Axcelead DDPとAcadia Pharmaceuticals、昨年に引き続き中枢神経疾患領域における新たな創薬プロジェクトを開始

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 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:山田 伸彦、以下、Axcelead DDP)は、この度、Acadia Pharmaceuticals Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンディエゴ、以下「Acadia」)と、Acadiaの革新的な新薬パイプライン創出に向けて昨年に引き続き中枢神経疾患領域における新たな創薬プロジェクトを開始することになりましたのでお知らせします。

 両社は、2022年10月に新規の創薬プロジェクトを開始して以来、中枢神経疾患領域における候補化合物の選定を目指して協業してきました。今回の創薬プロジェクトにおいても、両社が連携して中枢神経疾患領域の特定の疾患における候補化合物を探索し、臨床開発を進めるための研究プログラムを推進します。Axcelead DDPは、創薬プラットフォームおよび創薬研究の深い知識、豊富な経験を活かし、高品質な候補化合物を創出するための研究活動を行います。Acadiaは、中枢神経疾患領域の深い専門性を活かし、臨床開発と商業化を図ります。

 Axcelead DDPはAcadiaとの最初の創薬プロジェクトと同様に、アップフロント、研究活動費、開発の進捗に応じたマイルストンをAcadiaから受け取ることになります。

 Axcelead DDPの代表取締役社長である山田伸彦は、「今回、Acadiaと新たな創薬プロジェクトをスタートできることを嬉しく思います。これは、昨年10月に開始した中枢神経疾患領域における同社との初めての創薬プロジェクトが順調に進み、近々、候補化合物の選定が完了する見通しであることから、当社の創薬研究力を高く評価していただけたからであると考えています。中枢神経疾患および希少疾患に苦しむ患者さんに革新的な医薬品をお届けすることを目指し、引き続き、Acadiaのパイプライン拡充に貢献できるよう同社と協業してまいります。」と述べています。

以上

<Acadiaについて>
Acadiaは、生活の向上を目指して神経科学のブレークスルーに取り組んでいます。 30年に亘ってヘルスケアの第一線で活動し、重要なソリューションを必要とする人々に提供してきました。Acadiaはパーキンソン病に関連する幻覚と妄想およびレット症候群に対する初めてで唯一承認された治療法を開発し販売しています。Acadiaの臨床開発は、統合失調症の陰性症状、プラダー・ウィリ症候群、アルツハイマー病、および中枢神経系障害における神経精神症状の治療に重点を置いています。
詳細については、www.acadia.comをご覧ください。

<Axcelead DDPについて>
ADDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。

2024-04-18T19:17:37+09:002023/12/25|

インビボサイエンスとAxcelead DDP、疾患モデル動物を使った創薬支援サービスで協業契約を締結

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 インビボサイエンス株式会社(本社:東京都目黒区、事業所:神奈川県川崎市、代表取締役:吉村 公志、以下「インビボサイエンス」)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:山田 伸彦、以下「Axcelead DDP」)は、この度、疾患モデル動物を使った創薬支援サービスに関する協業契約を締結しましたのでお知らせします。

 インビボサイエンスは、公益財団法人 実験動物中央研究所(以下「実中研」)の技術を基に開発されたNOGマウスやヒト化マウスといった多種多様な疾患モデル動物をグローバルに供給しており、実中研の豊富な経験と技術に基づく実験に関するノウハウや情報を保有しています。Axcelead DDPは、創薬経験豊富な200名以上の研究者を擁しており、製薬企業、バイオベンチャー、アカデミアなどの様々な創薬プレイヤーに、各種モダリティや疾患に対する薬効薬理評価サービスを提供しています。

 今回の契約では、疾患モデル動物の実験ノウハウを含めた豊富な情報を有するインビボサイエンスと疾患モデル動物を使った創薬研究に卓越した技術力を持つAxcelead DDPが協業することで、お客様のニーズに合致した、より確度の高いin vivo評価を迅速に提供できるようになります。また、本契約でAxcelead DDPは、インビボサイエンスからヒト化マウスモデルの特性や作出に関する知見・技術を得ることになり、疾患モデル動物作出のケイパビリティを一層高めることが可能になります。

 インビボサイエンスの代表取締役 吉村 公志は、「今回の協業により創薬ソリューションプロバイダーである Axcelead DDPの豊富な人材と卓越した技術にインビボサイエンスが持つ実中研研究者の経験に基づくノウハウ、情報が合わさることで、重度免疫不全マウス、特にヒト化マウスを使用する研究分野に大きな変革を及ぼすものと期待しています。特殊なノウハウが必要なNOGマウス等を使用した研究がAxcelead DDPで幅広く実施できるようになることを大変嬉しく思います。」と述べています。

 Axcelead DDPのCSO 伊井 雅幸は、「高品質で多様な疾患モデル動物を提供し、且つ、実験関連の豊富な経験と情報を持つインビボサイエンスと創薬支援サービスで協業できることを嬉しく思います。ヒト外挿性の高い疾患モデル動物を使った医薬品の開発は、創薬研究のスピードアップと成功確率向上につながることが期待されます。私たちAxcelead DDPは、引き続き、創薬プレイヤーの多様なニーズにお応えしながら、画期的新薬の創出に貢献してまいります」と述べています。

NOGマウス:NOD-scidマウスと数種のサイトカインレセプター共通ドメインであるIL-2レセプターγ鎖ノックアウト (IL2RγKO) マウスを交配して得られた系統です。NOD-scidマウスと比較してヒト組織の生着性が著しく高く、担がんマウスモデルや免疫ヒト化マウスモデルなど、創薬研究に幅広く活用されています。

以上

【インビボサイエンスについて】
インビボサイエンスは、(公財)実験動物中央研究所が開発した「NOG関連マウス」を販売するために2006年に設立されました。重度免疫不全マウス、ヒト化マウスを使用してお客様が、より良い研究成果を得ることができるよう、研究者の皆様に実験ノウハウを含めた情報とともに「NOG関連マウス」を提供しています。https://www.invivoscience.com/index.html

【Axcelead DDPについて】
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。https://www.axcelead.com/

2024-04-18T19:17:37+09:002023/12/13|

統合トランスレーショナル研究 田中研究員の共著論文が「Springer Link」に掲載されました!

The combination of brentuximab vedotin and chidamide synergistically suppresses the proliferation of T-cell lymphoma cells through the enhancement of apoptosis

Published online Date : November 3, 2023
詳細はこちらから

論文の概要:
Brentuximab vedotin (BV)はPeripheral T-cell lymphoma(PTCL)で承認されている薬剤であり、単剤あるいは併用療法においてsurvival timeの改善に寄与しています。今回、さらなるsurvival timeの改善を目指した新しい併用療法を念頭に置き、BVのパートナーとなりえる薬剤を前臨床試験にて評価しました。承認薬あるいは後期臨床開発薬から選択した併用パートナー候補薬のうち、BVとの強い併用効果を示す薬剤として、Chidamideを見出しました。BVとChidamideの併用は、細胞実験に加えて動物実験でも相乗効果を示し、トランスクリプトーム・パスウェイ等を含む種々の解析から、がん細胞においてアポトーシスを増強していることが確認されました。

Peripheral T-cell lymphoma (PTCL)
胸腺での分化・成熟を経て末梢臓器に移動したT細胞に由来する種々のリンパ系腫瘍の総称であり、月単位で進行するアグレッシブリンパ腫に分類。
Brentuximab vedotin
細胞表面マーカーCD30を標的とする抗体に微小管阻害作用を有するmonomethyl auristatin E(MMAE)が結合した薬物複合体。

関連サービス
臨床での併用戦略や併用化合物の探索・メカニズム解析など、お客様のニーズに合わせた薬剤併用解析サービスをご提供

田中 浩史 統合トランスレーショナル研究
九州大学大学院農学研究科修士課程を卒業後、武田薬品工業を経て、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社へ転籍。癌領域を中心にin vitroアッセイを担当。

2024-04-18T19:17:38+09:002023/11/27|

Axcelead DDP、東京大学との共同研究の成果が国際科学誌「Nature Communications」に掲載

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 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:山田 伸彦、以下、Axcelead DDP)は、東京大学大学院薬学系研究科 林久允准教授らの研究チームと実施した共同研究によって必須栄養素コリンの吸収経路を発見し、その研究成果が2023年11月21日に発刊された国際科学誌「Nature Communications」に掲載されましたのでお知らせします。

 林久允准教授らの研究チームは、こどもの肝臓病の克服を目指した研究1)を進めています。その中の一つ、進行性家族性肝内胆汁うっ滞症1型(PFIC1)は、原因遺伝子が見つかっているものの、病気の発症メカニズムが不明であり、根本的な治療法がない希少疾患です。このメカニズムを解明するために、Axcelead DDPにおいて、林久允准教授らの研究チームが作製した疾患モデル動物およびPFIC1患者のサンプルの脂質分子を含むメタボローム解析2)を実施しました。その結果、PFIC1は、患者体内で必須栄養素コリンの前駆体、リゾフォスファチジルコリンの吸収不良、次いで、コリン自体の欠乏が生じ、病気の発症へと至る可能性を見出しました。さらに、東京大学研究チームは、疾患モデル動物へ経口でコリンを補充する事により、肝臓の症状が消える事を確認しました。本成果より、コリン補充が臨床での治療に繋がる可能性が見出されました。現在、東京大学研究チームが早期に臨床試験を開始できるようAxcelead DDPがその準備を支援しています。

 Axcelead DDPのCSO 伊井 雅幸は、「東京大学との共同研究を通じてPFIC1に対する新たな内科的治療法の開発につながる成果が得られたことを大変嬉しく思います。本成果にはAxcelead DDPがこれまでの創薬研究で培ってきた疾患メカニズムの解析技術が寄与したものと考えています。引き続き、Axcelead DDPが保有する100以上の新薬臨床試験開始申請(IND申請)の知見を活かして、一日も早く患者さんに新しい治療法をお届けできるよう東京大学研究チームをサポートしてまいります」と述べています。

研究内容の詳細については、東京大学のニュースリリースをご参照ください。
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400226852.pdf


1) 小児期発症の胆汁うっ滞性肝疾患を対象とした多施設前向きレジストリ研究です。小児期に発症する胆汁うっ滞性肝疾患に関する情報を様々な研究機関・医療機関と連携して収集し、治療・研究に役立てています。
詳細は、ホームページ参照(https://www.circle-registry.org/

2) メタボローム解析:メタボロームは代謝物(metabolite)とギリシャ語の「全て」を意味するomeを合成した言葉で「代謝物の総体」を意味します。メタボローム解析は、生体サンプル内の代謝物を網羅的に解析する手法です。

以上

【Axcelead DDPについて】
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。https://www.axcelead.com/

2024-04-18T19:17:38+09:002023/11/22|

応用レギュラトリーサイエンス 福井英夫シニアディレクター/シニアコンサルタントが第6回医薬品毒性機序研究会シンポジウムで講演します

2023年12月5、6日の2日間、つくばカピオホールにて開催される第6回医薬品毒性機序研究会にて、応用レギュラトリーサイエンス 福井英夫シニアディレクター/シニアコンサルタントが講演します。

【シンポジウム概要】
第6回医薬品毒性機序研究会

【講演概要】
日時:12月5日(火) 10:00~11:30
場所:つくばカピオホール
シンポジウム:AMEDペプチド班研究報告:非天然型化学合成ペプチドに関する非臨床安全性評価ガイドライン(案)
講演タイトル:企業視点からみた非天然型化学合成ペプチド医薬品の非臨床安全性評価について

【発表要旨】
AMEDペプチド班で「非天然型化学合成ペプチドに関する非臨床安全性評価ガイドライン(案)」を作成中です。製薬企業からの要望もあり、早急にガイドライン案を開示する必要があります。ガイドラインを4つのパートに分け、「非天然型化学合成ペプチド医薬品の非臨床安全性評価に関するガイドライン案について」を齋藤国立衛研副所長、「非天然型化学合成ペプチド医薬品の遺伝毒性評価について」を杉山国立衛研部長、「規制からみた非天然型化学合成ペプチド医薬品の非臨床安全性評価の考え方」をPMDA上級トキシコトジスト真木先生が、「企業視点からみた非天然型化学合成ペプチド医薬品の非臨床安全性評価について」は福井から解説する予定です。齋藤先生と福井は本シンポジウムの司会も兼任します。

福井英夫 応用レギュラトリーサイエンス シニアディレクター/シニアコンサルタント
1989年 名古屋大学大学院生命農学研究科栄養生化学専攻修了後、武田薬品工業株式会社入社。1994年京都大学薬学博士。2000年米国コロンビア大学医学部博士研究員。米国(ABT)及び日本(JSOT)毒性学会認定トキシコロジスト。グローバル武田における消化器病領域治療薬等の非臨床安全性評価リードとして、様々な毒性課題の解決や当局対応、導入候補化合物のデューデリジェンスなどを経験。2021年開催の第48回日本毒性学会学術年会(神戸)年会長も務めた。

2024-04-18T19:17:39+09:002023/11/20|

医薬探索研究 松山研究員が第14回 スクリーニング学研究会にてポスター発表を行います

2023年11月30日(木)に大宮ソニックシティで開催される第14回 スクリーニング学研究会にて、医薬探索研究 松山研究員がポスター発表を行います。本学会への参加を予定されている方は、是非ポスター発表をご覧ください。

【学会概要】
第14回 スクリーニング学研究会

【ポスター発表】
日時:11月30日 (木) 前半13:30~13:50または後半14:10~14:30
場所:大宮ソニックシティ
タイトル:「Discovery of Selective Inhibitors for 123 Protein Kinases Utilizing Internal Kinase Panel Dataset」
演者:松山 祐昂 医薬探索研究

【発表概要】
キナーゼ阻害剤の開発における課題は、オフターゲットの毒性リスクを回避するために、目的のターゲットに選択的な化合物を最適化する事である。
私たちは320を超えるキナーゼを使用したグローバルキナーゼパネル(GKP)アッセイを社内で構築している。パネルデータを取得している化合物から約5,000化合物を選択したライブラリーを構築し、GKPに含まれないキナーゼに対してスクリーニングを実施した。その結果、5つの高活性、高選択的な化合物を見出すことに成功した。
また、GKPデータベースをAI分析することで、GKPの選択性スコアを再現する46個のキナーゼセットを特定した。このキナーゼセットに対して化合物評価することで、多数のリード候補の評価が可能になり、選択性プロファイリングの早期検証が容易になった。
これらのアプローチにより現在までに123キナーゼに対する選択的阻害剤の創出に成功している。

松山 祐昂 医薬探索研究
博士(理学)。九州大学大学院理学府化学専攻博士課程卒業後、佐藤製薬株式会社を経て、2022年にAxcelead Drug Discovery Partners 株式会社に入社。HTSのためのアッセイ系の構築を担当している。

2024-04-18T19:17:39+09:002023/11/13|

FRONTEOとAxcelead DDP、AI創薬支援パートナーシップ基本契約を締結

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 株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下FRONTEO)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:山田 伸彦、以下 Axcelead DDP)は、AI創薬支援パートナーシップ基本契約を締結しましたのでお知らせします。

 FRONTEOは、同社の「Drug Discovery AI Factory」事業において、医薬品研究開発の仮説生成に特化した独自開発のAIを活用し、創薬の効率化・加速化・成功確率向上を支援するサービスを提供しています。Axcelead DDPは、創薬に必要なプラットフォーム機能を保有しており、それを活かして製薬企業・バイオベンチャー・アカデミア・政府系研究機関など、多様な創薬プレイヤーの創薬研究を支援しています。今回のパートナーシップ基本契約締結によって、FRONTEOの仮説生成AIとAxcelead DDPの創薬プラットフォーム機能が組み合わさり、ドライ研究(コンピュータやAIを用いたデータ解析)を通して仮説を構築し、ウェット研究(細胞、動物などを用いた生物学的試験)でそれらを検証するサイクルを効率的に運用することが可能となります。

 FRONTEOの執行役員 CTO 豊柴 博義は、「当社がDrug Discovery AI Factory事業を進める中で、顧客企業より、当社がドライ研究で導いた仮説について、次段階であるウェット研究での検証も併せて委託したいとの要望が数多く寄せられていました。今回、Axcelead DDPとパートナーシップ基本契約を締結することで顧客ニーズに応え、より一層、顧客企業の創薬研究・事業の発展と医療の質向上に貢献できることを嬉しく思います」と述べています。

 Axcelead DDPのCSO 伊井 雅幸は、「仮説生成AIを活用したデータ解析に強みを有するFRONTEOとのパートナーシップを通じてAI創薬の支援事業をさらに強化することができることを嬉しく思います。FRONTEOのAIエンジンが生成した仮説に対して、当社が培ってきた創薬研究力を活かしたウェット研究を実施することで、お客様の創薬研究をこれまで以上に加速することが可能になります。当社は、創薬プラットフォーム企業として、引き続き、お客様の画期的新薬の創出に貢献してまいります」と述べています。

以上

【FRONTEOについて】 URL:https://www.fronteo.com/
FRONTEOは、自社開発AIエンジン「KIBIT(キビット)」を用いた多様なAIソリューションとサービスを提供するデータ解析企業です。「記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、情報社会のフェアネスを実現する」ことを理念とし、膨大な量のテキストデータや複雑なネットワークの中から意味のある重要な情報を抽出して、エキスパートの高度な判断を支援する自然言語処理ならびにネットワーク解析技術を強みとしています。リーガルテックAI、ビジネスインテリジェンス、ライフサイエンスAI、経済安全保障の各領域で事業を展開し、さまざまな企業の課題や社会課題の解決に貢献しています。2003年8月創業、2007年6月26日東証マザーズ(現:東証グロース)上場。日本、米国、韓国、台湾で事業を展開。第一種医療機器製造販売業許可取得、管理医療機器販売業届出。資本金3,042,317千円(2023年3月31日時点)。
※FRONTEO、KIBIT、Drug Discovery AI FactoryはFRONTEOの日本における登録商標です。

【Axcelead DDPについて】
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。https://www.axcelead.com/

2024-04-18T19:17:39+09:002023/11/06|

応用レギュラトリーサイエンス 福井英夫シニアディレクター/シニアコンサルタントが神戸再生医療勉強会で講演します

2023年10月24日(火)に開催される神戸再生医療勉強会にて、応用レギュラトリーサイエンス 福井英夫シニアディレクター/シニアコンサルタントが講演します。※本会は会員制になります。

【勉強会について】
神戸再生医療勉強会は、神戸医療産業都市・神戸市に拠点を有する再生医療関連企業を対象に、神戸医療産業都市における再生医療の推進とグローバル拠点の実現に貢献することを目的とした会員制の勉強会です。
神戸再生医療勉強会

【講演概要】
日時:10月24日(火) 15:00~17:30
場所:神戸臨床研究情報センター2階 研修室
タイトル:「ニューモダリティー医薬(iPS細胞移植、遺伝子治療等製品など)の安全性評価とSmart-IND®戦略」

【発表要旨】
ICHガイダンスが未整備の領域であるニューモダリティー医薬(iPS細胞移植、遺伝子治療等製品など)の安全性評価方法について解説するとともに、アカデミア、ベンチャーにお勧めしたいSmart-IND®戦略について説明します。
※澤芳樹先生(大阪警察病院院長、元大阪大学心臓血管外科教授、再生医療学会前理事長)と2人で勉強会の講師を務める。

福井英夫 応用レギュラトリーサイエンス シニアディレクター/シニアコンサルタント
1989年 名古屋大学大学院生命農学研究科栄養生化学専攻修了後、武田薬品工業株式会社入社。1994年京都大学薬学博士。2000年米国コロンビア大学医学部博士研究員。米国(ABT)及び日本(JSOT)毒性学会認定トキシコロジスト。グローバル武田における消化器病領域治療薬等の非臨床安全性評価リードとして、様々な毒性課題の解決や当局対応、導入候補化合物のデューデリジェンスなどを経験。2021年開催の第48回日本毒性学会学術年会(神戸)年会長も務めた。

2024-04-18T19:17:40+09:002023/10/10|

統合トランスレーショナル研究部門 濱田研究員が日本薬物動態学会第38回年会 第23回シトクロムP450国際会議 国際合同大会でポスター発表をします

9月25日からの5日間、グランシップ(静岡県静岡市)で開催される日本薬物動態学会第38回年会 第23回シトクロムP450国際会議 国際合同大会において、弊社研究員・濱田がポスター発表を行います。本学会への参加を予定されている方は、是非ポスター発表をご覧ください。

【学会概要】
日本薬物動態学会第38回年会 第23回シトクロムP450国際会議 国際合同大会(2023年9月25~29日 グランシップ(静岡県静岡市))

【ポスター発表】
ポスターセッション2 2P-125
「Predictability of hepatic metabolism-mediated drug-drug interaction (DDI) in clinical with use of PXB mice」
日時:9月27日(水) 12:30 ~ 13:30
演者:濱田 輝基(Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社 統合トランスレーショナル研究 研究員)

【発表概要】
臨床において代謝阻害に起因する薬物間相互作用(DDI)が生じると、重篤な副作用につながる場合があります。このDDIを予測する方法は、多数検証、報告されています。定量的なDDI予測には生理学的薬物動態(PBPK)モデルが利用されます。この予測計算には、in vitro試験から得られた代謝阻害定数(Ki)を用いることが一般的ですが、予測の正確性に課題があることが知られています。我々は今回、in vitro Kiの代わりにヒト肝キメラマウスの一つであるPXBマウスからin vivo Kiを取得し、臨床PBPKモデルに適用しました。その結果を当学会にて報告いたします。今回得られた知見は、PXBマウスを用いた有用な研究活用事例の一つになると考えられます。

濱田 輝基 統合トランスレーショナル研究
東京大学大学院薬学系研究科修士課程卒業後、武田薬品工業株式会社を経て、2017年にAxcelead Drug Discovery Partners 株式会社に入社。DMPK代表として創薬初期段階の各種研究プロジェクトに従事。探索ステージのDMPK研究、トランスレーショナル研究、モデリング&シミュレーションを専門としている。

2024-04-18T19:17:40+09:002023/09/29|

統合トランスレーショナル研究部門 長坂研究員が日本薬物動態学会第38回年会 第23回シトクロムP450国際会議 国際合同大会でポスター発表をします

9月25日からの5日間、グランシップ(静岡県静岡市)で開催される日本薬物動態学会第38回年会 第23回シトクロムP450国際会議 国際合同大会において、弊社研究員・長坂がポスター発表を行います。本学会への参加を予定されている方は、是非ポスター発表をご覧ください。

【学会概要】
日本薬物動態学会第38回年会 第23回シトクロムP450国際会議 国際合同大会(2023年9月25~29日 グランシップ(静岡県静岡市))

【ポスター発表】
ポスター3P-210
「Risk Assessment of Reactive Metabolites in Drug Discovery: Comparative Analysis of Cysteine and dGSH Trapping Assays」
日時:9月28日(木) 
演者:長坂 恒佑(Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社 統合トランスレーショナル研究 研究員)

【発表概要】
特異体質性肝障害(IDT)もしくは薬剤性肝障害(DILI)はいまだに医薬品開発における課題となっており、そのリスクファクターの一つとして反応性代謝物の生成が知られています。特にカルボン酸化合物については抱合代謝で生じる反応性のアシルグルクロナイド(AG)が生体タンパクへの非特異的な結合による毒性を示すとされています。AGのリスク評価についてはAG標品のバッファー中の半減期比較のほか、システインを用いたトラッピングアッセイが報告されていますが、定量的な比較はいまだ課題が残ります。今回、酸化反応で生じる反応性代謝物の評価として一般的なダンシルグルタチオン(dGSH)トラッピングアッセイとの比較も行い、IDT/DILIのリスククライテリア設定について議論したいと考えております。

長坂 恒佑 統合トランスレーショナル研究
金沢大学大学院博士前期課程修了後、トーアエイヨー株式会社を経て、2022年にAxcelead Drug Discovery Partners株式会社に入社。薬物代謝を中心に薬物動態評価に従事。

2024-04-18T19:17:41+09:002023/09/29|

応用レギュラトリーサイエンス 福井英夫シニアディレクター/シニアコンサルタントがBioJapan 2023 スペシャルシンポジウムで講演します

2023年10月11日(水)~13日(金)の3日間、パシフィコ横浜で開催されるBioJapan 2023にて、応用レギュラトリーサイエンス 福井英夫シニアディレクター/シニアコンサルタントがBioJapan横浜スペシャルシンポジウムで講演します。本シンポジウムへの参加を予定されている方は、是非講演をご覧ください。

【シンポジウムに関する内容】
BioJapan 2023 パシフィコ横浜 2023年10月11日(水)~13日(金) 

【講演概要】
日時:10月11日(水) 15:00~16:30
開催場所:パシフィコ横浜 メインステージ
スペシャルシンポジウム「創薬支援事業の活用とバイオベンチャーエコシステム こんな時どうする?~スタートアップ支援事業の活用と期待~」でパネリストとして登壇
講演タイトル:「バイオベンチャーへの創薬支援 ケーススタディ:成功するバイオベンチャーの非臨床安全性研究戦略」 

【発表要旨】
バイオ医薬品(ニューモダリティー医薬品)の承認品目数増加に伴い、それらの売上高は米国を始めとして日本でも増加しています。バイオ医薬品の開発が拡大するとともにモダリティーの多様化が加速しています。ニューモダリティー医薬品の開発は、アカデミアあるいは創薬ベンチャー企業により牽引されるケースが増えてきています。AMED、機関投資家あるいは製薬企業からの研究資金を獲得して研究開発を進め、臨床試験から大手製薬企業に移譲しているケースが多く見受けられます。しかしながら、アカデミアあるいは創薬ベンチャー企業は規制当局との対応に時間を要している傾向にあり、また、製薬会社へ売り込みをしても興味を持たれないことが多く見受けられます。PMDA対応のための対策と製薬会社が導入する際の評価ポイント、成功している創薬ベンチャーの事例についても紹介します。

シンポジウム概要ページ:BioJapan / 再生医療JAPAN / healthTECH JAPAN 2023 (jcdbizmatch.jp)

福井英夫 応用レギュラトリーサイエンス シニアディレクター/シニアコンサルタント
1989年 名古屋大学大学院生命農学研究科栄養生化学専攻修了後、武田薬品工業株式会社入社。1994年京都大学薬学博士。2000年米国コロンビア大学医学部博士研究員。米国(ABT)及び日本(JSOT)毒性学会認定トキシコロジスト。グローバル武田における消化器病領域治療薬等の非臨床安全性評価リードとして、様々な毒性課題の解決や当局対応、導入候補化合物のデューデリジェンスなどを経験。2021年開催の第48回日本毒性学会学術年会(神戸)年会長も務めた。

2024-04-18T19:17:41+09:002023/09/26|

統合トランスレーショナル研究部門 小林研究員が日本薬物動態学会第38回年会 第23回シトクロムP450国際会議 国際合同大会のシンポジウムにて講演を行います

9月25日からの5日間、グランシップ(静岡県静岡市)で開催される日本薬物動態学会第38回年会 第23回シトクロムP450国際会議 国際合同大会のシンポジウムにて、弊社研究員・小林が講演を行います。本学会への参加を予定されている方は、是非講演をご覧ください。

【学会概要】
日本薬物動態学会第38回年会 第23回シトクロムP450国際会議 国際合同大会(2023年9月25~29日 グランシップ(静岡県静岡市))

【講演内容】
シンポジウム32 薬物代謝・毒性予測、病態診断のためのバイオマーカーの活用
「薬物動態研究、バイオマーカー研究への空間的トランスクリプトミクスの活用事例と展望 Applications and Perspectives of Spatial Transcriptomics to Pharmacokinetic and Biomarker Research」
日時:9月29日(金) 13:45 ~ 14:15 プログラム
演者:小林 亮介(Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社 統合トランスレーショナル研究 研究員)

【発表概要】
空間的トランスクリプトミクスは近年、複雑に構成される組織を対象として、細胞レベルまで分解されたデータを位置情報と共に得て、遺伝子発現の観点から理解を深める解析として注目を集めています。ADDPでは10x Visiumプラットフォームを用いた受託サービスを提供しておりますが、今回の発表ではその経験実績から、どのような課題が解決できるのか、類似技術や同時に活用可能な技術の特徴、今後の展望などについて概説します。また活用事例として、Antisense oligonucleotidesの組織内分布と、関連するターゲット遺伝子の転写ノックダウン評価についてもご紹介する予定です。

小林 亮介 統合トランスレーショナル研究
博士(獣医学)。認定毒性病理学専門家、認定獣医病理学専門家、認定トキシコロジスト。
2019年にAxcelead Drug Discovery Partners 株式会社入社。安全性評価、薬効評価に関連する病理組織評価や、空間的トランスクリプトミクス研究を担当。様々な組織/細胞に精通した病理専門家として創薬研究をサポートしている。

2024-04-18T19:17:42+09:002023/09/11|

BIO JAPAN 2023 ランチョンセミナー登壇のお知らせ

2023年10月11日(水)~13日(金)の3日間、パシフィコ横浜で開催されるBIO JAPAN2023にて、ウィズ・パートナーズ株式会社主催のランチョンセミナーに当社代表取締役社長 山田 伸彦が登壇します。ランチョンセミナーは、「日本発革新的な医薬品を生み出す創薬プラットフォーマーたち」をテーマに、ウィズ・パートナーズの投資先であるアクセリード株式会社、株式会社IPガイア、NANO MRNA株式会社、並びにアクセリード子会社のAxcelead Drug Discovery Partners株式会社、株式会社ARCALISのリーダー達が各社の特徴と今後の展開について発表いたします。皆様のご参加お待ちしております。

【ランチョンセミナー】
 日時:10月13日(金) 11:30~12:30
 開催場所:パシフィコ横浜 アネックスホール、ノース内
 タイトル:日本発革新的な医薬品を生み出す創薬プラットフォーマーたち

BIO JAPAN 2023 ホームページ:https://jcd-expo.jp/ja/
Whiz Partners主催 ランチョンセミナー概要ページ:
BioJapan / 再生医療JAPAN / healthTECH JAPAN 2023 (jcdbizmatch.jp)

※ランチョンセミナーは定員120名様とさせていただきます。
 参加ご希望の方は、上記概要ページより来場・聴講登録をお願いいたします。

2024-04-18T19:17:42+09:002023/09/08|

統合トランスレーショナル研究部門 冨原研究員が薬物動態談話会9月例会にて口頭発表をします

9月22日に、日本薬学会長井記念館 長井記念ホール A-Bで開催される薬物動態談話会9月例会において、弊社研究員・冨原が口頭発表を行います。是非、本談話会へご参加ください。

【学会概要】
薬物動態談話会9月例会 (2023年9月22日 日本薬学会長井記念館 長井記念ホール A-B)

【口頭発表】
「核酸創薬における薬物動態解析 ~Axcelead DDP における細胞・組織レベルのアプローチ~」
日時:2023年9月22日 (金) 13:30~14:15 
演者:冨原 裕美(Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社 統合トランスレーショナル研究 研究員)

【発表概要】
本発表では、まず、Antisense oligonucleotides (ASO)の組織濃度の測定に用いられるLC-MS/MSやHybridization ELISAについて、それぞれの特徴や使い分けの事例を紹介いたします。ただし、核酸の分布は組織および細胞内において均一ではないため、LC-MS/MSやHybridization ELISAを用いて組織全体の濃度測定するだけでは、薬効や毒性との関係を考察するのに十分とはいえません。
そこで、組織内のASOの局在/分布やmRNA knockdown活性を評価するため、投与したASO (IHC)とtarget mRNAのin-situ hybridization (ISH)の二重染色法を構築しました。ASOの集積が認められる腎臓における実例から、LC-MS/MSやqPCRだけでなく、IHCやISHによる評価の重要性を紹介いたします。

冨原 裕美 統合トランスレーショナル研究
名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程前期修了後、協和キリン株式会社を経て、2019年、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社に入社。核酸やLNPの動態評価に従事。

関連ソリューション:核酸創薬に対するソリューション核酸の組織内分布を見る技術

2024-04-18T19:17:43+09:002023/09/04|

Axcelead DDPの創薬支援事業が第6回日本医療研究開発大賞を受賞

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 当社は、この度、内閣府が主催する「第6回日本医療研究開発大賞」において「スタートアップ奨励賞」を受賞しましたのでお知らせします。

 日本医療研究開発大賞は、大学、公的研究機関、企業等における医療分野の研究開発やその成果の実用化において、画期的・重要な成果を収める、先導的な取組を行うなど、研究開発の推進に多大なる貢献をした事例に関し、その功績をたたえることにより、我が国の医療分野の研究開発の更なる進展に寄与することを目的とした表彰制度です。6回目を迎える今回は、医療分野の研究開発において将来性が期待されるスタートアップ企業等を表彰するスタートアップ枠が新たに設けられ、より幅広く募集を行うこととなりました。

<受賞名> 日本医療研究開発大賞 スタートアップ奨励賞
<案件名> 革新的な技術基盤を活かした多様な創薬プロジェクトへの貢献
<功績> 創薬プラットフォーマーとして基礎から臨床応用まで多様な創薬プレイヤーの研究推進に貢献している。製薬企業・ベンチャー・アカデミア・公的研究機関を含め、設立以来200社以上の取引実績がある。特に製薬企業のリピート率は約90%と当社のビジネスに信頼と期待が寄せられている。また、AMEDの創薬支援推進事業にも参画し、アカデミアシーズを製薬企業に橋渡しする研究支援に寄与した。

 当社代表取締役社長の山田伸彦は、「今回、第6回日本医療研究開発大賞のスタートアップ奨励賞を受賞できたことを大変嬉しく思います。当社は、製薬企業発の創薬プラットフォーム企業として、2017年にビジネスをスタートして以来、多様な創薬プレイヤーの皆さまの創薬研究を支援してまいりました。これからも創薬に携わる人々に寄り添うベストパートナーとして画期的な医薬品の創出に貢献するとともに、最先端の技術を取り込み創薬研究の効率化にも取り組んでまいります」と述べています。

以上

2024-04-18T19:17:43+09:002023/08/23|

統合トランスレーショナル研究部門 佐野研究員が日本核酸医薬学会第8回年会でポスター発表をします。

7月11日からの4日間、名古屋大学 豊田講堂で開催される日本核酸医薬学会第8回年会において、弊社研究員・佐野がポスター発表を行います。本学会への参加を予定されている方は、是非ポスター発表をご覧ください。

【学会概要】
日本核酸医薬学会第8年会

【ポスター発表】
ポスターセッション2 P2-41
「ASOの中枢移行および薬効における投与経路間比較 (ICV vs IT )」
日時:7月12日(水) 16:50~17:50
演者:佐野 典康(Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社 統合トランスレーショナル研究 研究員)
ポスターはこちら

【発表概要】
中枢をターゲットとした場合、多くのAntisense oligonucleotide (ASO)は血液脳関門を通過できないため、脳室内投与や髄腔内投与といった中枢神経系へ直接暴露させる投与ルートが選択されます。臨床適応では侵襲性の低い髄腔内投与が多く選択されますが、実験動物、特にマウスにおいては脳室内投与が汎用されており、髄腔内投与後のASOの脳内分布、暴露量および作用を評価した報告は多くありません。そこで、我々は、ASOを用いて投与ルートの違いが及ぼす体内動態やknockdown効率の相違について、検証を行いました。当日の発表では、脳室内投与、髄腔内投与および皮下投与後のASOのマウス脳組織へ曝露量と遺伝子発現量の検証結果を紹介します。

2024-05-13T08:23:32+09:002023/07/21|

統合トランスレーショナル研究部門 冨原研究員が日本核酸医薬学会第8回年会でポスター発表をします。

7月11日からの4日間、名古屋大学 豊田講堂で開催される日本核酸医薬学会第8回年会において、弊社研究員・冨原がポスター発表を行います。本学会への参加を予定されている方は、是非ポスター発表をご覧ください。

【ポスター発表】
ポスターセッションP2 P2-80
「Antisense oligonucleotideの組織および細胞におけるPK/PD評価」
日時:7月12日(水) 16:50~17:50
演者:冨原 裕美 統合トランスレーショナル研究
ポスターはこちら

【発表概要】
全身投与したASOの分布は組織間の差が非常に大きく、また、組織や細胞内でも均一に分布するわけではないため、局所での分布評価が非常に重要になります。今回、私たちはPS修飾されたASOの分布(immunohistochemistry)とmRNA knockdown(in situ hybridization)の二重染色法を構築しました。この手法を用いることで、組織局所におけるASOの分布とmRNA knockdownが同時に評価できるようになりました。また、培養細胞を用いて細胞や核におけるASO濃度を定量する方法を構築しましたので、得られた結果と合わせてご報告します。これらの方法は、従来よりも明確な分布およびknockdownの同時評価を可能とし、ASOの標的の妥当性判断や、delivery systemの必要性とその効果検証に有用であると考えています。

tomihara

冨原 裕美 統合トランスレーショナル研究
名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程前期修了後、協和キリン株式会社を経て、2019年、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社に入社。核酸やLNPの動態評価に従事。

関連ソリューション:核酸創薬に対するソリューション核酸の組織内分布を見る技術

2024-04-18T19:17:45+09:002023/07/21|

代表取締役社長 山田のインタビュー記事がAnswers Newsに掲載されました。『Axcelead 創薬支援ビジネス、規模拡大への戦略は―山田伸彦新社長に聞く』

グローバルなCRDMO(Contract Research, Development, and Manufacturing Organization)を目指すアクセリードグループ。その中核企業である当社Axceleadが創薬支援ビジネスをどのように拡大し、国内外の創薬にどのように貢献するのか。当社代表取締役社長 山田の一問一答が掲載されていますので是非ご一読ください。

記事のリンク先はこちら
https://answers.ten-navi.com/pharmanews/26014/?utm_source=newsmail&utm_medium=email&utm_campaign=202307180700

2024-04-18T19:17:45+09:002023/07/18|

IQVIA Genome Wide Study Platformを活用したゲノム創薬支援に関する協業検討の開始について

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 当社は、IQVIAソリューションズ ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宇賀神 史彦、以下「IQVIA」)と、同社が保有する遺伝子データベースであるIQVIA Genome Wide Study Platform(以下「GWSP」)を活用したゲノム創薬支援に関する協業について、両社で検討を開始しましたのでお知らせします。

 GWSPは、国内の複数の遺伝子データベースを統合しており、現在、13万人規模の遺伝子情報と健康関連情報の相関解析が可能です。GWSPでは、疾患名や遺伝子名、SNP(Single Nucleotide Polymorphism)のIDを用いて、ゲノムワイド関連解析(GWAS)済みデータを簡易に検索できます。性別や地域・民族特異性を反映したデータを取得できることが特徴です。当社はGWSPを活用して遺伝子情報を解析することで、新規の創薬標的やバイオマーカー、対象疾患候補の探索を進めます。新規候補が見出された場合は、IQVIAの追加調査とともに臨床サンプルを用いた検証を行い、ゲノム創薬支援サービスの可能性を検討します。

 当社代表取締役社長の山田伸彦は、「遺伝子データベースを活用した新規創薬標的やバイオマーカーの探索は、新薬開発の成功確率を高めるために非常に重要であり、創薬研究で注目されている領域です。国内最大規模の遺伝子データベースを有するIQVIAと連携することで、革新的な新薬の開発を目指す創薬プレイヤーの皆さまに質の高いGenome Driven Drug Discoveryのサービスを提供できるよう、継続して取り組んでまいります。」と述べています。

以上

【IQVIAソリューションズ ジャパン株式会社について】
IQVIA(NYSE:IQV)は、高度なアナリティクスやテクノロジーソソリューション、臨床試験サービスをライフ サイエンス業界の皆様へ提供するグローバルリーディングカンパニーで、膨大なデータと深く専門性をもった 知見とを革新的なテクノロジーを活用しながら高度に分析することで、ヘルスケアでのあらゆる領域における インテリジェントな融合(Intelligent Connection)を創出しています。現在、 私たち IQVIA は、約 86,000 名が 100 ヵ国以上の国と地域で事業を展開しています。IQVIAソリューションズ ジャパン株式会社は、IQVIAが日本で事業を展開する日本法人の一つです。
詳しい情報はこちら www.iqvia.co.jp

【Axcelead Drug Discovery Partners株式会社について】
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。

2024-04-18T19:17:46+09:002023/07/06|

治験申請(IND)をサポートします
~Smart INDのご紹介~

日時:8月2日(水)17:00-18:00

本イベントは、Axceleadからのプレゼンテーションの後、ご参加いただいた皆様とのディスカッションの時間を予定しています。ディスカッションには演者の神野の他、安全性コンサルタント福井、合成化学グループをリードする三浦が参加いたします。

開催形式:ZOOMミーティング

プレゼンテーション概要:

バイオベンチャー、アカデミア研究者の方でIND申請を目指していらっしゃる皆様、IND-enabling試験を、試験計画の立案から実施まで丸ごとお任せいただけるサービスにご興味はありませんか?
IND申請には乗り越えるべき壁や様々な課題があり、お客様から多様なご質問やご要望をいただいています。それらのご期待にお応えするために、AxceleadではIND-enablingパッケージサービス、「Smart-IND」を提供しています。Smart-INDでは、Target Product Profileをもとにお客様とINDに向けた試験メニューを検討し、伴走してIND申請を目指します。
本セミナーではSmart-INDの概要とソリューション提供例およびご活用例についてご紹介いたします。

※本イベントは、バイオベンチャー・スタートアップ、アカデミア、ベンチャーキャピタルご所属の方限定のイベントです。
 それ以外の方からご登録いただいた場合は、ご参加をお断りする可能性がございます。予めご了承ください

演者紹介:

神野 文宏 応用レギュラトリーサイエンス ディレクター
静岡県立大学薬学部大学院修士課程卒業後、武田薬品工業株式会社へ入社。14Cラベル体を用いた非臨床試験での代謝物構造解析やヒトADME試験での代謝物分析に携わった。2007年から1年間Takeda Global Research & Development(US) に出向。さらに日米欧3極での臨床Bioanalysis業務に従事し、グローバルでCROでの試験をマネージメントすると共に複数のNDA対応業務を経験。その間、静岡県立大学で薬学の博士号を取得した。2017年7月よりAxcelead Drug Discovery Partners株式会社のRegulated Bioanalysis、信頼性基準適用下での代謝物構造解析をリード。2022年4月より現職。

2024-05-23T14:32:09+09:002023/07/04|

統合トランスレーショナル研究部門 階上研究員が第66回 日本腎臓学会学術総会でポスター発表します。

6月9日からの3日間、パシフィコ横浜にて開催される第66回 日本腎臓学会学術総会において、弊社研究員・階上がポスター発表を行います。
本学会への参加を予定されている方は、是非ポスター発表をご覧ください。

【ポスター発表】
Cre-loxPによるAlport症候群モデルマウスの糸球体特異的なCOL4A5発現回復(演題番号:P-181)
日時:2023年6月10日 11:00-12:15
演者:階上 健太郎 統合トランスレーショナル研究 遺伝子改変動物グループ

【発表概要】
X-linked Alport syndrome(X連鎖型アルポート症候群、XLAS)は、COL4A5の遺伝子異常によって引き起こされる進行性の腎症であり、男性の患者さんの約9割が40歳までに末期腎不全へと進行しますが、根本的な治療薬はありません。我々はこれまでにヒトの患者さん由来の変異を導入したAXCCマウスを作製し、末期腎不全様の病態を示すことを確認するなど、病態解析を進めてきました。今回、このマウスにCre-loxPシステムを適用し、エクソンスキッピングにより腎機能を改善できないかを検討しました。当日の発表では、遺伝子改変動物を用いたエクソンスキッピングの方法と腎機能改善の検証結果について、尿血液検査や病理画像を用いてご紹介いたします。

階上 健太郎 統合トランスレーショナル研究 遺伝子改変動物グループ

工学修士。2009年東北大学大学院工学研究科修了後、武田薬品工業に入社。遺伝子改変マウス、ラットの作出、および解析業務に従事。2017年、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社設立時に武田薬品から転籍。統合生物を経て、2020年4月より現職。
お客様のご要望に合わせた最適な遺伝子改変動物をご提供します。薬理試験や病理解析など他試験との組み合わせも、お気軽にお問い合わせください。

関連ソリューション:腎疾患治療薬の創薬/病態研究のサポート

本発表に使用した腎糸球体特異的にCreERT2を発現するNphs2-CreERT2マウスなど、誘導型KOマウスのご要望がありましたら、ぜひお問い合わせください。

2024-04-18T19:17:46+09:002023/06/05|

第50回 日本毒性学会学術年会ランチョンセミナーを開催いたします。

6月19日からの3日間、パシフィコ横浜 会議センターで開催される第50回 日本毒性学会学術年会が開催において、ランチョンセミナーを開催いたします。
学会への参加を予定されている方は、是非Axceleadのランチョンセミナーにもお立ち寄りください。

ご好評につき、本セミナーの事前受付は終了いたしました。
当日券もご用意がございます。大変恐縮ですが、ご参加を検討いただいている方は当日券をお求めください。

ランチョンセミナーL2-4     6月20日(火) 12:10-13:10  第4会場 (5階 502会議室)

【講演テーマ】
「KI(Knock-In)動物を活用したニューモダリティー医薬品の非臨床安全性試験について」

 昨今、サルの価格高騰や、輸入制限などにより、サルでの非臨床試験が実施困難な状況となっています。本セミナーでは、KI動物を活用した解決策を提案いたします。 

【演者】
竹山 道康 統合トランスレーショナル研究 ディレクター
福井 英夫 応用レギュラトリーサイエンス シニアディレクター/シニアコンサルタント

竹山 道康 統合トランスレーショナル研究 ディレクター
工学博士。1991年大阪大学工学研究科博士課程修了後、武田薬品工業に入社。遺伝子改変動物やつくば研究所でのEST(expressed sequence tag)データベースの解析、初期のマイクロアレイ解析技術など一貫して分子生物学的研究に従事。2017年、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社設立時に武田薬品から転籍。統合生物 主席研究員を経て、2020年4月より現職。無理な要求の多かった武田薬品で鍛え上げられた私たちの技術を、ぜひ幅広く創薬研究に利用していただきたいと考えています。

2024-04-18T19:17:47+09:002023/05/25|

第9回 がんと代謝研究会in松山でスイーツセミナーを開催します。

5月31日・6月1日に愛媛県県民文化会館で開催される第9回がんと代謝研究会in松山において、スイーツセミナーを開催いたします。研究会への参加を予定されている方は、是非Axceleadのランチョンセミナーにもご参加ください。

ランチョンセミナー: 5月31日(水) 15:20‐15:55

<テーマ>
「フェノティピックスクリーニングからターゲット同定まで表現型にフォーカスした創薬」
演者:統合トランスレーショナル研究 フロンティアテクノロジー シニアダイレクター 戎野 幸彦

戎野 幸彦 統合トランスレーショナル研究 フロンティアテクノロジー シニアダイレクター
2005年大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了後、Oklahoma Medical Research Foundationに留学。 関西医科大学、武田薬品工業株式会社、大塚製薬株式会社を経て、2020年9月より現職。

研究会の詳細は、研究会公式サイトをご覧ください。https://taisya2023.jp/

2024-04-18T19:17:47+09:002023/05/23|

第30回 HAB研究機構学術年会でランチョンセミナーを開催します。

5月25日・26日に昭和大学上條記念館 大ホールで開催される第30回 HAB研究機構学術年会において、ランチョンセミナーを開催いたします。年会への参加を予定されている方は、是非Axceleadのランチョンセミナーにもご参加ください。

ランチョンセミナー: 5月25日(木) 12:30‐13:15
<演題1>
「オミックス解析による患者層別化の実現に向けて」

演者:統合トランスレーショナル研究 Omics ダイレクター 安藤智弘

<演題2>
「核酸創薬サポート~核酸の組織内分布を細胞レベルで可視化~」

演者:統合トランスレーショナル研究 Integrated Pathology ダイレクター 横山孝太朗

安藤 智広 統合トランスレーショナル研究 Omics ダイレクター
薬学博士。2009年に東京大学大学院 薬学系研究科 博士課程終了後、武田薬品工業を経て、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社へ設立時より参加。
質量分析技術を主に、メタボロミクス、プロテオミクスおよびバイオマーカー研究を担当する。

横山 孝太朗  統合トランスレーショナル研究 Integrated Pathology ダイレクター
埼玉大学大学院理工学研究科博士課程修了後、武田薬品工業へ入社。入社当初から初期課題検討を担う研究所に配属され、ペプチド性抗肥満薬の研究に従事。その後、免疫組織化学等の技術を活かしながら、再生医療研究へシフトし、「見て評価」する研究を継続。2017年にAxcelead Drug Discovery Partnersへ転籍し、病理部門をリード。現在も「見ること」に情熱を燃やしつつお客様の研究をサポートしている。

年会の詳細は、HAB研究機構公式ウェブサイトをご覧ください。
https://society.main.jp/hab/hab30/

2024-04-18T19:17:47+09:002023/05/19|

医薬探索研究 近藤研究員の共著論文が「Journal of Medicinal Chemistry」に掲載されました!

Discovery of a Novel Series of Potent, Selective, Orally Available, and Brain-Penetrable C1s Inhibitors for Modulation of the Complement Pathway

Publication Date:April 25, 2023
詳細はこちらから

論文の概要:
本論文は、高活性、経口投与可能、かつ脳透過性の認められた初めての選択的C1s阻害剤についての報告です。
C1sは、免疫機能において重要な役割を持つ補体系の3つの活性化経路の1つ、古典経路の因子であるセリンプロテアーゼです。補体系の異常は、免疫性神経疾患を含むさまざまな疾患の発症や進行に関与しており、C1s阻害剤は様々な補体関連疾患の治療薬となることが期待されます。
当社は、in vitro試験を担当し、C1sや選択性アッセイのタンパク質調製、系構築、スクリーニングおよび化合物の活性評価で本研究に貢献しました。

近藤 光代 医薬探索研究 Discovery Biology 所属
名古屋大学農学部卒業後、武田薬品工業を経て、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社へ参加。Cell freeアッセイ系構築、スクリーニングマネジメント、化合物評価等の業務を担当する。


2024-04-18T19:17:47+09:002023/05/17|

「湘南創薬支援コンソーシアム」の発足に向けた協議を開始しました

詳細はこちらから

Axceleadは、湘南アイパークの入居・メンバーシップ企業の5社とともに「湘南創薬支援コンソーシアム」発足に向けた協議を開始しました。
本協議では、創薬支援企業がコンソーシアムという形で連携・協力しあうことで、ベンチャー企業、アカデミア、製薬企業などの創薬研究過程において、成功確率や研究スピードの向上を効果的にサポートすることを目指しています。
現在、活動の枠組みを検討するための協議を開始した段階ですが、本コンソーシアムの活用をご希望の方は、記載のお問い合わせ先までご連絡ください。
お問い合わせ先:iPark-Souyaku-Shien@shonan-ipark.com

2024-04-18T19:17:48+09:002023/05/16|

バイオマーカー研究における
リピドミクス技術の現状と展望

日時:

6月14日(水)12:00-12:30

概要:

脂質分子は、脂質二重膜形成、エネルギ貯蔵、さらには細胞内シグナリング等、生体内で重要な役割を担っています。これら脂質分子が、生体内の生理、病理または薬理反応の指標となる事は想像に難くなく、バイオマーカー研究の重要な標的となりつつあります。本セミナーでは、リピドミクス技術の創薬応用の現状、新たな課題解決に向けた取り組みを、弊社、実例を交えてご紹介させていただきます。

演者紹介:

安藤 智広 統合トランスレーショナル研究 Omics Director 薬学博士
2009年に東京大学大学院 薬学系研究科 博士課程終了後、武田薬品工業を経て、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社へ設立時より参加。
質量分析技術を主に、メタボロミクス、プロテオミクスおよびバイオマーカー研究を担当する。

2024-05-17T17:08:39+09:002023/05/10|

代表取締役の異動について

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当社は、2023年5月1日に実施する代表取締役および役職の異動について、下記の通り決定しましたのでお知らせします。

1.代表取締役および役職の異動の内容(2023年5月1日付)

氏名現役職新役職
池浦 義典(いけうら よしのり)代表取締役社長取締役会長
山田 伸彦(やまだ のぶひこ)取締役 COO 代表取締役社長

2. 異動の理由
当社代表取締役社長である池浦義典が当社の親会社であるアクセリード株式会社の代表取締役社長に就任したことに伴うものです。なお、山田伸彦は本年5月1日以降も現役職のCOOを兼務します。
 
3.新代表取締役の略歴
1986年、大学卒業後に入社した武田薬品工業株式会社では、国内営業部門及びグローバル化の過程における全社のビジネスコントローラーを10年間担当し、2013年より医薬営業本部営業企画部長、2015年よりR&D Transformation OfficeのJapan Head として、研究開発部門の組織再編に従事しました。
2017年、池浦とともにAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(以下、Axcelead DDP)の前身を立ち上げ、Whiz PartnersがGeneral Partnerを務める創薬維新ファンドにAxcelead DDPをスピンオフさせ、2018年12月にAxcelead DDPに転籍、取締役COOに就任しています。当社では、優れた創薬技術を幅広いお客さまに浸透させることで、堅実な経営基盤の確立に取り組んでいます。

以上

2024-04-18T19:17:49+09:002023/04/13|

オリヅルセラピューティクスとAxcelead DDP、
iPS細胞に関連する創薬支援サービスで協業

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 オリヅルセラピューティクス株式会社(本店:京都府京都市、事業所:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:野中 健史、以下「オリヅルセラピューティクス」)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead DDP」)は、この度、iPS細胞に関連する創薬支援サービスで協業することになりましたのでお知らせします。

 オリヅルセラピューティクスは、iPS細胞の利活用に関する豊富な技術やノウハウを持っており、未分化ヒトiPS細胞を多種多様な細胞へ分化誘導する熟練した研究者とケイパビリティを有しています。Axcelead DDPは分化誘導されたiPS細胞を用いた表現型スクリーニング、薬効、安全性評価などの創薬支援サービスを行っており、オリヅルセラピューティクスとAxcelead DDPが協業することで、臨床外挿性が期待されるヒトiPS細胞を用いた創薬支援サービスを実施することが可能となります。両社はいずれも湘南ヘルスイノベーションパークを拠点としており、オリヅルセラピューティクスの研究者がAxcelead DDPの研究施設で分化誘導を行うことで、未分化iPS細胞の分化誘導から分化細胞を用いた実験、データ取得までシームレスに創薬支援を実施することができ、利便性が高く、スピーディーなサービスを提供するとともにカスタマーの創薬研究の確度向上に貢献します。

 オリヅルセラピューティクスの代表取締役社長である野中 健史は、「卓越した実績を持つ創薬ソリューションプロバイダーであるAxcelead DDPとの今回の協業を大変嬉しく思います。これにより、当社が有する多様なiPS細胞の分化誘導技術とAxcelead DDPが強みとする細胞を用いた薬剤スクリーニングの技術基盤が連携することで、当社事業の1つである創薬研究支援が更に加速されることを期待しております。当社は、引き続き革新的なiPS細胞関連技術の社会実装を推進し、新たな再生医療製品や画期的新薬が患者様に届くよう貢献してまいります。」と述べています。

Axcelead DDPの代表取締役社長である池浦 義典は、「iPS細胞は、創薬研究においてなくてはならないツールであり、当社においてもiPS細胞を用いた創薬支援が注力領域の一つとなっています。今般、オリヅルセラピューティクスの強みであるiPS細胞に関連する技術力と当社がこれまで蓄積してきた創薬にかかる知識・経験を融合することで、新しい創薬支援サービスを展開できることを嬉しく思います。当社は創薬支援の水準を高めるために、自社での新規技術の開発に加え、パートナーシップ構築にも引き続き取り組んでまいります。」と述べています。

以上

【オリヅルセラピューティクスについて】
2021年4月に京都大学イノベーションキャピタル株式会社によって設立されたオリヅルセラピューティクスは、「科学の無限の力で世界により良い健康への希望をもたらす」というビジョンを掲げています。患者さんに細胞医療を届けるために、以下の事業内容を通じて、再生医療等製品および革新的なiPS細胞関連技術の社会実装を推進します。
1.細胞移植による再生医療等製品の開発
2.iPS細胞関連技術を利活用した、創薬研究支援および再生医療研究基盤整備

【Axcelead DDPについて】
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。

2024-04-18T19:17:50+09:002023/03/10|

価格改定のお知らせ

弊社がご提供する創薬ソリューションについて、昨今の社会情勢のなか、これまで出来る限りの価格維持に努めてまいりましたが、原材料価格の高騰や、人件費・光熱費などの増加に伴い、現状の価格を維持することが困難な状況となりました。
つきましては、2023年4月1日より一部の価格改定をさせていただきます。
弊社といたしましては、お客様の期待にお答えするソリューションを引き続きお届けできますよう、誠心誠意努めてまいります。
何卒諸事情をご賢察いただき、ご理解くださいますようお願い申し上げます。

2024-04-18T19:17:51+09:002023/03/08|

帝人とアクセリード
創薬研究に関する合弁会社設立の基本合意書を締結

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帝人株式会社
アクセリード株式会社

 帝人株式会社(本社:大阪市北区、社長:内川 哲茂、以下 帝人)およびアクセリード株式会社(本社:東京都港区、社長:藤澤 朋行、以下 アクセリード)は、このたび、帝人の連結子会社である帝人ファーマ株式会社(以下 帝人ファーマ)の創薬研究機能を中核的な経営資源とした新たな合弁会社について、両社出資で設立する資本・業務提携の基本合意書を締結しました。
 今後、両社は具体的な内容について協議を進め、2023年度中の最終契約の締結と、その後の速やかな合弁会社設立を目指します。

1.背景・経緯
(1)帝人は子会社の帝人ファーマにおいて医薬品事業を展開しており、東京研究センター(東京都日野市)内の生物医学総合研究所にて創薬研究に取り組んでいます。同研究所は、難易度がますます高まりつつある昨今の創薬研究環境において、自社創薬技術やリソースをより効率的に活用し、国内外の様々な大学・企業との協働や提携によって創薬イノベーションを加速する取り組みを積極的に推進しています。
(2)アクセリードは持株会社として、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーであるAxcelead Drug Discovery Partners 株式会社(以下 Axcelead DDP)を傘下に有しています。Axcelead DDPは、創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。
(3)このたびの基本合意書は、海外が先行する非臨床研究の水平分業化と新たな委託研究形態の潮流を背景に、アクセリードが推進する創薬プラットフォーム共創の構想の中で、帝人ファーマが約50年にわたって培ってきた創薬研究の深い知見と創薬技術、施設・設備などの経営資源を中核とする合弁会社設立の協議を進めるためのものです。
(4)合弁会社の設立により、アクセリードは帝人ファーマの創薬資源活用によってスケールメリットを生み出すことが可能となります。また、帝人ファーマは創薬機能の一部外部化によって、国内外の創薬プレイヤーとの柔軟な協働による創薬研究の強化を図るとともに、設立した合弁会社との提携によって、創薬研究の更なる効率化と、より幅広い研究分野の強化を目指します。

2.設立する合弁会社について
(1)帝人およびアクセリードは、両社が出資し全株式を所有する、新たな合弁会社の設立を目指します。合弁会社は、帝人の創薬研究に関する技術、施設・設備、人員を中核的な経営資源として活用します。アクセリードはこれまで築いた創薬支援事業のノウハウを活用することでシナジーの創出を目指す予定です。
(2)事業内容は新薬の候補化合物の探索から取得、ならびにそれらに関連した創薬研究の支援です。両社の保有する創薬に関するノウハウや知見、技術や資産に基づく強固な創薬基盤を強みとして、国内外の創薬プレイヤーからの創薬研究需要を取り込み、創薬支援サービス企業としての成長を図ります。

3.今後の展開
(1)今後、社名や具体的な出資比率などを含めた資本・業務提携の詳細について両社で協議を進め、2023年度中の最終契約締結を目指していきます。
(2)帝人および帝人ファーマは、今回の取り組みを通じて、創薬研究のさらなる革新と強化を図り、医療ニーズの高い医薬品を早期に上市することで、「より支えを必要とする患者、家族、地域社会の課題を解決する会社」として社会に貢献することを目指します。
(3)アクセリードは、今回の取り組みを通じて、創薬プラットフォーム事業基盤のさらなる強化・拡充を図ることで、今後国内外で益々高まることが見込まれる製薬企業やバイオベンチャーなどの非臨床創薬研究サービスに対するニーズに応えていきます。

【帝人グループについて】
 帝人グループは持続可能な社会実現に向け、「環境価値」、「安全・安心・防災」、「少子高齢化・健康志向」の3つのソリューションによる価値を社会に提供し、「未来の社会を支える会社」になることを目指しています。
 帝人のヘルスケア事業は、グループのシナジーを最大化し、予防や健康増進、治療、リハビリや介護と、ヘルスケアサイクル全体を支えるソリューションを提供しています。その中核を担う帝人ファーマは、医薬品事業と在宅医療事業を両輪として事業展開しており、それぞれの技術を融合することでアンメットニーズの高い疾患に対する新たな治療選択肢を提供し、患者さんのQOL向上に貢献することを目指しています。

【アクセリードについて】
 アクセリードは、世界最高水準の医薬品創出ヘルスケアプラットフォーム企業群を有する持株会社です。武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーであるAxcelead DDP、RNA医薬品に特化したCRDMO事業を展開する株式会社ARCALIS、株式会社日立ハイテクから一部事業譲渡を受けて設立し、創薬のあらゆるプロセスのデジタル化を推進することで創薬効率を100倍効率化する創薬デジタルプラットフォームを開発する株式会社A-Digital、次世代経皮薬物デリバリー技術をもとに医薬品開発を行っている米国サンディエゴのPassPort Technologies, Inc.を傘下に有しています。
 アクセリードは、これらの医薬品創出プラットフォームを活用することにより、日本のみならずグローバルのヘルスケアビジネスに貢献していきます。

以  上

【 当件に関するお問合せ先 】
帝人株式会社 広報・IR部  TEL:(03)3506-4055
アクセリード株式会社 コーポレートコミュニケーション部 TEL:(03)-6868-0466 

2024-04-18T19:17:52+09:002023/02/20|

代表取締役社長 池浦のインタビュー記事が日経バイオテクONLINEに掲載されました。
-創薬支援のADDP、蛋白質分解薬や核酸医薬の創薬支援サービスを立ち上げへ-

当社の事業は、2017年の設立以来、順調に伸び続け、海外の事業も拡大しています。事業の成長を牽引する創薬支援サービス、そしてこれまでの低分子・ペプチドに加え、当社が様々なモダリティで新たな創薬支援サービスの構築に取り組んでいることを池浦がインタビューでこたえています。

<記事タイトル>
創薬支援のADDP、蛋白質分解薬や核酸医薬の創薬支援サービスを立ち上げへ
注)記事全文を閲覧する場合は、日経バイオテクONLINEへの会員登録が必要になります。

2024-04-18T19:17:52+09:002023/02/15|

Axcelead DDPがハーバード・ビジネス・スクールの「イマーシブ・フィールド・コース」プロジェクトパートナーに選ばれました

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Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下、「Axcelead DDP」)は、昨年10月 、ハーバード・ビジネス・スクールのイマーシブ・フィールド・コースのプロジェクトパートナーに選ばれ、本年1月、同コースの学生チーム4名を約一週間 受け入れて体験学習の機会を提供しました。

ハーバード・ビジネス・スクール(以下、HBS)のイマーシブ・フィールド・コース(以下、IFC)は、プロジェクトワーク、現場視察、講演、シニアリーダーとのディスカッションなど、学生主体のアクティブラーニングの機会を通じて、教育目標を達成するMBA2年生の選択科目のプログラムです。日本で行われるJapan IFCを受講する学生が、東京のプロジェクトパートナー9社のうちの 1 社を選び、当該企業を実際に訪問することで体験学習の機会を得ます。

IFCを受講する学生は、通常20代後半で、金融、不動産、コンサルティング、ヘルスケア、軍事、テクノロジーなど、様々な分野で平均5年間の実務経験を積んでいます。学生は少人数の多様なチームにわかれ、プロジェクトパートナーとして選ばれた企業に関する市場調査、情報の収集・分析、現地での意見交換などを通じて、現状の課題を解決するための提案を行います。

Axcelead DDPの代表取締役社長である池浦 義典は、「今般、本コースのプロジェクトパートナーに選ばれ、HBSと協力して学生に日本の実社会の学習機会を提供できたことを嬉しく思います。当社を訪問した学生は、国内では他にない創薬ソリューションプロバイダーである私たちのビジネスモデルを、当社社員へのインタビューやディスカッションを通じて真剣に学び、また、当社社員も学生の新鮮な視点からの発想に刺激を受けて新たな気付きを得る機会を持ちました。学生たちは彼らのフレッシュな考えと革新的なアイディアをフルに発揮して、当社シニアメンバーに貴重な提案を行い、教室での講義やディスカッションだけでは決して得られない経験を、ここ湘南で習得することができたものと確信しています 」と述べています。

以上

2024-04-18T19:17:53+09:002023/02/03|

科研製薬とAxcelead DDP、
画期的新薬の創出に向けた協業を開始

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 科研製薬株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:堀内 裕之、以下「科研製薬」)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead DDP」)は、この度、画期的新薬の創出に向けた協業に関する契約を締結しましたのでお知らせします。

 科研製薬は、「長期経営計画2031」1)に掲げる研究開発戦略の実現に向けた施策の一環として、Axcelead DDPとの協業により、両社の創薬技術・リソースを効率的に活用することでパイプライン創出エンジンの増強を図り、画期的新薬を継続的に創出します。Axcelead DDPは、創薬に必要なプラットフォーム機能と豊富な経験を有しており、本協業において新規創薬ターゲットの創出からINDに至るまでの複数の創薬プロジェクトを最速で臨床ステージまで推進し、科研製薬のパイプラインの拡充を強力にサポートします。

 科研製薬の代表取締役社長である堀内 裕之は、「当社は研究開発期間の短縮、自社創薬の成功確度向上の達成のため、データ駆動型の創薬研究プロセスへの改革に取り組んでいます。今回のAxcelead DDPとの協業は、両社の技術・リソースを最大限活かした創薬研究の新しい形となります。当社の創薬研究プロセスの改革をさらに加速させ、Axcelead DDPとONE TEAMとなって画期的新薬を創出します」と述べています。

 Axcelead DDPの代表取締役社長である池浦 義典は、「今回の科研製薬との協業は、同社の長期経営計画達成に向けた施策の一つであり、当社が科研製薬のパイプライン創出エンジンとして重責を担うことになります。これは両社が互いの強みを活かして新薬創出に取り組む前例のない協業スキームです。Axcelead DDPがこれまで蓄積してきた創薬のケイパビリティを最大限に発揮し、科研製薬と密に連携することで、革新的な医薬品の創出に貢献します」と述べています。

参考
1) 科研製薬 長期経営計画2031:https://www.kaken.co.jp/invest/policy/long_term.html

以上

【科研製薬について】

科研製薬は、「一人でも多くの方に笑顔を取りもどしていただくために、優れた医薬品の提供を通じて患者さんのクオリティ・オブ・ライフの向上につとめる。」を企業理念とし、1948年の設立以来、医療ニーズに即した医療用医薬品の研究開発を行っています。近年は、皮膚科、整形外科におけるプレゼンスを高めており、自社創薬品であり、国内で初めての外用の爪白癬症治療剤である「クレナフィン」は、グローバル製品として成長を続けています。

【Axcelead DDPについて】

Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。

2024-04-18T19:17:54+09:002023/01/11|
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