に邁進いたします。」と述べています。

■本件に関するお問い合わせ先。
【株式会社イクスフォレストセラピューティクス】
住所:京都府京都市上京区御車道通清和院口上ル東側梶井町448番5
電話:   075-708-8440
E-mail:info@xforestx.com
URL:     https://www.xforestx.com/jp

【Axcelead Drug Discovery Partners株式会社】
セールス・マーケティング
住所:   神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
電話:   080-7005-5100
E-mail:info@axcelead.com
URL:     https://www.axcelead.com

【協和キリン株式会社】
コーポレートコミュニケーション部
住所:   東京都千代田区大手町一丁目9番2号
電話:   03-5205-7205
E-mail:media@kyowakirin.com
URL:     …

2024-04-18T19:18:56+09:002021/11/01|

Axcelead DDP社が産学連携全国がんゲノムスクリーニング「SCRUM-Japan」第四期プロジェクト「MONSTAR-SCREEN-2」に共同研究機関として参画

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead DDP」)は、国立研究開発法人国立がん研究センター東病院(所在地:千葉県柏市、病院長:大津 敦、以下「東病院」)が主導する産学連携全国がんゲノムスクリーニング「SCRUM-Japan」第四期プロジェクト「MONSTAR-SCREEN-2」を支援する共同研究機関として参画することをお知らせいたします。

MONSTAR-SCREEN-2では、腫瘍組織から抽出した DNA/RNAを用いて、全エクソーム解析、全トランスクリプトーム解析等のマルチオミクスアッセイを行い、さらに、免疫組織染色(IHC)を行い、臨床検体におけるタンパク質発現・局在を評価することで、がん細胞のみならず、腫瘍免疫微小環境を構成する様々な細胞やマーカーを含めた網羅的な解析を行います。今回の研究において、Axcelead DDPはこれまでに培った自社の創薬プラットフォームを活かし、マルチプレックスIHCの手法を用いて、質の高い蛍光多重免疫染色を実施し染色画像データを取得します。Axcelead DDPは本共同研究を通じて、複雑な腫瘍組織を組織学的に解明することで、マルチオミックス解析との複合的な理解に貢献します。

MONSTAR-SCREEN-2 プロジェクト代表者/東病院 消化菅内科長の吉野 孝之 氏からは「優れた技術力と豊富な研究経験に基づいた創薬ソリューションを提供するAxcelead DDPに、本プロジェクトにおけるがん細胞とそれを取り巻く腫瘍免疫微小環境の解明の一翼を担ってもらいます。Axcelead DDPによってもたらされる創薬ソリューションが、本プロジェクトから創出される新しい治療薬開発の推進に大きく貢献すると確信しています」 とコメントをいただいています。

Axcelead DDPの代表取締役社長 池浦義典は「当社のミッションは、製薬業界での研究を通じて蓄積した技術とノウハウ、膨大な量の創薬データに基づいて、創薬プレーヤーのベストパートナーとして革新的な医薬品の発見に貢献することです。今回、「MONSTAR-SCREEN-2」を支援する共同研究機関として参画し、弊社のVISION2025である創薬エコシステムのハブとして、がんの病態解明、そしてがんに苦しむ患者様に治療薬を一日も早くお届けすることに貢献できることを嬉しく思います。」と述べています。

Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を承継して設立された国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要とされるスクリーニング、化学、薬理・生物、薬物動態、安全性の研究機能が一拠点に集約され、最先端の研究基盤やオリジナルな化合物ライブラリを有し、さらには膨大な過去の創薬研究データも活用して医薬品候補化合物を創製することができます。こうした強みを活かし、探索研究から臨床開発に至る過程で直面する様々な課題に対するソリューションを提供します。

*1 第四期SCRUM-JapanならびにMONSTAR-SCREEN-2の詳細については国立がん研究センターWebサイト(2021年6月30日プレスリリース)をご覧ください。
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2021/0630/index.html

【お問い合せ先】
Axcelead Drug Discovery Partners株式会社
セールス・マーケティング
住所:神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
電話:080-7005-5100
E-mail: info@axcelead.com

2024-04-18T19:18:56+09:002021/10/25|

Axcelead Drug Discovery Partnersは国内大手製薬企業より特定の創薬プラットフォーム機能の包括的業務移管を実施

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead社」)は、2021年10月1日より創薬研究におけるハイスループットスクリーニング (HTS) 業務およびハイスループットADME (薬物動態)・TOX (安全性)試験(HT-ADMET)などの創薬プラットフォーム機能について、国内大手製薬企業 (以下「当該製薬企業」)との包括的な業務移管契約に基づき、機能強化して業務を開始したことをお知らせします。

Axcelead 社は、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承し、独立して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬を志す様々なプレイヤーの皆様に対して、最先端の創薬プラットフォームを活用して創薬研究の推進を図るとともに、創薬研究の過程で生じる様々な課題に対する解決策を提供することで、効率的な創薬研究に貢献することを目指しています。

昨今においては、製薬産業を取り巻く環境変化がますます加速しており、国内外の製薬企業は様々な形でのオープンイノベーションに取り組んでいます。今回、当該製薬企業の特定の創薬プラットフォーム機能とAxcelead社の創薬ノウハウを効果的に活用することを目的に、包括的業務移管契約を締結しました。今回の契約では、従来からの創薬研究の単発的なアウトソーシングを超えた包括的な業務移管契約となり、国内では数少ない創薬研究の水平分業モデルの実現となります。

今回の機能強化により、HTS 業務においては、Axcelead社が利用可能な150万の化合物ライブラリも活用して、医薬品のシーズ探索を継続的に効率よく行い、更にはHT-ADMET試験においては、化合物の物性・薬物動態・安全性にかかわる様々なプロファイルを迅速に測定することで、効率的なパイプライン創出を目指す多くのお客様に満足いただけるサービスを提供いたします。

今後も、Axcelead社はオープンイノベーションプラットフォームの構築を通じての創薬分野の総合的なソリューションプロバイダーとなり、サイエンスのみならず様々な課題解決を実践していくことで、創薬に取り組む皆様方のベストパートナーを目指してまいります。

【お問い合せ先】
Axcelead Drug Discovery Partners株式会社
セールス・マーケティング
住所:神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
電話:080-7005-5100
E-mail: info@axcelead.com

2024-04-18T19:18:57+09:002021/10/18|

VCのあなたに聞いていただきたい!
「How to use Axcelead」

日時:

2021年11月2日(火)12:00-12:30

概要:

日本初の創薬ソリューションプロバイダー、Axcelead Drug Discovery Partnersをご存知でしょうか?
私たちAxceleadは、創薬プレーヤーのパートナー”Partnership Research Organization(PRO)”として、創薬研究上の課題に対して最適なソリューションをご提案し、お客様と共に考え、ディスカッションすることで、創薬イノベーションの創出を目指しています。
2017年7月の設立以来、バイオベンチャー、製薬企業、アカデミアの研究者や、製薬業界への参入を目指す異業種の研究者など、多くのプレイヤーの皆様と創薬研究を進めてきました。
本セミナーでは、創薬ベンチャーのシーズを磨き、バリューアップさせるために私たちがご提供できるソリューション、導出をサポートした実例、商談から契約までの流れやビジネスモデルなど、Axceleadを活用いただくためのHow toについてご紹介いたします。

演者紹介:

勝山良輔 セールス&マーケティング セールス
2001年 京都大学大学院薬学研究科博士課程修了後、武田薬品工業株式会社に入社。がんの標的探索評価研究、抗体医薬研究、中枢疾患創薬研究、免疫疾患創薬研究等に従事。2017年、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社設立時に武田薬品から転籍。統合生物 主任研究員を経て、2019年8月より現職。薬学博士

2024-05-23T14:49:25+09:002021/10/06|

創薬課題に光を当てる放射性同位体標識体を用いた動態評価
~課題解決事例の紹介 part 1~

日時:

2021年11月25日(木) 12:00-12:30

概要:

放射性同位体(RI)標識体を用いた動態評価についてどんなイメージをお持ちでしょうか?
申請に必要な試験?後回し可能な試験?等々定型的試験といったイメージをお持ちではないでしょうか?
実はRI標識体を用いた動態評価は使い方次第で創薬課題を解決する強力なツールになるんです。本セミナーではRI標識体を使って開発課題を解決した例を紹介いたします。

演者紹介:

小亀 暁史 非臨床開発 主任研究員
1997年 岐阜薬科大学大学院修士課程修了後、武田薬品工業株式会社入社。専門はRI標識体を用いたin vivo 動態評価およびPK(/PD)解析等のファーマコメトリクス。LAP&P(オランダのLeiden大学に本拠を置くファーマコメトリクスのコンサルティング会社)にて、PK/PDモデリングを習得後、医薬品開発におけるファーマコメトリクスの応用に関する研究にて学位を取得。前職において15年に渡り多くのIND、NDAプログラムについて非臨床動態パートを担当した。また、非臨床PK/PDモデリングによる創薬支援を行ってきた。2017年7月よりAxcelead Drug Discovery Partners(株)薬物動態部門主任研究員を務め現在に至る。

2024-05-23T14:50:53+09:002021/09/30|

腎疾患治療薬の創薬にAxceleadとともにイノベーションを起こしませんか?

日時:

2021年11月11日(木) 12:00-12:30

概要:

腎臓は糸球体、尿細管などからなる複雑な臓器で尿生成を含む多様な機能を有しています。腎疾患には多様な病態があり悪化すると透析、腎移植に移行しますが、基礎疾患を対象とした現状の治療はこの流れを止めるに至っていません。また、腎疾患治療薬の開発には有効予測可能なバイオマーカーの欠如を含む課題があります。弊社ではそのような課題に対し、1. 豊富な腎疾患モデル動物、2. 臨床応用可能なバイオマーカーの測定・探索、3. 組織/細胞レベルでの腎病理・発現解析 を中心に、薬効薬理試験から臨床開発への橋渡しまで腎疾患治療薬の開発をサポートします。本セミナーでは、想定される事例を挙げ、上記サービスをどのようにお客様の研究にお役立ていただけるかをご紹介いたします。

演者紹介:

階上健太郎 統合トランスレーショナル研究 主任研究員
工学修士。2009年東北大学大学院工学研究科修了後、武田薬品工業に入社。様々な疾患領域の遺伝子改変マウス、ラットの作出、および解析業務に従事。2017年、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社設立時に武田薬品から転籍。統合生物 主任研究員を経て、2020年4月より現職。

2024-05-23T14:49:54+09:002021/09/29|

医薬品開発における心循環器リスク評価のBest Practiceと残る課題

高砂浄 統合トランスレーショナル研究 主席研究員
1983年金沢大学薬学部薬学研究科修了後、第一製薬株式会社、第一三共株式会社、第一三共RDノバーレにて in vivo 安全性薬理、及び in vitro 安全性研究に従事。 2019年3月より現職。 (Integrated & Translational Research 主席研究員。薬学博士) CSAHi (Consortium for Safety …

高砂 浄

高砂浄 統合トランスレーショナル研究 主席研究員
1983年金沢大学薬学部薬学研究科修了後、第一製薬株式会社、第一三共株式会社、第一三共RDノバーレにて in vivo 安全性薬理、及び in vitro 安全性研究に従事。 2019年3月より現職。 (Integrated & Translational Research 主席研究員。薬学博士) CSAHi (Consortium for Safety …

日時:

2021年10月28日(木)12:00 – 12:30

概要:

心循環器毒性は、今や新薬開発フェーズのいずれの段階においても肝毒性を抜いて No.1 の Safety Issue となっており、心循環器毒性の種類は多岐に亘っている。QT リスク評価については S7B 改訂案でほぼ理想的な姿になると思われるが、NavLate 遮断作用を併有する薬剤や Trafficking 阻害作用などを併有する薬剤群の QT リスク評価は未だ完全なものではない。また 低分子創薬から抗体・核酸医薬など高分子創薬に Modality がシフトするなかで、それらの循環器毒性の評価方法にも種々の工夫が必要となってきている。本セミナーでは、ICH S7B/E14 Q&A の発出・改訂を踏まえた心循環器リスク評価の Best Practice と残る課題に焦点をあてて、心循環器のスクリーニング戦略や評価法を紹介する。

演者紹介:

高砂 浄

高砂浄 統合トランスレーショナル研究 主席研究員
1983年金沢大学薬学部薬学研究科修了後、第一製薬株式会社、第一三共株式会社、第一三共RDノバーレにて in vivo 安全性薬理、及び in vitro 安全性研究に従事。 2019年3月より現職。 (Integrated & Translational Research 主席研究員。薬学博士) CSAHi (Consortium for Safety …

2024-05-23T14:48:54+09:002021/09/02|

開発候補医薬品選択のための光毒性評価戦略

日時:

2021年10月21日(木)12:00 – 12:30

概要:

ICH S10で規定されている光毒性評価フロー(光化学的特性評価、in vitro 光毒性評価、in vivo光毒性評価)を紹介し、弊社保有の試験系、効率化のための取り組み及び光毒性試験に対する戦略を紹介いたします。

演者紹介:

山﨑誠司 統合トランスレーショナル研究 主任研究員
修士(薬学)。1998年大阪大学大学院薬学研究科博士前期課程を修了し、武田薬品工業株式会社入社。探索物性・HT-ADME研究を担当し、評価系構築や開発候補化合物の最適化に携わる。
2017年7月にAxcelead Drug Discovery Partners株式会社に転籍。引き続き探索物性・HT-ADME研究を担当しながら、ITツール構築にも携わっている。推しはPerfumeと川崎フロンターレ。

2024-05-23T14:48:22+09:002021/09/01|

開発候補医薬品の選択に有用な探索的毒性試験と
そのスクリーニング戦略

日時:

2021年10月14日(木)12:00 – 12:30

概要:

IND用GLP試験に入る前に、可能な限り早い段階で、毒性のプロファイルを把握し、的確な開発候補化合物を選択することは、医薬品開発の成功の鍵になっています。そこで、本セミナーでは、IND用GLP試験実施前に実施すべき有用な探索毒性試験、予備/用量設定毒性試験やそのスクリーニング戦略について、in vivo 試験を中心に弊社での実例を交えて紹介します。

演者紹介:

古川義之 非臨床開発 安全性評価G 主任研究員
1999年東京農工大学農学部獣医学科終了後、獣医師免許取得。武田薬品工業株式会社にて一般毒性試験、がん原性試験、安全性薬理試験等に従事。主に循環器毒性研究及びその評価系構築に携わる。2005年毒性学会認定トキシコロジスト(DJSOT)取得。2017年Axecelead Drug Dixcovery Partners, Incに転籍。2018年Diplomate of American Board of Toxicology (DABT)取得。

2024-05-23T14:47:31+09:002021/09/01|

新たな時代を切り拓く非臨床試験における心臓エコー評価

日時:

2021年9月30日(木)12:00 – 12:30

概要:

心エコー法は心不全患者の診療において最も重要な検査法です。一方で、抗がん剤による心臓への副作用が近年大きな問題となっており、抗がん剤投与患者では心エコーによる心機能測定が実施され、各種ガイドラインも制定されています。さらに、一見心疾患とは無縁の疾患でも、心エコー測定が行われています。例えば、Duchenne型筋ジストロフィーでは、人工呼吸療法の進歩により呼吸不全による死亡は改善していますが、心不全による死亡の割合が増加し、心エコーによる測定が行われています。このように臨床では、様々な面から心エコー測定の需要が非常に高まっており、非臨床の現場でも臨床へのトランスレーションを考える上で、心エコー測定は必要不可欠となりつつあります。
 臨床と比較して非臨床の現場では導入が遅れていた心エコー測定であるが、2020年に小動物の心エコー評価ガイドラインが提唱され計測技術の標準化が進み始めました。しかし、心エコーは撮像にコツを要し、複数の評価項目を総合的に判断する知識と経験が必要です。本セミナーでは、小動物専用Echo装置を用いた心機能評価結果について実例を示しながら解説します。また、3DEchoを用いた大動物の心機能評価法についても紹介し、臨床試験への橋渡しの可能性について議論します。

演者紹介:

牧 敏之 統合トランスレーショナル研究 主任研究員
薬学博士。2002年東京薬科大学博士課程終了後、武田薬品工業に入社。高血圧、心不全、糖尿病、肥満などの創薬研究に従事し、小動物を用いた in vivo スクリーニング系構築や病態モデルを用いた有効性試験を担当。その後、大動物を用いた免疫抑制モデルや病態モデルを構築し再生医療等製品の評価に取り組んだ。現在は、主に小動物・大動物を用いた循環器領域の有効性評価を担当している。
2017年7月より Axcelead Drug Discovery Partners 統合生物主任研究員。2020年4月より現職。

2024-05-23T14:46:58+09:002021/07/30|

7月27日に開催される湘南アイパーク主催のイベントにて、Axceleadのリーダーシップが講演します。

伊井雅幸
統合トランスレーショナル研究部門 ヘッド
薬学博士。1990年 京都大学薬学研究科博士後期課程卒業後、同年武田薬品工業株式会社 化学研究所入社。The Scripps Research Institute, Immunolgy 留学後、Takeda Global Research & Development Inc.勤務、武田薬品工業 海外研究統括室 主席部員、同 炎症疾患創薬ユニット ヘッドを経て、2017年7月よりAxcelead Drug Discovery …

伊井雅幸
統合トランスレーショナル研究部門 ヘッド
薬学博士。1990年 京都大学薬学研究科博士後期課程卒業後、同年武田薬品工業株式会社 化学研究所入社。The Scripps Research Institute, Immunolgy 留学後、Takeda Global Research & Development Inc.勤務、武田薬品工業 海外研究統括室 主席部員、同 炎症疾患創薬ユニット ヘッドを経て、2017年7月よりAxcelead Drug Discovery …


湘南アイパークが主催するイベント「「NCC-EPOC トップ研究者・研究支援者のための創薬講座」で、統合トランスレーショナル研究部門 ヘッドの伊井と、セールス・マーケティング ヘッドの麻生が講演します。 本イベントは、国立がん研究センターで研究を推進されている研究者の皆さま対象に企画されていますが、広くアカデミアの皆さまにご聴講いただけるように一般公開されています。

【開催日時】

2021年7月27日(火) 11:00-12:00

【講演テーマ】

「創薬標的探索の考え方について」 統合トランスレーショナル研究部門 ヘッド 伊井雅幸
「創薬研究におけるリード化合物創出について」 セールス・マーケティング ヘッド 麻生和義

【参加方法】

以下のURLよりお申込みください。
https://210727-ncc-epoc-axl.peatix.com/view
※無料でご登録いただけますが、peatixへのユーザー登録が必要です。

        

伊井雅幸
統合トランスレーショナル研究部門 ヘッド
薬学博士。1990年 京都大学薬学研究科博士後期課程卒業後、同年武田薬品工業株式会社 化学研究所入社。The Scripps Research Institute, Immunolgy 留学後、Takeda Global Research & Development Inc.勤務、武田薬品工業 海外研究統括室 主席部員、同 炎症疾患創薬ユニット ヘッドを経て、2017年7月よりAxcelead Drug Discovery …

2024-04-18T19:19:04+09:002021/07/20|

次世代の心毒性評価戦略に関する提案

(第48回日本毒性学会学術年会ランチョンセミナーL2-5の再講演です)

日時:

2021年8月20日(金)12:00 – 13:00

概要:

新薬開発のいずれのフェーズにおいても、心毒性は今や肝毒性を抜いて開発中止理由のNo.1 Safety issueとなっている。この薬剤誘発性の心毒性は、催不整脈、収縮機能不全および心筋細胞毒性の3つの観点から評価する必要性が提唱されているが、臨床成績を的確に予測しうる理想的な評価Platform/Surrogate markersは依然検証段階の域をでていない。
また、近年の革新的な医薬品の登場に伴う新たな心毒性の懸念やICHS7B/E14 の改訂など、医薬開発における心毒性のスクリーニング戦略や評価技術もそれらに合わせて最適化する必要がでてきている。特に、QT延長以外の原因による催不整脈、抗がん剤で代表される収縮機能不全や心筋細胞毒性さらには全身循環動態不全など、前臨床フェーズにおける心毒性の回避は益々重要となっている。
本セミナーでは、こうした状況を踏まえ、弊社が保有する実験技術(hiPS心筋細胞を用いたPlatforms、テレメトリー法による左室内圧測定及び心エコーによる心機能測定)を紹介し、また弊社が考える理想的な心毒性プロファイリング戦略について提案する。

演者紹介:

(あいうえお順に記載)
 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社 統合トランスレーショナル研究 主席研究員 金子まなみ 
 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社 統合トランスレーショナル研究 主席研究員 高砂浄 
 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社 非臨床開発 主任研究員 古川義之
 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社 非臨床開発 主席研究員 宮﨑裕康

金子まなみ・統合トランスレーショナル研究 統合生物 主席研究員
1998年北海道大学獣医学部修了後、武田薬品工業株式会社にて循環器疾患、代謝疾患領域を中心に創薬研究に従事。2017年より現職。循環器領域や代謝疾患領域のMOA解析、ターゲットバリデーション、薬効薬理試験を担当。免疫抑制大動物モデルの構築とそれを用いた薬効薬理試験を担当。2018年6月に北海道大学獣医学部 獣医学博士号取得。

2024-05-23T14:45:25+09:002021/07/19|

非臨床開発 今若主任研究員が日本毒性学会学術年会でポスター発表します。

第48回 日本毒性学会学術年会にて、弊社研究員・非臨床開発 主任研究員の‌今若がポスター発表を行います。ぜひご視聴ください。

【学会概要】

第48回 日本毒性学会学術年会

【ポスター発表】

SENDデータセットのnSDRG作成における課題の対処法検討-2-
日時:2021年7月7日~9日
‌演者:今若実穂(Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社 非臨床開発 主任研究員)

‌今若 実穂
Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社 非臨床開発 安全性評価 主任研究員
2017年に武田薬品からAxcelead Drug Discovery Parners株式会社へ転籍。一般毒性試験及び安全性薬理試験の試験責任者を担当。
米国での新薬申請に際して必要なSEND (Standardfor Exchange of Nonclinical Data) に含まれるnSDRG (nonclinical Study Data Reviewer’s Guide) の記載について、CJUG (CDISC Japan User Group) SENDチームのnSDRGサブチームで、製薬企業やCRO等に所属するメンバーと問題点とその解決策について討議を行っている。

2024-04-18T19:19:05+09:002021/07/06|

核酸医薬品の研究をサポートします!

日時:

2021年8月25日(水)12:00 – 12:30

概要:

核酸医薬品は、これまで低分子医薬品や抗体医薬品では標的とすることが難しかった遺伝性疾患等に対する新しいモダリティとして注目されており、近年世界的に研究開発が活発化しています。創薬ソリューションプロバイダーであるAxceleadでは、これまで培ってきた豊富な経験と技術力を活かし、核酸医薬品研究におけるソリューションを提供いたします。本セミナーでは、核酸医薬品の創薬研究における課題とその解決を中心に紹介いたします。

演者紹介:

吉田 唯真
統合トランスレーショナル研究 主任研究員
修士(環境科学)。日本環境変異原学会及び日本毒性学会会員。2013年静岡県立大学博士前期課程修了後、武田薬品工業入社。入社以来、主に候補化合物のin vitro毒性評価を担当し、2017年から核酸医薬品のin vitro安全性評価も担当。2017年7月よりAxcelead Drug Discovery Partners株式会社 非臨床安全性研究 in vitro毒性 研究員。2018年10月より現職。

2024-05-23T14:45:54+09:002021/06/30|

マイクロダイアリシスで創薬研究にイノベーションを!

日時:

2021年8月3日(火)12:00 – 12:30

概要:

マイクロダイアリシス法は、創薬研究における強力なツールとなっています。
1970年代に開発されたマイクロダイアリシス法は、脳内の細胞外モノアミンなどの神経伝達物質を測定する方法として普及しました。現在では、中枢領域だけでなく、血液や末梢領域でも、さらには、病態関連ペプチドや、薬物濃度を測定するのためのツールとして幅広く使用されています。分析技術の発展により、複数種の同時測定や高感度分析が必要なバイオマーカーやセカンドメッセンジャーなどの変動をとらえることも可能となりました。
マイクロダイアリシス法と既存の評価系を組み合わせることで、創薬研究に新たな価値を見出すことができます。我々は、PK/PD/Efficacy 解析を活用して、ターゲット部位でのMOA 評価やPOM/POC 獲得にも応用しています。ここでは、マイクロダイアリシス法の実例や今後の展開についてご紹介します。

演者紹介:

前田 千恵
統合トランスレーショナル研究 統合生物 中枢疾患領域 主任研究員
薬学修士、薬剤師。大阪薬科大学卒業後、岡山大学大学院自然科学研究科医療薬学修士課程を修了。2003年に武田薬品工業に入社。睡眠リズム障害、認知症、精神疾患、神経変性疾患など、多岐にわたる中枢疾患領域の治療薬創製のため、数多くのプロジェクトに従事。
2017年 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社設立時に武田薬品から転籍し、現職。3歳と11歳の2児の母。

2024-05-23T14:44:58+09:002021/06/29|

7月1日に開催される韓国 KRCC社のWebinarにて、 統合トランスレーショナル研究・シニアダイレクターの後藤が講演します


KRCC社が主催するWebinar「KRCC Broadcasting」にて、統合トランスレーショナル研究・シニアダイレクターの後藤が、韓国の創薬研究者に向けて講演をします。

Axceleadでは、「創薬に携わる人々に寄り添うベストパートナーとして、画期的な医薬品の創出に貢献する」というミッションのもと、様々な活動を通して世界中の創薬プレイヤーの皆さまに情報提供を行っています。

【開催日時】

2021.7.1 (木) 16:05~16:40

【講演テーマ】

” Integrated Biology services as a leading solution provider for drug discovery research “

【演者】

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社 統合トランスレーショナル研究 シニアディレクター 後藤雅将

後藤雅将
統合トランスレーショナル研究 シニアディレクター修士(薬学)。1994年大阪大学薬学研究博士課程前期終了後、武田薬品工業に入社。創薬薬理部門において、アカデミアとの共同研究も含めて、骨・関節、炎症・免疫などの疾患領域での創薬研究の薬理を担当。免疫ユニット リサーチマネージャーを経て、2017年7月よりAxcelead Drug Discovery社 統合生物 リサーチマネージャー、2020年4月から現職。武田薬品で培った知識・経験を生かして創薬研究をサポートします。

2024-04-18T19:19:05+09:002021/06/29|

パネルディスカッション:
進化するオープンイノベーション
~Unlock the value of Japanese Science~


協力:湘南アイパーク  後援:一般財団法人 バイオインダストリー協会

日時:

2021年9月8日(水)16:00 – 17:30

登壇企業:

オープンイノベーション(OI)を積極的に展開する企業と、ライフサイエンスエコシステム構築を目指す湘南アイパークからパネリストが登壇。

概要:

国内においても研究の効率化や外部の先端技術の活用を目的として、創薬研究にオープンイノベーション(OI)が活用されるようになって久しい。製薬企業はこぞって、ユニークな技術やシーズを持つアカデミアやバイオベンチャーとの連携を推進し、革新的な医薬品の創出を志してきた。一方、欧米は日本よりも大きく進んでいると言われており、強固な創薬エコシステムを背景に、特定の領域に特化した創薬ベンチャーが研究開発を進め、その成果を大手製薬会社が買収して世に出していくモデルが一般化している。
日本の創薬プレイヤーは、今後どのようにオープンイノベーションを展開していくべきか?今後も、日本から革新的な新薬を創出し続けるために、我々は今何に取り組めばいいのか?ライフサイエンスエコシステムの構築をミッションに掲げる湘南アイパーク。そのテナントの各業界代表者が本音をぶつけ合います。

パネリスト紹介:企業名アルファベット順

2024-05-23T14:46:25+09:002021/06/22|

Meet a cutting-edge technology:
ドライーウエット融合型創薬を目指して

業務提携を行っているFRONTEOの豊柴氏をお招きし、開催いたします。

日時:

2021年7月15日(木)12:00 – 12:30

概要:

創薬においてもDX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が高まり、「IT創薬」、「AI創薬」が積極的に進められています。そこでは、ITやAI(ドライ)を通して仮説を構築し、実際に試験(ウエット)を行って構築された仮説を効率的に検証する、仮説・検証サイクルを効率的にまわすことが非常に重要です。本セミナーでは、FRONTEOの自然言語処理AIとAxceleadの創薬プラットフォームを組み合わせた、ドライーウエット融合型のリポジショニング・疾患探索の取り組みについて紹介します。

演者紹介:

豊柴 博義氏 株式会社FRONTEO ライフサイエンスAI事業部 CTO
博士(数学)早稲田大学大学院 理工学研究科数学専攻。理学博士(数学、2000年に博士号取得)課程中の1999年より九州大学医学部附属病院の医療情報部にて医療データの統計解析を担当する。2000年よりアメリカ国立環境健康科学研究所(NIEHS)において、データ解析による発がんプロセスの研究などに参加。2004年からは独立行政法人国立環境研究所にて、毒性データの統計解析・疫学研究のデザインとデータ解析の研究に従事。2006年に武田薬品工業に入社し、バイオインフォマティクス分野の研究員、グローバルデータサイエンス研究所・日本サイトバイオインフォマティクスヘッド、サイエンスフェローを歴任。また、臨床試験データにおける遺伝子発現データ解析やターゲット探索、さらに免疫と癌におけるバイオマーカー探索にも携わる。

2024-05-17T17:40:10+09:002021/05/31|

「ペプチド創薬」が拓く中分子創薬

日時:

2021年7月21日(水)12:00 – 12:30

概要:

中分子創薬は、低分子薬と抗体の分子特性を併せ持つモダリティとして注目されており、その中で「ペプチド創薬」は、それぞれの利点を最大に活かすことができるアプローチとして期待が高まっています。本セミナーでは、Axcelead Drug Discovery Partnersが有するペプチド創薬のプラットホームや、ペプチド創薬の課題解決法について紹介を行います。

演者紹介:

医薬探索研究 主席研究員 寺尾嘉人
博士(工学)。2003年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員を経て、武田薬品工業株式会社に入社。創薬化学者として、新規化合物創出に従事。部門横断的な創薬プロジェクトをリード。2017年7月より現職。ペプチド、核酸、低分子を担当するMedicinal Chemistry&Modalityグループをリード。京都市出身

2024-05-23T14:44:26+09:002021/05/31|

持ち株会社・アクセリード設立の合弁会社アルカリスがmRNA 医薬品製造工場を福島県南相馬市に建設することを決定

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社の持株会社であるアクセリード株式会社が設立した合弁会社「株式会社ARCALIS」が、mRNA 医薬品製造工場を福島県南相馬市に建設することを決定いたしました。

詳しくはアクセリード株式会社のWebサイトをご確認ください。
アクセリード株式会社 https://www.axcelead-hd.com/

2024-04-18T19:19:07+09:002021/05/27|

Meet a cutting-edge technology:
ヒト中枢移行評価を創薬初期段階から可能にする
Human BBB-on-a-chip

Axceleadが共同研究を進めている最先端技術をご紹介します。

日時:

2021年7月1日(木)12:00 – 12:30

概要:

ヒト由来細胞を用いた評価を、生体に近い環境で可能とする生体模倣デバイスMicrophysiological systemsは、外挿性の向上から近年非常に注目されている。BBB-on-a-chipは、中枢神経系を標的とした創薬において長年の課題である、探索段階でヒトにおける中枢移行を予測しうる評価系として期待される。本セミナーではiPS細胞とマイクロ流体デバイスによる三次元培養を駆使した最新の成果を紹介します。

演者紹介:

黒澤俊樹先生 帝京大学 薬学部 薬物動態学研究室 助教
博士 (薬学)。薬剤師。2020年に帝京大学大学院薬学研究科を修了後、同薬学部助教に就任。学部の頃から出口芳春教授のもとで血液脳関門 (BBB) 研究を開始し、薬物の脳移行に影響するBBBの複雑かつ巧妙なシステムに興味を持つ。大学院博士論文のタイトルは「ヒトiPS細胞由来脳毛細血管内皮細胞のBBBモデルとしての有用性」。現在はヒト脳微小環境を模倣する3次元培養モデルの開発に精力を注いでいる。第41回生体膜と薬物の相互作用シンポジウムで優秀発表賞を受賞。BBB関連の論文数は7報である。

2024-05-17T17:40:49+09:002021/05/26|

いま見えていないだけ、必ず答えはそこにある。

上手くいかない、、、そんな時まずは自分を疑ってみる

武田薬品工業へ入社後、14Cラベル体を用いた薬物動態試験での代謝物の構造解析、臨床Bioanalysis(生体試料中の薬物濃度測定)関連業務に携わると共に、ヒトマスバランス試験での代謝物分析などにも対応し、医薬品承認申請時の申請資料作成や適合性書面調査対応などの業務に従事していました。2017年にAxceleadへ転籍しBioanalysis、代謝物の構造解析等担当しています。

そもそも創薬に興味を持ったのは“薬ひとつで多くの命を救えることもある”そのような事例に触れて貢献したいと思ったこと、また、実験や化学が楽しかったので薬学の道へ進みました。実験が楽しいと感じるのは「そこにある真実が見えるからであり、必ず答えはそこにあるからです。」まだ見えていないものを見つけていく、自然科学はここが楽しいと感じています。

実験が上手くいかないときは大体自分が何か間違っていることが多い。本当に手順通りにやっているのか?思い込みで進めていないか?など初歩的なことを含めて“自分を疑い”取り組んでいます。恩師となる先生からの「おかしいときは大体自分がおかしい」という言葉を思い出し、経験的にもそのように感じていますので、何かしっくりこないときまずは自分を疑って見直すことにしています。なるほど!という答えが見えたときはやはり快感です。

異国で学んだ向き合う姿勢

欧州でのヒトマスバランス試験の代謝物分析に関してトラブル対応で訪問したベルギーの委託先CROで、フランス語圏のベルギー人と日本人がお互い母国語でない英語で議論し、お互いを非難するかの様相で緊迫した空気となり本当に胃が痛かった思い出があります。半年くらいテレビ電話で会議していましたがテレビ電話といっても今のような技術もなかったこともあり、なかなか言葉では通じにくいことも多々あって、プロジェクトが思うように進んでいませんでした。そこで先方からの要望もありベルギーへ。

何としてもデータを取得する必要があったため、器具が足りないなどの事態を避けるために日本からガラスの遠沈管、LCカラム、ピペットなど必要な器具を一切合切スーツケースに入れて持ち込みました。緊迫した状況の中、それらを取り出していた正にその時、その様子を見ていた先方のトップの目の色がガラッと変わって協力的になり、一緒に実験室まで入って必要な追加の器具探しまでしてくれました。前向きに進めるためのこちらの本気度を理解してくれたのだと感じました、その瞬間は今でも忘れられません。言葉が上手く通じなくても何かを真剣に訴えかければ相手に伝わるもの、という経験をしました。それ以来、真剣に向き合えば何とかなる、通じる、とある意味開き直って落ちついて取り組めるようになりました。

それぞれの特徴を楽しむ

ベルギーに行ったあたりからクラフトビールにハマり飲むようになりました。アメリカに行った時も意外と各地にいろんなビールがあって、それぞれ味に特徴があり面白く楽しんでいました。今はコロナ禍であまり行けませんが湘南や横浜あたりのクラフトビールを出しているお店に行ってみたり、横浜のベルギービールのイベントやオクトーバーフェストがあれば出向いてみたりしました。個人的にはホップが効いていて苦みと香りがあるIPAが好みです。 ※IPA:India Pale Ale

これまでの英知を活かし薬の発展へ

ガイドラインには、これまでの人類の英知が結集していると言っても過言ではないと思っています。NDAに向け、どのようにそのガイドラインを利用し、助けてもらうか。一方では、基本はやはりサイエンスであり、サイエンスを積み重ねてガイドラインと上手く組み合わせて対応していくこと、と考えています。当然わたし一人でなしえないことなのでAxceleadのネットワークなども活かし‘創薬’に取り組んで行きます。

2021-04-22T09:12:57+09:002021/04/20|

医薬探索研究部門 坂本主席研究員の共著論文が、『Scientific reports』に掲載されました!

坂本潤一 医薬探索研究 Discovery Biology主席研究員

坂本潤一 医薬探索研究 Discovery Biology主席研究員

『Identification of novel inhibitors of Keap1/Nrf2
by a promising method combining protein–protein interaction‑oriented library and machine learning』
Yugo Shimizu et al.  Published online 2021 April 1
「Scientific reports」サイトへ

論文の概要:

本研究は、AMEDの創薬基盤推進研究事業において、元株式会社ファルマデザイン、古谷利夫様主導の「PPI界面三次元構造に基づくPPI化合物ライブラリー」において、構築されたPPI化合物ライブラリーを利用し、慶應義塾大学薬学部生命機能物理学講座(大澤匡範教授)の池田和由特任准教授・清水裕吾特任助教により研究開発されたPPI創薬への応用を想定したAI機能を搭載したシステムの構築の一環として実施されました。

弊社では、開発されたAI予測モデルの検証をするために、PPI標的の一つであるKeap1/Nrf2に対して、AI予測モデルで選択された化合物を含むライブラリー化合物群の評価を実施し、本PPI化合物ライブラリーとAI予測モデルの有用性の検証に貢献することができました。また、多検体の化合物評価を安定的に実施するにあたっては、弊社2名の研究員(柴崎都、山口美香)の匠の技が光りました。

関連リンク

「PPI界面三次元構造に基づくPPI化合物ライブラリー」
日本の研究.com
https://research-er.jp/projects/view/924966

お知らせ「大澤匡範教授が国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の創薬基盤推進研究事業に研究開発分担者として参加-新規PPI-AI創薬手法の開発とその基盤DBシステムの実装-」
慶應義塾大学 薬学部・薬学研究科
http://www.pha.keio.ac.jp/news/2019/05150900.html

「AMED創薬基盤 プロジェクトの成果物」
慶應義塾大学 薬学部 生命機能物理学講座
 http://square.umin.ac.jp/keio-skb/amed_dlip.html

坂本潤一 医薬探索研究 Discovery Biology主席研究員

2024-04-18T19:19:07+09:002021/04/12|

「Axceleadに聞いてみた」シリーズ: 創薬の成功を左右する出発点「創薬標的探索」の エキスパートに聞いてみた

日時:

2021年6月24日(木)12:00 – 12:30

概要:

創薬研究における標的分子の選定は、その後の創薬の成功率に大きな影響を与える重要なディシジョンポイントです。
Axceleadでは、蓄積されたノウハウや、オミックス解析やバイオインフォマティクスなどの基盤技術を駆使してお客様のニーズに合わせた創薬標的探索のソリューションを提供しています。
今回は、製薬企業での豊富な創薬研究経験を持つ3人のエキスパートが、創薬標的探索上の課題に挑みます。

※本イベントは、視聴者の皆様から事前募集した創薬研究に関する質問に回答する形で進めさせていただきます。是非、皆様のご意見をお聞かせください。

募集内容

創薬標的探索フェーズにおいて解決すべき課題を幅広く募集いたします。
課題のレベルは問いません。どの領域の方からのご質問も幅広く受け付けます。

演者紹介:

医薬探索研究 主席研究員 尾野晃人
修士(工学)。大阪大学工学研究科修士課程修了後、武田薬品工業株式会社に入社。主に表現型スクリ―ニングを用いた医薬品探索研究に従事。2017年7月より、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社分子スクリーニング主任研究員。2019年8月より現職。大阪府堺市出身

2024-05-23T14:27:08+09:002021/04/08|

持株会社・アクセリードが日立と次世代バイオ医薬品の早期創出に貢献するソリューションの共同開発に合意

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社の持株会社であるアクセリード株式会社は株式会社日立製作所と、次世代バイオ医薬品の開発最適化をデジタル技術と創薬プラットフォームで支えるソリューション開発に関する包括的連携で合意しました。

詳しくはアクセリード株式会社のWebサイトをご確認ください。
アクセリード株式会社 https://www.axcelead-hd.com/

2024-04-18T19:19:07+09:002021/04/07|

「Axceleadに聞いてみた」シリーズ: 化合物創製/最適化を支える薬物動態のエキスパートに聞いてみた

青山和誠

統合トランスレーショナル研究 主席研究員/HT-ADME Lead
青山和誠
修士(薬学、経営学)。2008年東北大学大学院薬学研究科医療薬科学専攻前期課程を修了し、武田薬品工業株式会社入社。創薬探索研究において薬物動態の見地から数十の創薬プロジェクト、開発候補化合物の最適化と選択を担当すると同時に新規 in vitro評価系の構築に携わる。
2017年7月にAxcelead Drug Discovery Partners株式会社転籍後に引き続き創薬プロジェクト・探索動態をリードする傍ら、Axcelead労働組合の設立し、初代中央執行委員長を兼任。2020年1月にAxcelead Drug Discovery Partners株式会社薬物動態分析主席研究員、2020年4月より現職。年間200超の案件を担当している。

日時:

2021年5月26日(水)12:00 – 12:30

概要:

Axceleadでは、創薬研究に必要なほぼ全ての機能がひとつ屋根の下に揃っています。
リード化合物創製/最適化フェーズにおいては、豊富な創薬経験を有するケミストと共に各機能の専門部隊が連携を図り、化合物の”デザイン、合成、評価、解析”サイクルをスピーディーにまわしながらプロジェクトを推進しています。
化合物の”デザイン、合成、評価、解析”サイクルを支えるAxceleadの専門部隊とは?
今回は、薬物動態の専門部隊代表 青山が、リード化合物創製/最適化における皆さまの疑問に答えまくります。

なお、回答者の青山は本番まで質問内容を知らされません。司会陣との本気の応戦をお楽しみください。

※本イベントは、視聴者の皆様から事前募集した創薬研究に関する質問に回答する形で進めさせていただきます。是非、皆様のご意見をお聞かせください。

募集内容

質問の募集は終了しました。
今回は、以下の条件にて皆様からのご質問を募集いたします。
質問内容のレベルは問いません。
また、化学・薬物動態に限らず、どの領域の方からのご質問も幅広く受け付けます。

■ モダリティ:低分子
■ 創薬フェーズ:化合物創製/最適化
■ 領域:薬物動態

演者紹介:

青山和誠

統合トランスレーショナル研究 主席研究員/HT-ADME Lead
青山和誠
修士(薬学、経営学)。2008年東北大学大学院薬学研究科医療薬科学専攻前期課程を修了し、武田薬品工業株式会社入社。創薬探索研究において薬物動態の見地から数十の創薬プロジェクト、開発候補化合物の最適化と選択を担当すると同時に新規 in vitro評価系の構築に携わる。
2017年7月にAxcelead Drug Discovery Partners株式会社転籍後に引き続き創薬プロジェクト・探索動態をリードする傍ら、Axcelead労働組合の設立し、初代中央執行委員長を兼任。2020年1月にAxcelead Drug Discovery Partners株式会社薬物動態分析主席研究員、2020年4月より現職。年間200超の案件を担当している。

2024-05-23T14:24:00+09:002021/03/30|

信頼されるブランドであり続けるために

創薬研究の“信頼性”を支えるQA業務

新卒で入社した武田薬品工業では、入社当初よりIND・NDAに向けた薬物動態研究に従事し、2017年に武田薬品工業からAxcelead Drug Discovery Partnersへの転籍を機に現在の部署に異動しました。GLPや信頼性基準だけでなく、会社全体の信頼性保証(Quality assurance; QA)業務に携わっています。多種多様なお客様の創薬研究において信頼性保証の観点でサポートさせていただくことにやりがいを感じています。特に、定型的でない信頼性基準の試験のご依頼をいただいた際に、どうしたら法令で求められた基準を満たした試験を実施することができるのか、社内の研究者とディスカッションしながら理論構築した結果、最適な試験を提供することができた時は、お客様の創薬の一助となれた気がして嬉しいです。

もともと薬学部で企業研究者を目指していたのですが、薬物動態研究を選択したのは、アルバイト先の調剤薬局での経験がきっかけです。薬剤師の免許を取得し大学院に進学後、アルバイトで患者さんに飲み合わせなどの服薬指導をしていました。服薬指導で使っていた薬の作用についてのデータの多くは薬物動態分野だと知り、「創薬研究者になったら、自分が出したデータで、医師や患者さん達にこうして繋がっていくことができるんだ」というところに感動し、入社時に薬物動態を希望しました。

第三者的視点でプロフェッショナルが適切にチェック

私が薬物動態研究に従事していた頃、QA部門による調査を受けていたのですが、正直、どのようなことを行っているかはあまり知りませんでした。実際にQA部門に異動してみると、「こんなところまでチェックしてるんだ!」と驚いたほど、調査体制が整っていました。ソリューションプロバイダーとして研究不正はあってはならないため、お客様から受託した試験を対象に研究不正の監査も定期的に行っています。

最新情報やPMDAの調査のトレンドをキャッチするために業界団体が開催する研修会などに毎年参加し、必要に応じて社内の研究者とも情報共有しています。また、OECD GLPガイダンス文書が新しく発出された際にはグループ内で勉強会を開くなど、情報のアップデートを欠かしません。Axceleadでは、QA部門の社員全員が元研究者として現場を知っているからこそ、机上の空論にならずに実務に落とし込むことができていると感じています。

信頼性保証を重厚にすれば、お客様からするとより安心ではあるかもしれません。一方で、重厚にすればするほど試験の納期に影響が出てしまい、お客様の創薬タイムラインに響いてしまう可能性があります。Axceleadでは、over qualityにならないよう、社内だけでなくQAの業界団体活動を通じて、医薬品業界あるいは規制当局も巻き込んで議論しています。

古都に魅せられて

大西 明美 着物

学生時代を京都で過ごした際に着物に憧れを持ち、お給料を貯めて、社会人2年目で訪問着を誂えました。着付けも習いに行き、友人の結婚式、自身や家族の慶事など様々な場面で活躍しています。以前は、休日にカジュアルな着物を着て食事に行ったりしていました。世の中の状態が落ち着いたらまた、楽しみたいと思っています。

サポートすることで創薬に貢献する

QA部門には武田薬品でGLPを20年以上経験している先輩方もいるので、指導を受けながら日々研鑽を積んでいます。最近、QAの業界団体が行っている信頼性保証業務の専門家としての登録試験に合格しました。これからも創薬研究者として培った経験を活かし、お客様の手元に届く報告書の未来のゴールを意識しながら業務に励むことで創薬に貢献していきます。

2021-03-31T08:06:43+09:002021/03/28|

医薬探索研究部門 沖主任研究員、丸主任研究員の共著論文が、『Structure』に掲載されました!

沖英幸 医薬探索研究 Discovery Biology 主任研究員

大阪大学大学院理学研究科博士課程前期修了後、武田薬品工業に入社。構造生物の観点から創薬研究に携わる。タンパク質X線結晶構造解析、計算化学的手法による薬物設計、NMRやMSによる相互作用解析に従事。タケダサンディエゴ …

沖英幸 医薬探索研究 Discovery Biology 主任研究員

大阪大学大学院理学研究科博士課程前期修了後、武田薬品工業に入社。構造生物の観点から創薬研究に携わる。タンパク質X線結晶構造解析、計算化学的手法による薬物設計、NMRやMSによる相互作用解析に従事。タケダサンディエゴ …

『Cryo-EM structure of K+-bound hERG channel complexed with the blocker astemizole』
Tatsuki Asai et al. Published online 2021 January 14
https://doi.org/10.1016/j.str.2020.12.007 Structure へ

論文の概要:

薬剤の副作用の原因となるhERGチャネルと、その機能を阻害する薬剤であるアステミゾールとの複合体構造を、クライオ電子顕微鏡単粒子解析によって明らかにしました。詳細は関連リンクにあるプレスリリースおよび論文を御参照下さい。
本研究は、千葉大学、高エネルギー加速器研究機構(KEK)物質構造科学研究所、弊社を含む企業5社による産官学連携のもとで行われ、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)創薬等ライフサイエンス研究支援基盤事業(BINDS)の一環として遂行されました。

AxceleadのAS-MS技術:

クライオ電子顕微鏡単粒子解析のために調製した hERG タンパク質と、その阻害剤であるアステミゾールとの結合能を、Affinity Selection-Mass Spectrometry (AS-MS) という弊社の技術で評価しました。AS-MS は、放射性同位元素の利用や、タンパク質への修飾等、試料に手を加えることなくターゲットとリガンドの相互作用を評価できます。hERGのような膜タンパク質や、DNA、RNA といった核酸もターゲットにできるため、適用範囲の広い技術です。
Axceleadでは、AS-MS による相互作用解析、タンパク質X線結晶構造解析のサービスを提供しています。

関連リンク:

ニュースリリース「副作用原因タンパク質 hERG チャネルと薬剤の複合体構造を明らかにすることに成功−重篤な副作用の回避にもクライオ電子顕微鏡解析が役立つ−」
国立大学法人千葉大学、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構、国立研究開発法人日本医療研究開発機構
http://www.s.chiba-u.ac.jp/pr/files/20210115murata.pdf

沖英幸 医薬探索研究 Discovery Biology 主任研究員

大阪大学大学院理学研究科博士課程前期修了後、武田薬品工業に入社。構造生物の観点から創薬研究に携わる。タンパク質X線結晶構造解析、計算化学的手法による薬物設計、NMRやMSによる相互作用解析に従事。タケダサンディエゴ …

2024-04-18T19:19:16+09:002021/02/16|

1月29日に開催されるiForum™ 2021 Virtual User Group Meetingにて、 医薬探索研究・シニアディレクターの河本、セールスリードの田中が講演します

河本朋広


FUJIFILM Cellular Dynamicsが主催する「iForum™ 2021 Virtual User Group Meeting」にて、医薬探索研究・シニアディレクターの河本、セールスリードの田中が講演いたします。
米国時間に合わせて開催させるイベントのため、日本時間では深夜となりますが、ご興味がございましたらぜひご視聴ください。

【開催日時】

2021.01.29 (金) AM 00:10~00:30 (日本時間)

【開催形式】

オンラインWebinar

【講演テーマ】

” Driving Innovative Drug Discovery Using Target-Oriented Hit Identification Assays and Phenotypic Screening “

【演者】

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社 医薬探索研究 シニアディレクター 河本朋広
Axcelead Drug Discovery Partners株式会社 セールス&マーケティング セールスリード 田中崇裕

【概要】

本プログラムでは、高品質でdrug-likeなヒット化合物を提供するAxcelead独自の統合型サービスや、FUJIFILM Irvine Scientific, Incとの協業により展開しているiCellを用いた表現型スクリーニングなどをご紹介します。
どなたでも無料でご参加頂けます。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.fujifilmcdi.com/conference/iforum-virtual-user-group/
(FUJIFILM Cellular Dynamicsサイトへ)

河本朋広
2024-04-18T19:19:17+09:002021/01/25|

令和3年1月 新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言への対応について

1月7日に政府より神奈川県を対象に「緊急事態宣言」が発令されました。
Axceleadでは感染拡大の防止に努めながら、クライアントの皆様からご依頼いただいた案件を可能な限り進めて参ります。
当社にて受託中の試験やプロジェクトおよび新たなご依頼に関してご質問がございましたら、問合せ窓口contact@axcelead.comもしくは試験担当者にご連絡いただきますようお願い申し上げます。
なお、行政から新たな方針が出された際の対応については、別途ウェブサイトにてご案内いたします。

2024-04-18T19:19:17+09:002021/01/08|
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