Axcelead DDP、アステラス製薬とHT-ADMET試験の受託契約を締結

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Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:岡田 健吾、以下、Axcelead DDP)は、アステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:岡村 直樹、以下、アステラス製薬)とHT-ADMET試験※を受託する契約を締結し、本格的に試験の実施を開始しましたのでお知らせします。

Axcelead DDPは、製薬企業由来の創薬プラットフォームを最先端の技術により継続的に進化させ、創薬支援サービスを提供しています。2017年の設立以来これまでに、国内外の製薬企業、バイオベンチャー、アカデミアなど、300を超える創薬プレイヤーから創薬支援サービスを受託しており、高いリピート率を得ています。
今回の契約に基づき、Axcelead DDPは、アステラス製薬が外部に委託するHT-ADMET試験について、当社の試験依頼・管理システムを通じて受託することになります。

Axcelead DDPの代表取締役社長である岡田 健吾は、「日本を代表する製薬企業の一つであるアステラス製薬からHT-ADMET試験の受託契約を締結できたことを大変嬉しく思います。今回の契約では、60種類以上のHT-ADMET試験を当社の試験依頼・管理システムを通じて発注いただきます。このシステムは、オンラインで簡便に試験を依頼できることに加え、試験の進捗状況や結果をいつでも確認できるため、多くの国内製薬企業の皆様にもご活用いただいています。当社は、国内において創薬研究の水平分業が進む中、創薬プラットフォームサービスを提供するエコシステムのハブとしての役割を担い、画期的新薬の創出に貢献してまいります」と述べています。

※HT-ADMET試験:候補化合物の吸収(Absorption)、分布(Distribution)、代謝(Metabolism)、排泄(Excretion)、毒性(Tox)といった薬物動態・毒性試験をハイスループット(HT)で実施する試験です。創薬研究の初期段階で候補化合物の有効性・安全性・毒性を評価するために実施する重要な試験になります。

<Axcelead DDPについて>
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォームを引き継いで事業を開始した日本初の創薬ソリューションプロバイダーです。大規模化合物ライブラリーを含む最先端の研究基盤およびスクリーニング・化学・薬効薬理・DMPK・安全性といった創薬に必要な全ての機能を一つの拠点に集約し、シームレスな体制で効率的かつ柔軟な創薬支援サービスを提供しています。また、創薬に関する豊富な経験や知識と独自のAIプラットフォームを融合させることによって、高品質な新薬候補化合物を迅速に創出します。Axcelead DDPはこれらの強みを生かし、創薬ターゲットの探索から臨床開発への橋渡しまでのプロセスで直面する様々な課題に対するソリューションをワンストップで提供しています。
https://www.axcelead.com/

2025-12-11T08:29:51+09:002025/12/11|

Axcelead DDP、RealizeEdge Partnersとタンパク質分解誘導剤の候補化合物創出に向けた受託契約を締結

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Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:岡田 健吾、以下「Axcelead DDP」)は、この度、RealizeEdge Partners(本社:東京都中央区、代表取締役社長:志鷹 義嗣、以下「RealizeEdge Partners」)と、特定の標的に対するタンパク質分解誘導剤の候補化合物を創出するための受託契約を締結しましたのでお知らせします。なお、本契約にかかる創薬研究には、RealizeEdge Partnersの委託先である株式会社ゼウレカ(本社:東京都港区、代表取締役社長:永江 大成、以下「ゼウレカ」)も参画します。

Axcelead DDPは、製薬企業由来の創薬プラットフォームを継続的に進化させ、多様な創薬プレイヤーに統合型創薬支援サービスを提供しています。特に、タンパク質分解誘導剤については、次世代の低分子創薬と位置づけ、タンパク質分解誘導剤に特化した独自の創薬プラットフォームを構築しています。本契約に基づき、Axcelead DDPはタンパク質分解誘導剤創薬の高い技術力を活かして候補化合物の合成からin vitro評価までの研究を受託します。

RealizeEdge Partnersは、タンパク質分解誘導剤およびそれらを抗体と組み合わせたDegrader-Antibody Conjugate(DAC)の技術を活用した新規医薬品の創出を目指しています。本契約に基づき、同社が新規医薬品を開発するためのタンパク質分解誘導剤の候補化合物創出をAxcelead DDPに委託します。また、RealizeEdge Partnersの委託先であるゼウレカは、本契約にかかる創薬研究において、同社の計算科学の高い専門性を活かして、候補化合物の分子設計および最適化に関する情報をRealizeEdge PartnersとAxcelead DDPに提供します。

なお、本契約にかかる創薬研究によって得られた候補化合物については、RealizeEdge Partnersが独占的に研究開発および商業化を行う権利を有します。Axcelead DDPは、RealizeEdge Partnersのタンパク質分解誘導剤およびDAC技術を活用した新規医薬品の創薬研究を支援することにより、画期的な新薬の創出に貢献します。

Degrader-Antibody Conjugate (DAC)は、タンパク質分解誘導剤を抗体に結合させる技術であり、抗体医薬の高い標的選択性とタンパク質分解誘導剤の強力な薬剤活性を融合する新しい創薬モダリティです。この技術により、従来の抗体医薬や抗体薬物複合体では治療が難しかった疾患や標的にもアプローチ可能になることが期待されます。

<Axcelead DDPについて>
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォームを引き継いで事業を開始した日本初の創薬ソリューションプロバイダーです。大規模化合物ライブラリーを含む最先端の研究基盤およびスクリーニング・化学・薬効薬理・DMPK・安全性といった創薬に必要な全ての機能を一つの拠点に集約し、シームレスな体制で効率的かつ柔軟な創薬支援サービスを提供しています。また、創薬に関する豊富な経験や知識と独自のAIプラットフォームを融合させることによって、高品質な新薬候補化合物を迅速に創出します。Axcelead DDPはこれらの強みを生かし、創薬ターゲットの探索から臨床開発への橋渡しまでのプロセスで直面する様々な課題に対するソリューションをワンストップで提供しています。
https://www.axcelead.com/

<RealizeEdge Partnersについて>
RealizeEdge Partnersは、2025年4月に設立されたスタートアップスタジオです。研究者・起業家とともに、創薬の事業構想から実行までを支援し、社会に届く医薬品の創出を目指しています。
https://realizeedge.com/

<ゼウレカについて>
ゼウレカは、最先端のAIやシミュレーション等の最新コンピューター技術を駆使し、創薬研究における大幅な効率化と成功率の改善を目指し、2021年11月に三井物産株式会社の100%子会社として設立されたAI創薬支援企業です。自社保有するスーパーコンピューターや計算創薬技術を用いて、製薬企業様向けにAI創薬支援サービスの提供や創薬を目的とした共同研究開発を行うと共に、創薬をはじめとしたヘルスケア業界におけるイノベーションハブであるTokyo-1プロジェクトを推進しています。
https://xeureka.co.jp/

2025-11-11T09:10:54+09:002025/11/11|

xFOREST TherapeuticsとAxcelead DDP、RNA構造標的創薬に向けた共同研究を開始

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株式会社イクスフォレストセラピューティクス(本社:京都府京都市、代表取締役社長CEO:樫田俊一、代表取締役CTO:小松リチャード馨、以下、xFOREST)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:岡田 健吾、以下、Axcelead DDP)は、複数疾患を対象としたRNA構造標的医薬品の創出を目的とした共同研究※を開始することになりましたのでお知らせします。

xFORESTは、独自に設計・構築したRNA構造ライブラリと大規模なハイスループットスクリーニング技術を融合した「FOREST Technologies」により、RNAを標的とする低分子化合物の探索に特化した創薬技術基盤を展開しています。これにより、従来の創薬手法ではアクセスが困難だったRNA構造領域に対して、新たな分子設計の可能性を切り拓いています。xFORESTは、この技術基盤を活用し、自社での研究開発に加え、共同研究などを通じて製薬企業との協働も積極的に進めており、RNA標的創薬の領域で実用性と革新性を兼ね備えたパートナーとしての役割を果たしています。

Axcelead DDPは、製薬企業由来の創薬プラットフォームを有する創薬ソリューションプロバイダーであり、自社開発に加え、戦略的パートナーシップも活用することで創薬プラットフォームを進化させ、統合型創薬支援サービスを多様な創薬プレイヤーに提供しています。Axcelead DDPは、従来のタンパク質標的創薬に代わる革新的なアプローチとしてRNA標的創薬を次世代の低分子創薬モダリティと位置づけ、創薬研究の技術力強化を進めています。

本共同研究では、xFORESTとAxcelead DDPが連携してRNA構造標的創薬プラットフォームを強化し、研究効率と候補化合物の創出確率を高めることにより、RNA構造を標的とする革新的低分子医薬品の創出を目指します。なお、xFORESTは本共同研究で見出された低分子化合物を独占的に研究開発および販売する権利を有し、Axcelead DDPは、xFORESTから事業の進捗に応じた対価を受け取る権利を有します。

xFORESTの代表取締役社長CEO 樫田俊一は、「このたびAxcelead DDPとの新たな共同研究を開始できることを大変嬉しく思います。Axcelead DDPが長年培ってきた低分子創薬の知見と当社の高精度なRNA解析技術を融合し、mRNAやPre-mRNAを標的とする革新的な創薬を一層加速できると確信しています。私たちは、この挑戦を原動力に、一日でも早く患者様へ新たな治療選択肢をお届けできるよう、全力で取り組んでまいります。」と述べています。

Axcelead DDPの代表取締役社長 岡田健吾は、「RNA構造標的創薬におけるリーディングカンパニーの1つであるxFORESTと共同研究をスタートできることを大変嬉しく思います。今回の共同研究を通じて、当社のRNA構造標的創薬の技術力がさらに高まることを確信しています。当社が保有するRNA創薬プラットフォームを一層強化することで、高難度の創薬研究において創薬プレイヤーに高品質のソリューションを提供し、画期的新薬の創出に貢献してまいります。」と述べています。

※本共同研究は、令和6年度成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)に採択されたxFORESTの研究開発計画「細胞内活性型RNA結合医薬候補化合物の予測システムを実現する統合情報解析技術開発」に基づく取組を含みます。

以上

<xFORESTについて>
xFOREST Therapeuticsは、2020年5月に京都で設立された、RNAを標的とする低分子創薬開発をサポートする日本発の創薬プラットフォームプロバイダーです。独自の「FOREST technologies」により、RNAに選択的に結合し生理活性を有する低分子化合物の同定を可能にしています。これにより、従来の手法では標的化が困難であったRNAを起点とする疾患領域へのアプローチを実現しています。
同社はこの先進的な技術基盤を活かし、RNA構造に着目した分子探索から初期創薬研究における評価・最適化まで、幅広い研究段階に対応可能な支援体制を整えています。xFOREST Therapeuticsは、RNA創薬の新たな可能性を切り拓くパートナーとして、創薬研究の高度化に貢献しています。
https://www.xforestx.com

<Axcelead DDPについて>
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォームを引き継いで事業を開始した日本初の創薬ソリューションプロバイダーです。大規模化合物ライブラリーを含む最先端の研究基盤およびスクリーニング・化学・薬効薬理・DMPK・安全性といった創薬に必要な全ての機能を一つの拠点に集約し、シームレスな体制で効率的かつ柔軟な創薬支援サービスを提供しています。また、創薬に関する豊富な経験や知識と独自のAIプラットフォームを融合させることによって、高品質な新薬候補化合物を迅速に創出します。Axcelead DDPはこれらの強みを生かし、創薬ターゲットの探索から臨床開発への橋渡しまでのプロセスで直面する様々な課題に対するソリューションをワンストップで提供しています。https://www.axcelead.com/

 

2025-09-18T08:29:52+09:002025/09/18|

日産化学とAxcelead DDP、核酸創薬研究支援に関する業務提携を開始

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日産化学株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 取締役社長:八木 晋介、以下「日産化学」)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:岡田 健吾、以下、Axcelead DDP)は、この度、核酸医薬品の創薬研究を支援するための業務提携を開始することになりましたのでお知らせします。

日産化学は、独自技術であるMCE(2′-O-[2-(N-Methylcarbamoyl)ethyl]-ribonucleoside)修飾アンチセンス/siRNA、1本鎖ヘテロ核酸、配列設計アルゴリズムから成る核酸創薬プラットフォームを活用し、自社創薬および製薬企業との共同研究を通じて、革新的な核酸医薬品の創出に取り組んでいます。

Axcelead DDPは、核酸医薬を低分子・ペプチドに次ぐ次世代の創薬モダリティと位置づけ、独自アルゴリズムによる短期間でのリード創出、標的遺伝子に応じた遺伝子改変動物の作出やin vitro/in vivoの各種評価を含む統合型創薬支援サービスを展開しています。

今回の業務提携により、両社は核酸医薬品の創薬支援機能を相互に活用できる体制を整え、プロモーション活動を連携して展開してまいります。今後、新規核酸医薬品の設計から有効性・安全性評価、さらには原薬製造支援に至るまで、一貫したプロセスをシームレスに提供できる体制の構築を目指してまいります。

以上

<日産化学について>
日産化学は、コア技術の鍛錬と育成により、「機能性材料事業」「農業化学品事業」「化学品事業」「ヘルスケア事業」の4事業を通じて、社会課題解決に貢献する製品・サービスを提供します。新技術を獲得し、コア技術の深化と融合により各事業領域の成長を加速させ、社会課題を解決します。
詳細はホームページをご覧ください。https://www.nissanchem.co.jp

<Axcelead DDPについて>
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した日本初の創薬ソリューションプロバイダーです。スクリーニング・化学・薬効薬理・DMPK・安全性といった創薬に必要な全ての機能を有しており、最先端の研究基盤および独自の化合物ライブラリーを一つの拠点に集約しています。また、Axcelead DDPの創薬支援サービスに最先端のAI機能を統合することで、高品質な新薬候補化合物を迅速に創出することを可能にします。Axcelead DDPはこれらの強みを生かし、創薬ターゲットの探索から臨床開発への橋渡しまでのプロセスで直面する様々な課題に対するソリューションをワンストップで提供しています。https://www.axcelead.com/

2025-07-18T08:18:19+09:002025/07/18|

Axcelead DDPとSuperluminal、特定の分子メカニズムを標的とした創薬プロジェクトを開始

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Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:岡田 健吾、以下「Axcelead DDP」)とSuperluminal Medicines, Inc. (本社:米マサチューセッツ州ボストン、CEO:Cony D’Cruz、以下「Superluminal」)は、開発難易度の高い特定の分子メカニズムを標的とした創薬プロジェクトを開始することになりましたのでお知らせします。

これまで両社は複数の協業を通じて強固な関係を築いてきました。Axcelead DDPは、Superluminalが独自の「予測―設計―検証」プロセスの枠組みから創出した化合物に対して、高品質なin vivo薬理評価を提供してきました。さらに両社は、ADME予測モデルに関する協業により、各社の事業に活用できるモデルを構築しました。
このような協業基盤のもと、Axcelead DDPが保有する製薬企業由来の創薬研究データ、経験豊富な研究者、in vitro/in vivo薬理評価のケイパビリティを含む包括的な創薬プラットフォームと、Superluminalが持つ最先端の計算科学、AI/ML、構造情報に基づく分子設計技術を融合させた新たな創薬プロジェクトを開始することになります。本プロジェクトは、アンメットメディカルニーズの高い特定の分子メカニズムを標的とした創薬研究に共同で取り組むことで、革新的な低分子医薬品の研究開発を加速することを目指します。

Axcelead DDPの代表取締役である岡田 健吾は、「Axcelead DDPでは、製薬企業から引き継いだ創薬プラットフォームを、自社研究に加え戦略的パートナーシップも活用して進化させています。この創薬プラットフォームを使って、複数の分子標的に対するSuperluminalの創薬研究を支援・加速することで、同社のパイプラインを進展させるとともに、治療ニーズの高い領域での課題解決にも寄与したいと考えています。当社は、多様な創薬プレイヤーから選ばれ続ける創薬ソリューションプロバイダーになることをビジョンに掲げています」と述べています。

SuperluminalのCEOであるCony D’Cruzは、「Axcelead DDPとのパートナーシップを嬉しく思います。Axcelead DDPが、Superluminalのような企業に対して包括的な創薬支援を提供できるのは、製薬業界における豊富な経験と幅広い機能を備えているからであり、私たちはその点を高く評価しています」と述べています。

以上

<Axcelead DDPについて>
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した日本初の創薬ソリューションプロバイダーです。スクリーニング・化学・薬効薬理・DMPK・安全性といった創薬に必要な全ての機能を有しており、独自の化合物ライブラリーと大規模な創薬データベースと合わせ、これらの機能を最先端の研究拠点に集約しています。Axcelead DDPの経験豊富な研究者が高品質な新薬候補化合物を迅速に創出します。Axcelead DDPはこれらの強みを生かし、創薬ターゲットの探索から臨床開発への橋渡しまでのプロセスで直面する様々な課題に対するソリューションをワンストップで提供しています。
https://www.axcelead.com/

<Superluminalについて>
Superluminalのプラットフォームは、生物学・化学の高い専門知識、機械学習、そして独自のビッグデータ基盤を組み合わせることで、かつてないスピードで新薬候補化合物を創出します。「予測–設計–検証」プロセスは、タンパク質の形状を正確にモデル化し、治療効果をもたらす精密な構造変化を標的とする高い選択性を有する化合物を設計します。同社の創薬エンジンは、業界をリードする薬物動態および毒性予測のインシリコ技術によって支えられています。Superluminal独自のパイプラインは、価値の高いGPCRにフォーカスした初期プログラムを通じて、自社プラットフォームの有効性を実証しています。本社はボストンにあり、RA Capital、Insight Partners、NVIDIA、Catalio Capital、Eli Lilly and Company、Gaingelsといった強力な投資家ネットワークの支援を受けています。
http://www.superluminalrx.com

2025-06-24T10:19:09+09:002025/06/23|

LOTTE BIOLOGICS・Axcelead DDP・KanaphがADCツールボックスの開発で合意

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LOTTE BIOLOGICS Co., Ltd.(本社:韓国ソウル、CEO:James Park、以下「LOTTE BIOLOGICS」)、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:岡田 健吾、以下「Axcelead DDP」)、Kanaph Therapeutics Inc.(本社:韓国ソウル、CEO:Byoung Chul Lee、以下「Kanaph」)は、抗体薬物複合体(ADC)を開発するためのADCツールボックス*を構築する3社での覚書を締結しましたのでお知らせします。今回の合意によって3社は、次世代ADCがん治療薬の開発において重要な要素であるリンカーおよびペイロード(薬剤)の研究開発を共同で進めることになります。

Axcelead DDPは、製薬企業由来の創薬プラットフォームを有する世界トップクラスの創薬ソリューションプロバイダーであり、120万以上の化合物ライブラリーと1,000以上のレガシープロジェクトを活用することで、これまでADCに使われていない新規ペイロード候補を創出します。
Kanaphは、ADC開発における既存のリンカーおよびペイロードの課題を克服する革新的なプラットフォームを開発します。
開発されたリンカーおよびペイロードはLOTTE BIOLOGICSのADCプラットフォームを強化するために活用されます。LOTTE BIOLOGICSは、顧客ニーズに合わせて多様な技術を選択できるADCツールボックスをサービスとして提供する予定です。

LOTTE BIOLOGICSの代表は 「この合意は、差別化できるADCプラットフォームとツールボックスの構築に向けた大きな前進です。私たちはグローバル市場での競争力を強化し、より革新的な治療薬を患者さんにお届けするために両社とのパートナーシップをさらに強化していきます」と述べています。
Axcelead DDPの代表は 「ADCプラットフォームの技術とサービスの開発を目的とした戦略的提携に参画できることを嬉しく思います。当社の創薬プラットフォームを活用し、革新的な治療薬の創出に貢献してまいります」と述べています。
Kanaphの代表は「本共同研究を通じて、私たちは既存のADCの課題を克服し、次世代の革新的な治療薬の開発を加速させるため、多くの用途に活用できるリンカーおよびペイロードのツールボックス確立に取り組んでまいります」と述べています。

*ADC ToolBox
ADC ToolBoxは、抗体薬物複合体(ADC)の開発に不可欠な中核技術であるペイロード、リンカー、結合技術などを取り揃えたサービスプラットフォームです。カスタマイズ可能なメニューのように、創薬プレイヤーが必要な構成要素を選んで組み合わせることができるため、ADCの開発を加速・効率化することを支援します。

<LOTTE BIOLOGICSについて>
LOTTE BIOLOGICSは、より健康的な世界に貢献する医薬品を提供することを使命として、2022年に韓国ソウルに本社を置いて設立されました。
米ニューヨーク州にあるシラキュース・バイオキャンパスでは、医薬品原薬の高品質なGMP製造サービスを提供しています。この施設では、5,000Lのステンレス製バイオリアクター8基による合計40,000Lの生産能力を備えています。また、同キャンパスには、世界62以上の規制当局から承認を受けた分析QC試験ラボや倉庫施設も併設されています。さらにLOTTE BIOLOGICSは、抗体薬物複合体(ADC)の結合技術サービスを通じて、新たな専門領域にも進出しています。原薬製造および結合機能の両方を備えたADCモダリティに1億ドル以上の投資を行っており、原薬製造からコンジュゲーション(結合)まで一貫した、エンドツーエンドのサービスを提供しています。
LOTTE BIOLOGICSは将来を見据え、韓国ソンドにおいて、先進的なバイオプラント3棟の建設を進めています。第1プラントはすでに着工しており、2027年の稼働開始を予定。各施設には、商業生産向けの15,000Lステンレス製バイオリアクター8基と、臨床用途に対応する2,000Lのシングルユースバイオリアクター複数基が設置される予定です。これらのプラントは合計で36万リットルを超えるバイオリアクター容量を誇る製造拠点となります。
https://www.lottebiologics.com

<Axcelead DDPについて>
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した日本初の創薬ソリューションプロバイダーです。スクリーニング・化学・薬効薬理・DMPK・安全性といった創薬に必要な全ての機能を有しており、最先端の研究基盤および独自の化合物ライブラリーを一つの拠点に集約しています。また、Axcelead DDPの創薬支援サービスに最先端のAI機能を統合することで、高品質な新薬候補化合物を迅速に創出することを可能にします。Axcelead DDPはこれらの強みを生かし、創薬ターゲットの探索から臨床開発への橋渡しまでのプロセスで直面する様々な課題に対するソリューションをワンストップで提供しています。
https://www.axcelead.com/

<Kanaphについて>
Kanaphは、2019年に韓国で設立されたバイオテック企業であり、ヒトゲノミクスおよびバイオインフォマティクスを活用して、がんや自己免疫疾患に対する革新的な医薬品の開発に取り組んでいます。アンメットメディカルニーズに応えるために、Kanaphは新たに同定されたターゲットに対して、抗体薬物複合体(ADC)、低分子、高分子などの中から最適なモダリティを的確に選択しています。
http://www.kanaphtx.com/kr

2025-06-23T09:04:10+09:002025/06/17|

Axcelead DDP、アステラス製薬とタンパク質分解誘導剤に関する化合物探索研究支援契約を締結

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 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:岡田 健吾、以下、Axcelead DDP)は、アステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:岡村 直樹、以下、アステラス製薬)とタンパク質分解誘導剤に関する化合物探索研究支援契約を締結しましたのでお知らせします。

 Axcelead DDPは、次世代の低分子創薬としてタンパク質分解誘導剤に注力しており、迅速なタンパク質分解誘導剤創出を実現する合成技術、化合物ライブラリ、多様なハイスループットスクリーニング系やプロファイリングアッセイ系など、タンパク質分解誘導剤創薬の各種課題を解決する統合型ソリューション「DegLeadTMプラットフォーム」をサービスとして提供しています。
 今回の契約に基づき、Axcelead DDPは、この「DegLeadTMプラットフォーム」を活用して、アステラス製薬のタンパク質分解誘導剤創薬研究を支援し、画期的な新薬候補化合物の創出に貢献します。

 Axcelead DDPの代表取締役社長である岡田 健吾は、「当社のコア技術として開発された統合型ソリューション「DegLeadTMプラットフォーム」を評価いただき、アステラス製薬と契約を締結できたことを嬉しく思います。今回の契約は当社が取り組んでいるタンパク質分解誘導剤創薬ソリューションがお客さまに独自の価値を提供する有用なサービスであることを示す証左になります。当社は製薬企業由来の創薬プラットフォームを最先端の技術を取り込み継続的に進化させることでお客さまの創薬研究を支援してまいります。」と述べています。

以上

<Axcelead DDPについて>
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した日本初の創薬ソリューションプロバイダーです。スクリーニング・化学・薬効薬理・DMPK・安全性といった創薬に必要な全ての機能を有しており、最先端の研究基盤および独自の化合物ライブラリーを一つの拠点に集約しています。また、Axcelead DDPの創薬支援サービスに最先端のAI機能を統合することで、高品質な新薬候補化合物を迅速に創出することを可能にします。Axcelead DDPはこれらの強みを生かし、創薬ターゲットの探索から臨床開発への橋渡しまでのプロセスで直面する様々な課題に対するソリューションをワンストップで提供しています。

2024-12-25T13:48:37+09:002024/12/26|

Axcelead DDP、Acadia Pharmaceuticalsと創薬支援に関するマスター・サービス・アグリーメントを締結

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 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:岡田 健吾、以下、Axcelead DDP)は、この度、Acadia Pharmaceuticals Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンディエゴ、以下「Acadia」)と、アンメット・メディカル・ニーズに応える革新的な新薬の創出を目指すためのマスター・サービス・アグリーメントを締結することになりましたのでお知らせします。

 Axcelead DDPは、2022年10月以来、Acadiaの中枢神経疾患領域における候補化合物の選定を目指して複数の創薬プロジェクトに取り組んできました。今般、Axcelead DDPとAcadiaは、Axcelead DDPがより効率的かつ包括的にAcadiaの創薬プロジェクトを支援することができるようマスター・サービス・アグリーメントを締結することになりました。Axcelead DDPは、保有する統合的な創薬プラットフォームおよび創薬研究の深い知識、豊富な経験を活かして高品質な候補化合物を創出するための創薬支援を行います。

 今回締結したマスター・サービス・アグリーメントのもと、新たな創薬プロジェクトを開始することになり、これまでの創薬プロジェクトと同様に、アップフロント、研究活動費、開発の進捗に応じたマイルストンをAcadiaから受け取ることになります。なお、マスター・サービス・アグリーメントおよび新たな創薬プロジェクトに関する経済条件の詳細は開示していません。

 Axcelead DDPの代表取締役社長である岡田健吾は、「当社がAcadiaの創薬研究に貢献するために創薬支援に関するマスター・サービス・アグリーメントを締結し、新たな創薬プロジェクトを開始することを大変嬉しく思います。これまで実施してきた創薬プロジェクトの順調な進展が、今回の契約締結につながったものと考えています。私たちは中枢神経疾患をはじめとした病気に苦しむ患者さんに一日も早く革新的な医薬品をお届けできるよう、Acadiaと協力して同社のパイプライン拡充に貢献してまいります」と述べています。

以上

<Acadiaについて>
Acadiaは、生活の向上を目指して神経科学のブレークスルーに取り組んでいます。 30年に亘ってヘルスケアの第一線で活動し、重要なソリューションを必要とする人々に提供してきました。Acadiaはパーキンソン病に関連する幻覚と妄想およびレット症候群に対する初めてで唯一FDAに承認された治療法を開発し販売しています。Acadiaの臨床開発は、プラダー・ウィリ症候群、アルツハイマー病、および、その他中枢神経疾患における神経精神症状を対象にした複数のプログラムに重点を置いています。
詳細については、www.acadia.comをご覧ください。

<Axcelead DDPについて>
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した日本初の創薬ソリューションプロバイダーです。スクリーニング・化学・薬効薬理・DMPK・安全性といった創薬に必要な全ての機能を有しており、最先端の研究基盤および独自の化合物ライブラリーを一つの拠点に集約しています。また、Axcelead DDPの創薬支援サービスに最先端のAI機能を統合することで、高品質な新薬候補化合物を迅速に創出することを可能にします。Axcelead DDPはこれらの強みを生かし、創薬ターゲットの探索から臨床開発への橋渡しまでのプロセスで直面する様々な課題に対するソリューションをワンストップで提供しています。

2024-09-10T13:01:45+09:002024/09/10|

Axcelead DDP、Lillyと共同研究契約を締結

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 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:岡田 健吾、以下、Axcelead DDP)は、この度、米国インディアナ州インディアナポリスに本社を置くEli Lilly and Company(以下、Lilly)と複数の創薬プログラムに関する戦略的共同研究契約を締結しましたのでお知らせします。

 Axcelead DDPは、確立された創薬研究力とAIを含む新たな創薬技術を活用することで新薬候補化合物を創出しています。また、創薬研究における深い知識と豊富な経験を活かして創薬研究の革新的な進歩にも取り組んでいます。本契約に基づき、Axcelead DDPは、アップフロントおよび各創薬プログラムの進捗に応じたマイルストンをLillyから受け取ることになります。

 Axcelead DDPの代表取締役社長である岡田 健吾は、「今般、世界的な製薬企業であるLillyと戦略的な提携契約を締結することができたことを大変嬉しく思います。当社が、Lillyから創薬研究のパートナーに選ばれた理由は、当社の新薬候補化合物を創出する高い創薬研究力と幅広い新規創薬テクノロジーが評価されたからだと考えています。当社が保有する革新的な創薬プラットフォームを通じて同社のパイプライン強化に寄与するとともに、明日の生命を変える医薬品となる可能性を有する高品質な新薬候補化合物を提供することで世界中の人々に貢献してまいります」と述べています。

以上

<Axcelead DDPについて>
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した日本初の創薬ソリューションプロバイダーです。スクリーニング・化学・薬効薬理・DMPK・安全性といった創薬に必要な全ての機能を有しており、最先端の研究基盤および独自の化合物ライブラリーを一つの拠点に集約しています。また、Axcelead DDPの創薬支援サービスに最先端のAI機能を統合することで、高品質な新薬候補化合物を迅速に創出することを可能にします。Axcelead DDPはこれらの強みを生かし、創薬ターゲットの探索から臨床開発への橋渡しまでのプロセスで直面する様々な課題に対するソリューションをワンストップで提供しています。詳細についてはWebサイトをご覧ください。https://www.axcelead.com/

2024-09-10T13:42:57+09:002024/09/05|

大塚製薬への創薬支援において最初のマイルストーンを達成

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 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:岡田 健吾、以下、Axcelead DDP)は、2020年6月から実施していた大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上眞、以下、大塚製薬)への中枢神経疾患領域における創薬支援において最初のマイルストーンを達成したことをお知らせします。

 本創薬支援は、Axcelead DDPが保有するIND-Enabling Projectsを起点としており、Axcelead DDPは確立された評価系とシード化合物の展開により薬効評価可能な化合物を創製し、大塚製薬に提供しました。大塚製薬でさらに創薬研究を進めた結果、事前に設定された薬理学的特性を満たす化合物が見出されたことにより、最初のマイルストーンが達成されました。今回のマイルストーン達成により、Axcelead DDPは契約に基づく一定金額のフィーを得ます。大塚製薬はIND-Enabling Projectsの活用により創薬研究の大幅な加速化を達成し、より高いステージでの創薬研究を進めることになります。

 Axcelead DDPの代表取締役社長である岡田 健吾は、「当社独自のアセットであるIND-Enabling Projectsから見出した新薬候補化合物が大塚製薬の期待に応える成果につながったことを嬉しく思います。今回のマイルストーン達成は当社のIND-Enabling Projectsがお客さまに独自の価値を提供する有用なアセットであることを示す証左になります。当社は、IND-Enabling Projectsを活用した創薬支援を通じて、短期間で高品質な新薬候補化合物を提供し、国内外の創薬プレイヤーの創薬研究の効率化に貢献してまいります」と述べています。

IND-Enabling Projects
IND-Enabling Projects(開始当時A-HiTプロジェクト)は、特定の創薬標的(以下、ターゲット)に対して、ヒットまたはリード化合物と一次評価系が存在するAxcelead DDP保有のアセットです。現時点で150以上のターゲットのアセットを有し、約60%のプロジェクトはリード創出以上の創薬研究ステージに位置しています。これらのうち半数以上のターゲットは未だ上市医薬品がなく、First-In-Classプロジェクトとなる可能性があります。また、想定した適応疾患以外へのリポジショニングの可能性も有する魅力的なターゲットがリストされています。さらに 約30%のターゲットで共結晶構造が取得されており、これらのターゲットでは、化合物最適化の加速が期待できます。IND-Enabling Projectsの活用は、初期の創薬ステップの大幅な期間短縮とコスト削減を実現します。

以上

<Axcelead DDPについて>
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。

2024-05-27T11:10:53+09:002024/05/27|

代表取締役の異動に関するお知らせ

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当社は、3月28日に開催された臨時株主総会及び本日開催された臨時取締役会において、下記の通り代表取締役の異動を決定しましたのでお知らせします。

1.代表取締役の異動(2024年4月1日付)

氏名現役職新役職
岡田 健吾 (おかだ けんご)COO代表取締役社長 兼COO

2.異動の理由

当社の代表取締役社長であった山田伸彦が、2024年3月31日付で一身上の理由により辞任したため。

3.新代表取締役の略歴

  • 1997年大阪市立大学大学院・理学研究科・博士課程でPhD取得
  • スウェーデンで博士研究員、奈良先端科学技術大学院大学で助手を務めたのち、2004年に武田薬品・医薬研究本部に主任研究員として入社
  • 武田薬品在籍中にサンディエゴへ業務出向、グローバルプロジェクトリードを経て研究組織の創薬プラットフォーム部門マネジメントに従事
  • 2017年に当社に入社、一貫して事業計画策定と事業マネジメント全般を担当、2024年1月から当社COOに就任。2024年4月に当社の代表取締役社長およびAxcelead Tokyo West Partners株式会社の代表取締役に就任

以上

2024-04-18T19:17:34+09:002024/04/01|

湘南創薬支援コンソーシアムの発足について

 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社、十全化学株式会社、スペラファーマ株式会社、株式会社東レリサーチセンター、メディフォード株式会社は2024年3月1日、湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)を拠点として湘南創薬支援コンソーシアムを発足しましたのでお知らせします。

 製薬業界では、モダリティ※1の多様化や医薬品開発コストの高騰に伴い、医薬品研究開発における様々なプロセスをCROやCDMO※2など(以下「創薬支援企業」)の外部事業者に委託するアウトソーシングが進んでおり、オープンイノベーションの重要な形態の一つとしてとらえられています。また、製薬企業からのカーブアウト※3やアカデミアシーズの社会実装に向けて設立されたベンチャーやスタートアップでは、一部の研究機能のみを有している場合が多いことから、アウトソーシングによって足りない技術や機能を補うことが重要となっています。そうした中、欧米では研究支援企業の情報が集約されたウェブサイトやネットワークが整っている一方で、日本には共通のプラットフォームや組織がなく、必要な委託先へ迅速にアクセスしにくい状況となっています。
 そこで、湘南アイパークに拠点を置く創薬支援企業5社が、「創薬に必要な技術・ソリューションの提供を通じて革新的な新薬の創出を活性化・加速化し、世界中の人々の健康と医療の向上に貢献する」というビジョンを掲げ、1社のみでは実現し得ない創薬支援の提供を目指して、本コンソーシアムを設立しました。スクリーニング、化学、薬理、薬物動態、安全性、CMC※4開発、分析といった一連の創薬プロセスにおけるシームレスな受託やコンサルテーションを通じて、医薬品の研究開発がさらに加速することを期待しています。また、単に情報の集約やプラットフォームの構築を行うだけでなく、参画企業どうしが顔の見える密な連携を行い、研究支援に関する共通の課題の共有や、最先端の技術を業界全体にシェアする活動を行っていきます。

本コンソーシアムを通じて、創薬支援企業が業界の課題を共有し、また連携してシームレスな支援の提供を行うことで、アカデミアやバイオベンチャーの研究を加速し、日本のカッティングエッジなサイエンスの社会実装の加速に貢献することを目指していきます。

※1 モダリティ:核酸医薬や遺伝子治療など、治療手段の種別のこと
※2 CRO, CDMO:CROは Contract Research Organization、CDMO は Contract Development and Manufacturing Organization の略で、医薬品や医療機器の研究、開発、製造、評価などにおいて、企業や研究機関との契約に基づき、専門的な実験やコンサルテーションなどを行う受託機関(企業)のこと。CROは主に研究(Research)段階における受託を、CDMOは主に開発(Development)から製造(Manufacturing)の段階における受託を行う。
※3 カーブアウト:会社分割の一種で、親会社が戦略的に小会社や自社の事業の一部を切り出し(carve out)、新会社として独立させること。
※4 CMC:Chemistry, Manufacturing, and Controlsの略。医薬品の製造や品質管理に関するプロセスのこと。

―オープニングウェブイベントの開催について―
 5月16日(木)、Zoomウェビナーにて湘南創薬支援コンソーシアムのオープニングイベントの開催を予定しております。ご興味のある方は、コンソーシアムのウェブサイトをご確認ください。(http://www.shonan-conso.com/event/

湘南創薬支援コンソーシアムについて:
湘南ヘルスイノベーションパークを拠点としたオープンイノベーションの推進に賛同し集う企業により発足。
強みの異なる複数企業が一括窓口で様々な創薬研究上の課題や悩み事をワンストップで解決することを目指しています。https://www.shonan-conso.com/

湘南ヘルスイノベーションパークについて:
湘南アイパークは、2018年4月に武田薬品工業が自社研究所を外部に開放して誕生した、日本初の製薬企業発サイエンスパークです。幅広い業種や規模の産官学が結集してヘルスイノベーションを加速する場となることを目指しており、製薬企業のみならず、次世代医療、細胞農業、AI、行政など約150社、2000人以上(2023年4月現在)の企業・団体が集積し、エコシステムを形成しています。

Axcelead Drug Discovery Partnersについて:
Axcelead Drug Discovery Partnersは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。

十全化学株式会社について:
十全化学は、FDA等の海外査察実績豊富なCMOに製薬会社出身のCMC開発を熟知した経験豊富なスタッフが加わったことで、CDMOへと進化し、委託合成/分析試験、製造法/分析法開発に加え、申請支援を含むCMC開発全般にわたり、ワンストップにて創薬の皆様へ“CMCソリューションサービス”を提供します。

スペラファーマ株式会社について:
CMC研究開発に関わる原薬プロセス化学・製剤研究開発・分析試験開発をワンストップで受託可能なCDMOです。豊富な経験と実績を有するエキスパート研究陣が、フレキシブルに連動しながら医薬品の開発初期から申請に至る各開発段階で、お客様のニーズに合ったハイレベルなサービスやソリューションを提供します。

株式会社東レリサーチセンターについて:
常に最高レベルの技術力を追究し、半導体から材料、医薬・バイオまで多様な分析課題に取り組む、分析のプロフェッショナル集団です。経験豊かな分析専門家が、創薬からGLP、GMPまで、医薬・医療機器分野のお客様の様々な研究・開発・製造の課題をサポートします。

メディフォード株式会社について:
メディフォードは、製薬企業や創薬ベンチャー企業様に各種分析・試験・解析のサービスを提供しており、医薬品や医療機器開発について非臨床試験から治験までのシームレスなサービスをGLP体制下にて提供しています。


2024-04-18T19:17:35+09:002024/03/01|

Axcelead DDPとAcadia Pharmaceuticals、昨年に引き続き中枢神経疾患領域における新たな創薬プロジェクトを開始

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 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:山田 伸彦、以下、Axcelead DDP)は、この度、Acadia Pharmaceuticals Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンディエゴ、以下「Acadia」)と、Acadiaの革新的な新薬パイプライン創出に向けて昨年に引き続き中枢神経疾患領域における新たな創薬プロジェクトを開始することになりましたのでお知らせします。

 両社は、2022年10月に新規の創薬プロジェクトを開始して以来、中枢神経疾患領域における候補化合物の選定を目指して協業してきました。今回の創薬プロジェクトにおいても、両社が連携して中枢神経疾患領域の特定の疾患における候補化合物を探索し、臨床開発を進めるための研究プログラムを推進します。Axcelead DDPは、創薬プラットフォームおよび創薬研究の深い知識、豊富な経験を活かし、高品質な候補化合物を創出するための研究活動を行います。Acadiaは、中枢神経疾患領域の深い専門性を活かし、臨床開発と商業化を図ります。

 Axcelead DDPはAcadiaとの最初の創薬プロジェクトと同様に、アップフロント、研究活動費、開発の進捗に応じたマイルストンをAcadiaから受け取ることになります。

 Axcelead DDPの代表取締役社長である山田伸彦は、「今回、Acadiaと新たな創薬プロジェクトをスタートできることを嬉しく思います。これは、昨年10月に開始した中枢神経疾患領域における同社との初めての創薬プロジェクトが順調に進み、近々、候補化合物の選定が完了する見通しであることから、当社の創薬研究力を高く評価していただけたからであると考えています。中枢神経疾患および希少疾患に苦しむ患者さんに革新的な医薬品をお届けすることを目指し、引き続き、Acadiaのパイプライン拡充に貢献できるよう同社と協業してまいります。」と述べています。

以上

<Acadiaについて>
Acadiaは、生活の向上を目指して神経科学のブレークスルーに取り組んでいます。 30年に亘ってヘルスケアの第一線で活動し、重要なソリューションを必要とする人々に提供してきました。Acadiaはパーキンソン病に関連する幻覚と妄想およびレット症候群に対する初めてで唯一承認された治療法を開発し販売しています。Acadiaの臨床開発は、統合失調症の陰性症状、プラダー・ウィリ症候群、アルツハイマー病、および中枢神経系障害における神経精神症状の治療に重点を置いています。
詳細については、www.acadia.comをご覧ください。

<Axcelead DDPについて>
ADDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。

2024-04-18T19:17:37+09:002023/12/25|

インビボサイエンスとAxcelead DDP、疾患モデル動物を使った創薬支援サービスで協業契約を締結

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 インビボサイエンス株式会社(本社:東京都目黒区、事業所:神奈川県川崎市、代表取締役:吉村 公志、以下「インビボサイエンス」)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:山田 伸彦、以下「Axcelead DDP」)は、この度、疾患モデル動物を使った創薬支援サービスに関する協業契約を締結しましたのでお知らせします。

 インビボサイエンスは、公益財団法人 実験動物中央研究所(以下「実中研」)の技術を基に開発されたNOGマウスやヒト化マウスといった多種多様な疾患モデル動物をグローバルに供給しており、実中研の豊富な経験と技術に基づく実験に関するノウハウや情報を保有しています。Axcelead DDPは、創薬経験豊富な200名以上の研究者を擁しており、製薬企業、バイオベンチャー、アカデミアなどの様々な創薬プレイヤーに、各種モダリティや疾患に対する薬効薬理評価サービスを提供しています。

 今回の契約では、疾患モデル動物の実験ノウハウを含めた豊富な情報を有するインビボサイエンスと疾患モデル動物を使った創薬研究に卓越した技術力を持つAxcelead DDPが協業することで、お客様のニーズに合致した、より確度の高いin vivo評価を迅速に提供できるようになります。また、本契約でAxcelead DDPは、インビボサイエンスからヒト化マウスモデルの特性や作出に関する知見・技術を得ることになり、疾患モデル動物作出のケイパビリティを一層高めることが可能になります。

 インビボサイエンスの代表取締役 吉村 公志は、「今回の協業により創薬ソリューションプロバイダーである Axcelead DDPの豊富な人材と卓越した技術にインビボサイエンスが持つ実中研研究者の経験に基づくノウハウ、情報が合わさることで、重度免疫不全マウス、特にヒト化マウスを使用する研究分野に大きな変革を及ぼすものと期待しています。特殊なノウハウが必要なNOGマウス等を使用した研究がAxcelead DDPで幅広く実施できるようになることを大変嬉しく思います。」と述べています。

 Axcelead DDPのCSO 伊井 雅幸は、「高品質で多様な疾患モデル動物を提供し、且つ、実験関連の豊富な経験と情報を持つインビボサイエンスと創薬支援サービスで協業できることを嬉しく思います。ヒト外挿性の高い疾患モデル動物を使った医薬品の開発は、創薬研究のスピードアップと成功確率向上につながることが期待されます。私たちAxcelead DDPは、引き続き、創薬プレイヤーの多様なニーズにお応えしながら、画期的新薬の創出に貢献してまいります」と述べています。

NOGマウス:NOD-scidマウスと数種のサイトカインレセプター共通ドメインであるIL-2レセプターγ鎖ノックアウト (IL2RγKO) マウスを交配して得られた系統です。NOD-scidマウスと比較してヒト組織の生着性が著しく高く、担がんマウスモデルや免疫ヒト化マウスモデルなど、創薬研究に幅広く活用されています。

以上

【インビボサイエンスについて】
インビボサイエンスは、(公財)実験動物中央研究所が開発した「NOG関連マウス」を販売するために2006年に設立されました。重度免疫不全マウス、ヒト化マウスを使用してお客様が、より良い研究成果を得ることができるよう、研究者の皆様に実験ノウハウを含めた情報とともに「NOG関連マウス」を提供しています。https://www.invivoscience.com/index.html

【Axcelead DDPについて】
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。https://www.axcelead.com/

2024-04-18T19:17:37+09:002023/12/13|

Axcelead DDP、東京大学との共同研究の成果が国際科学誌「Nature Communications」に掲載

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 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:山田 伸彦、以下、Axcelead DDP)は、東京大学大学院薬学系研究科 林久允准教授らの研究チームと実施した共同研究によって必須栄養素コリンの吸収経路を発見し、その研究成果が2023年11月21日に発刊された国際科学誌「Nature Communications」に掲載されましたのでお知らせします。

 林久允准教授らの研究チームは、こどもの肝臓病の克服を目指した研究1)を進めています。その中の一つ、進行性家族性肝内胆汁うっ滞症1型(PFIC1)は、原因遺伝子が見つかっているものの、病気の発症メカニズムが不明であり、根本的な治療法がない希少疾患です。このメカニズムを解明するために、Axcelead DDPにおいて、林久允准教授らの研究チームが作製した疾患モデル動物およびPFIC1患者のサンプルの脂質分子を含むメタボローム解析2)を実施しました。その結果、PFIC1は、患者体内で必須栄養素コリンの前駆体、リゾフォスファチジルコリンの吸収不良、次いで、コリン自体の欠乏が生じ、病気の発症へと至る可能性を見出しました。さらに、東京大学研究チームは、疾患モデル動物へ経口でコリンを補充する事により、肝臓の症状が消える事を確認しました。本成果より、コリン補充が臨床での治療に繋がる可能性が見出されました。現在、東京大学研究チームが早期に臨床試験を開始できるようAxcelead DDPがその準備を支援しています。

 Axcelead DDPのCSO 伊井 雅幸は、「東京大学との共同研究を通じてPFIC1に対する新たな内科的治療法の開発につながる成果が得られたことを大変嬉しく思います。本成果にはAxcelead DDPがこれまでの創薬研究で培ってきた疾患メカニズムの解析技術が寄与したものと考えています。引き続き、Axcelead DDPが保有する100以上の新薬臨床試験開始申請(IND申請)の知見を活かして、一日も早く患者さんに新しい治療法をお届けできるよう東京大学研究チームをサポートしてまいります」と述べています。

研究内容の詳細については、東京大学のニュースリリースをご参照ください。
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400226852.pdf


1) 小児期発症の胆汁うっ滞性肝疾患を対象とした多施設前向きレジストリ研究です。小児期に発症する胆汁うっ滞性肝疾患に関する情報を様々な研究機関・医療機関と連携して収集し、治療・研究に役立てています。
詳細は、ホームページ参照(https://www.circle-registry.org/

2) メタボローム解析:メタボロームは代謝物(metabolite)とギリシャ語の「全て」を意味するomeを合成した言葉で「代謝物の総体」を意味します。メタボローム解析は、生体サンプル内の代謝物を網羅的に解析する手法です。

以上

【Axcelead DDPについて】
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。https://www.axcelead.com/

2024-04-18T19:17:38+09:002023/11/22|

FRONTEOとAxcelead DDP、AI創薬支援パートナーシップ基本契約を締結

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 株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下FRONTEO)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:山田 伸彦、以下 Axcelead DDP)は、AI創薬支援パートナーシップ基本契約を締結しましたのでお知らせします。

 FRONTEOは、同社の「Drug Discovery AI Factory」事業において、医薬品研究開発の仮説生成に特化した独自開発のAIを活用し、創薬の効率化・加速化・成功確率向上を支援するサービスを提供しています。Axcelead DDPは、創薬に必要なプラットフォーム機能を保有しており、それを活かして製薬企業・バイオベンチャー・アカデミア・政府系研究機関など、多様な創薬プレイヤーの創薬研究を支援しています。今回のパートナーシップ基本契約締結によって、FRONTEOの仮説生成AIとAxcelead DDPの創薬プラットフォーム機能が組み合わさり、ドライ研究(コンピュータやAIを用いたデータ解析)を通して仮説を構築し、ウェット研究(細胞、動物などを用いた生物学的試験)でそれらを検証するサイクルを効率的に運用することが可能となります。

 FRONTEOの執行役員 CTO 豊柴 博義は、「当社がDrug Discovery AI Factory事業を進める中で、顧客企業より、当社がドライ研究で導いた仮説について、次段階であるウェット研究での検証も併せて委託したいとの要望が数多く寄せられていました。今回、Axcelead DDPとパートナーシップ基本契約を締結することで顧客ニーズに応え、より一層、顧客企業の創薬研究・事業の発展と医療の質向上に貢献できることを嬉しく思います」と述べています。

 Axcelead DDPのCSO 伊井 雅幸は、「仮説生成AIを活用したデータ解析に強みを有するFRONTEOとのパートナーシップを通じてAI創薬の支援事業をさらに強化することができることを嬉しく思います。FRONTEOのAIエンジンが生成した仮説に対して、当社が培ってきた創薬研究力を活かしたウェット研究を実施することで、お客様の創薬研究をこれまで以上に加速することが可能になります。当社は、創薬プラットフォーム企業として、引き続き、お客様の画期的新薬の創出に貢献してまいります」と述べています。

以上

【FRONTEOについて】 URL:https://www.fronteo.com/
FRONTEOは、自社開発AIエンジン「KIBIT(キビット)」を用いた多様なAIソリューションとサービスを提供するデータ解析企業です。「記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、情報社会のフェアネスを実現する」ことを理念とし、膨大な量のテキストデータや複雑なネットワークの中から意味のある重要な情報を抽出して、エキスパートの高度な判断を支援する自然言語処理ならびにネットワーク解析技術を強みとしています。リーガルテックAI、ビジネスインテリジェンス、ライフサイエンスAI、経済安全保障の各領域で事業を展開し、さまざまな企業の課題や社会課題の解決に貢献しています。2003年8月創業、2007年6月26日東証マザーズ(現:東証グロース)上場。日本、米国、韓国、台湾で事業を展開。第一種医療機器製造販売業許可取得、管理医療機器販売業届出。資本金3,042,317千円(2023年3月31日時点)。
※FRONTEO、KIBIT、Drug Discovery AI FactoryはFRONTEOの日本における登録商標です。

【Axcelead DDPについて】
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。https://www.axcelead.com/

2024-04-18T19:17:39+09:002023/11/06|

Axcelead DDPの創薬支援事業が第6回日本医療研究開発大賞を受賞

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 当社は、この度、内閣府が主催する「第6回日本医療研究開発大賞」において「スタートアップ奨励賞」を受賞しましたのでお知らせします。

 日本医療研究開発大賞は、大学、公的研究機関、企業等における医療分野の研究開発やその成果の実用化において、画期的・重要な成果を収める、先導的な取組を行うなど、研究開発の推進に多大なる貢献をした事例に関し、その功績をたたえることにより、我が国の医療分野の研究開発の更なる進展に寄与することを目的とした表彰制度です。6回目を迎える今回は、医療分野の研究開発において将来性が期待されるスタートアップ企業等を表彰するスタートアップ枠が新たに設けられ、より幅広く募集を行うこととなりました。

<受賞名> 日本医療研究開発大賞 スタートアップ奨励賞
<案件名> 革新的な技術基盤を活かした多様な創薬プロジェクトへの貢献
<功績> 創薬プラットフォーマーとして基礎から臨床応用まで多様な創薬プレイヤーの研究推進に貢献している。製薬企業・ベンチャー・アカデミア・公的研究機関を含め、設立以来200社以上の取引実績がある。特に製薬企業のリピート率は約90%と当社のビジネスに信頼と期待が寄せられている。また、AMEDの創薬支援推進事業にも参画し、アカデミアシーズを製薬企業に橋渡しする研究支援に寄与した。

 当社代表取締役社長の山田伸彦は、「今回、第6回日本医療研究開発大賞のスタートアップ奨励賞を受賞できたことを大変嬉しく思います。当社は、製薬企業発の創薬プラットフォーム企業として、2017年にビジネスをスタートして以来、多様な創薬プレイヤーの皆さまの創薬研究を支援してまいりました。これからも創薬に携わる人々に寄り添うベストパートナーとして画期的な医薬品の創出に貢献するとともに、最先端の技術を取り込み創薬研究の効率化にも取り組んでまいります」と述べています。

以上

2024-04-18T19:17:43+09:002023/08/23|

IQVIA Genome Wide Study Platformを活用したゲノム創薬支援に関する協業検討の開始について

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 当社は、IQVIAソリューションズ ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宇賀神 史彦、以下「IQVIA」)と、同社が保有する遺伝子データベースであるIQVIA Genome Wide Study Platform(以下「GWSP」)を活用したゲノム創薬支援に関する協業について、両社で検討を開始しましたのでお知らせします。

 GWSPは、国内の複数の遺伝子データベースを統合しており、現在、13万人規模の遺伝子情報と健康関連情報の相関解析が可能です。GWSPでは、疾患名や遺伝子名、SNP(Single Nucleotide Polymorphism)のIDを用いて、ゲノムワイド関連解析(GWAS)済みデータを簡易に検索できます。性別や地域・民族特異性を反映したデータを取得できることが特徴です。当社はGWSPを活用して遺伝子情報を解析することで、新規の創薬標的やバイオマーカー、対象疾患候補の探索を進めます。新規候補が見出された場合は、IQVIAの追加調査とともに臨床サンプルを用いた検証を行い、ゲノム創薬支援サービスの可能性を検討します。

 当社代表取締役社長の山田伸彦は、「遺伝子データベースを活用した新規創薬標的やバイオマーカーの探索は、新薬開発の成功確率を高めるために非常に重要であり、創薬研究で注目されている領域です。国内最大規模の遺伝子データベースを有するIQVIAと連携することで、革新的な新薬の開発を目指す創薬プレイヤーの皆さまに質の高いGenome Driven Drug Discoveryのサービスを提供できるよう、継続して取り組んでまいります。」と述べています。

以上

【IQVIAソリューションズ ジャパン株式会社について】
IQVIA(NYSE:IQV)は、高度なアナリティクスやテクノロジーソソリューション、臨床試験サービスをライフ サイエンス業界の皆様へ提供するグローバルリーディングカンパニーで、膨大なデータと深く専門性をもった 知見とを革新的なテクノロジーを活用しながら高度に分析することで、ヘルスケアでのあらゆる領域における インテリジェントな融合(Intelligent Connection)を創出しています。現在、 私たち IQVIA は、約 86,000 名が 100 ヵ国以上の国と地域で事業を展開しています。IQVIAソリューションズ ジャパン株式会社は、IQVIAが日本で事業を展開する日本法人の一つです。
詳しい情報はこちら www.iqvia.co.jp

【Axcelead Drug Discovery Partners株式会社について】
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。

2024-04-18T19:17:46+09:002023/07/06|

代表取締役の異動について

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当社は、2023年5月1日に実施する代表取締役および役職の異動について、下記の通り決定しましたのでお知らせします。

1.代表取締役および役職の異動の内容(2023年5月1日付)

氏名現役職新役職
池浦 義典(いけうら よしのり)代表取締役社長取締役会長
山田 伸彦(やまだ のぶひこ)取締役 COO 代表取締役社長

2. 異動の理由
当社代表取締役社長である池浦義典が当社の親会社であるアクセリード株式会社の代表取締役社長に就任したことに伴うものです。なお、山田伸彦は本年5月1日以降も現役職のCOOを兼務します。
 
3.新代表取締役の略歴
1986年、大学卒業後に入社した武田薬品工業株式会社では、国内営業部門及びグローバル化の過程における全社のビジネスコントローラーを10年間担当し、2013年より医薬営業本部営業企画部長、2015年よりR&D Transformation OfficeのJapan Head として、研究開発部門の組織再編に従事しました。
2017年、池浦とともにAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(以下、Axcelead DDP)の前身を立ち上げ、Whiz PartnersがGeneral Partnerを務める創薬維新ファンドにAxcelead DDPをスピンオフさせ、2018年12月にAxcelead DDPに転籍、取締役COOに就任しています。当社では、優れた創薬技術を幅広いお客さまに浸透させることで、堅実な経営基盤の確立に取り組んでいます。

以上

2024-04-18T19:17:49+09:002023/04/13|

オリヅルセラピューティクスとAxcelead DDP、
iPS細胞に関連する創薬支援サービスで協業

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 オリヅルセラピューティクス株式会社(本店:京都府京都市、事業所:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:野中 健史、以下「オリヅルセラピューティクス」)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead DDP」)は、この度、iPS細胞に関連する創薬支援サービスで協業することになりましたのでお知らせします。

 オリヅルセラピューティクスは、iPS細胞の利活用に関する豊富な技術やノウハウを持っており、未分化ヒトiPS細胞を多種多様な細胞へ分化誘導する熟練した研究者とケイパビリティを有しています。Axcelead DDPは分化誘導されたiPS細胞を用いた表現型スクリーニング、薬効、安全性評価などの創薬支援サービスを行っており、オリヅルセラピューティクスとAxcelead DDPが協業することで、臨床外挿性が期待されるヒトiPS細胞を用いた創薬支援サービスを実施することが可能となります。両社はいずれも湘南ヘルスイノベーションパークを拠点としており、オリヅルセラピューティクスの研究者がAxcelead DDPの研究施設で分化誘導を行うことで、未分化iPS細胞の分化誘導から分化細胞を用いた実験、データ取得までシームレスに創薬支援を実施することができ、利便性が高く、スピーディーなサービスを提供するとともにカスタマーの創薬研究の確度向上に貢献します。

 オリヅルセラピューティクスの代表取締役社長である野中 健史は、「卓越した実績を持つ創薬ソリューションプロバイダーであるAxcelead DDPとの今回の協業を大変嬉しく思います。これにより、当社が有する多様なiPS細胞の分化誘導技術とAxcelead DDPが強みとする細胞を用いた薬剤スクリーニングの技術基盤が連携することで、当社事業の1つである創薬研究支援が更に加速されることを期待しております。当社は、引き続き革新的なiPS細胞関連技術の社会実装を推進し、新たな再生医療製品や画期的新薬が患者様に届くよう貢献してまいります。」と述べています。

Axcelead DDPの代表取締役社長である池浦 義典は、「iPS細胞は、創薬研究においてなくてはならないツールであり、当社においてもiPS細胞を用いた創薬支援が注力領域の一つとなっています。今般、オリヅルセラピューティクスの強みであるiPS細胞に関連する技術力と当社がこれまで蓄積してきた創薬にかかる知識・経験を融合することで、新しい創薬支援サービスを展開できることを嬉しく思います。当社は創薬支援の水準を高めるために、自社での新規技術の開発に加え、パートナーシップ構築にも引き続き取り組んでまいります。」と述べています。

以上

【オリヅルセラピューティクスについて】
2021年4月に京都大学イノベーションキャピタル株式会社によって設立されたオリヅルセラピューティクスは、「科学の無限の力で世界により良い健康への希望をもたらす」というビジョンを掲げています。患者さんに細胞医療を届けるために、以下の事業内容を通じて、再生医療等製品および革新的なiPS細胞関連技術の社会実装を推進します。
1.細胞移植による再生医療等製品の開発
2.iPS細胞関連技術を利活用した、創薬研究支援および再生医療研究基盤整備

【Axcelead DDPについて】
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。

2024-04-18T19:17:50+09:002023/03/10|

帝人とアクセリード
創薬研究に関する合弁会社設立の基本合意書を締結

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帝人株式会社
アクセリード株式会社

 帝人株式会社(本社:大阪市北区、社長:内川 哲茂、以下 帝人)およびアクセリード株式会社(本社:東京都港区、社長:藤澤 朋行、以下 アクセリード)は、このたび、帝人の連結子会社である帝人ファーマ株式会社(以下 帝人ファーマ)の創薬研究機能を中核的な経営資源とした新たな合弁会社について、両社出資で設立する資本・業務提携の基本合意書を締結しました。
 今後、両社は具体的な内容について協議を進め、2023年度中の最終契約の締結と、その後の速やかな合弁会社設立を目指します。

1.背景・経緯
(1)帝人は子会社の帝人ファーマにおいて医薬品事業を展開しており、東京研究センター(東京都日野市)内の生物医学総合研究所にて創薬研究に取り組んでいます。同研究所は、難易度がますます高まりつつある昨今の創薬研究環境において、自社創薬技術やリソースをより効率的に活用し、国内外の様々な大学・企業との協働や提携によって創薬イノベーションを加速する取り組みを積極的に推進しています。
(2)アクセリードは持株会社として、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーであるAxcelead Drug Discovery Partners 株式会社(以下 Axcelead DDP)を傘下に有しています。Axcelead DDPは、創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。
(3)このたびの基本合意書は、海外が先行する非臨床研究の水平分業化と新たな委託研究形態の潮流を背景に、アクセリードが推進する創薬プラットフォーム共創の構想の中で、帝人ファーマが約50年にわたって培ってきた創薬研究の深い知見と創薬技術、施設・設備などの経営資源を中核とする合弁会社設立の協議を進めるためのものです。
(4)合弁会社の設立により、アクセリードは帝人ファーマの創薬資源活用によってスケールメリットを生み出すことが可能となります。また、帝人ファーマは創薬機能の一部外部化によって、国内外の創薬プレイヤーとの柔軟な協働による創薬研究の強化を図るとともに、設立した合弁会社との提携によって、創薬研究の更なる効率化と、より幅広い研究分野の強化を目指します。

2.設立する合弁会社について
(1)帝人およびアクセリードは、両社が出資し全株式を所有する、新たな合弁会社の設立を目指します。合弁会社は、帝人の創薬研究に関する技術、施設・設備、人員を中核的な経営資源として活用します。アクセリードはこれまで築いた創薬支援事業のノウハウを活用することでシナジーの創出を目指す予定です。
(2)事業内容は新薬の候補化合物の探索から取得、ならびにそれらに関連した創薬研究の支援です。両社の保有する創薬に関するノウハウや知見、技術や資産に基づく強固な創薬基盤を強みとして、国内外の創薬プレイヤーからの創薬研究需要を取り込み、創薬支援サービス企業としての成長を図ります。

3.今後の展開
(1)今後、社名や具体的な出資比率などを含めた資本・業務提携の詳細について両社で協議を進め、2023年度中の最終契約締結を目指していきます。
(2)帝人および帝人ファーマは、今回の取り組みを通じて、創薬研究のさらなる革新と強化を図り、医療ニーズの高い医薬品を早期に上市することで、「より支えを必要とする患者、家族、地域社会の課題を解決する会社」として社会に貢献することを目指します。
(3)アクセリードは、今回の取り組みを通じて、創薬プラットフォーム事業基盤のさらなる強化・拡充を図ることで、今後国内外で益々高まることが見込まれる製薬企業やバイオベンチャーなどの非臨床創薬研究サービスに対するニーズに応えていきます。

【帝人グループについて】
 帝人グループは持続可能な社会実現に向け、「環境価値」、「安全・安心・防災」、「少子高齢化・健康志向」の3つのソリューションによる価値を社会に提供し、「未来の社会を支える会社」になることを目指しています。
 帝人のヘルスケア事業は、グループのシナジーを最大化し、予防や健康増進、治療、リハビリや介護と、ヘルスケアサイクル全体を支えるソリューションを提供しています。その中核を担う帝人ファーマは、医薬品事業と在宅医療事業を両輪として事業展開しており、それぞれの技術を融合することでアンメットニーズの高い疾患に対する新たな治療選択肢を提供し、患者さんのQOL向上に貢献することを目指しています。

【アクセリードについて】
 アクセリードは、世界最高水準の医薬品創出ヘルスケアプラットフォーム企業群を有する持株会社です。武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーであるAxcelead DDP、RNA医薬品に特化したCRDMO事業を展開する株式会社ARCALIS、株式会社日立ハイテクから一部事業譲渡を受けて設立し、創薬のあらゆるプロセスのデジタル化を推進することで創薬効率を100倍効率化する創薬デジタルプラットフォームを開発する株式会社A-Digital、次世代経皮薬物デリバリー技術をもとに医薬品開発を行っている米国サンディエゴのPassPort Technologies, Inc.を傘下に有しています。
 アクセリードは、これらの医薬品創出プラットフォームを活用することにより、日本のみならずグローバルのヘルスケアビジネスに貢献していきます。

以  上

【 当件に関するお問合せ先 】
帝人株式会社 広報・IR部  TEL:(03)3506-4055
アクセリード株式会社 コーポレートコミュニケーション部 TEL:(03)-6868-0466 

2024-04-18T19:17:52+09:002023/02/20|

Axcelead DDPがハーバード・ビジネス・スクールの「イマーシブ・フィールド・コース」プロジェクトパートナーに選ばれました

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Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下、「Axcelead DDP」)は、昨年10月 、ハーバード・ビジネス・スクールのイマーシブ・フィールド・コースのプロジェクトパートナーに選ばれ、本年1月、同コースの学生チーム4名を約一週間 受け入れて体験学習の機会を提供しました。

ハーバード・ビジネス・スクール(以下、HBS)のイマーシブ・フィールド・コース(以下、IFC)は、プロジェクトワーク、現場視察、講演、シニアリーダーとのディスカッションなど、学生主体のアクティブラーニングの機会を通じて、教育目標を達成するMBA2年生の選択科目のプログラムです。日本で行われるJapan IFCを受講する学生が、東京のプロジェクトパートナー9社のうちの 1 社を選び、当該企業を実際に訪問することで体験学習の機会を得ます。

IFCを受講する学生は、通常20代後半で、金融、不動産、コンサルティング、ヘルスケア、軍事、テクノロジーなど、様々な分野で平均5年間の実務経験を積んでいます。学生は少人数の多様なチームにわかれ、プロジェクトパートナーとして選ばれた企業に関する市場調査、情報の収集・分析、現地での意見交換などを通じて、現状の課題を解決するための提案を行います。

Axcelead DDPの代表取締役社長である池浦 義典は、「今般、本コースのプロジェクトパートナーに選ばれ、HBSと協力して学生に日本の実社会の学習機会を提供できたことを嬉しく思います。当社を訪問した学生は、国内では他にない創薬ソリューションプロバイダーである私たちのビジネスモデルを、当社社員へのインタビューやディスカッションを通じて真剣に学び、また、当社社員も学生の新鮮な視点からの発想に刺激を受けて新たな気付きを得る機会を持ちました。学生たちは彼らのフレッシュな考えと革新的なアイディアをフルに発揮して、当社シニアメンバーに貴重な提案を行い、教室での講義やディスカッションだけでは決して得られない経験を、ここ湘南で習得することができたものと確信しています 」と述べています。

以上

2024-04-18T19:17:53+09:002023/02/03|

科研製薬とAxcelead DDP、
画期的新薬の創出に向けた協業を開始

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 科研製薬株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:堀内 裕之、以下「科研製薬」)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead DDP」)は、この度、画期的新薬の創出に向けた協業に関する契約を締結しましたのでお知らせします。

 科研製薬は、「長期経営計画2031」1)に掲げる研究開発戦略の実現に向けた施策の一環として、Axcelead DDPとの協業により、両社の創薬技術・リソースを効率的に活用することでパイプライン創出エンジンの増強を図り、画期的新薬を継続的に創出します。Axcelead DDPは、創薬に必要なプラットフォーム機能と豊富な経験を有しており、本協業において新規創薬ターゲットの創出からINDに至るまでの複数の創薬プロジェクトを最速で臨床ステージまで推進し、科研製薬のパイプラインの拡充を強力にサポートします。

 科研製薬の代表取締役社長である堀内 裕之は、「当社は研究開発期間の短縮、自社創薬の成功確度向上の達成のため、データ駆動型の創薬研究プロセスへの改革に取り組んでいます。今回のAxcelead DDPとの協業は、両社の技術・リソースを最大限活かした創薬研究の新しい形となります。当社の創薬研究プロセスの改革をさらに加速させ、Axcelead DDPとONE TEAMとなって画期的新薬を創出します」と述べています。

 Axcelead DDPの代表取締役社長である池浦 義典は、「今回の科研製薬との協業は、同社の長期経営計画達成に向けた施策の一つであり、当社が科研製薬のパイプライン創出エンジンとして重責を担うことになります。これは両社が互いの強みを活かして新薬創出に取り組む前例のない協業スキームです。Axcelead DDPがこれまで蓄積してきた創薬のケイパビリティを最大限に発揮し、科研製薬と密に連携することで、革新的な医薬品の創出に貢献します」と述べています。

参考
1) 科研製薬 長期経営計画2031:https://www.kaken.co.jp/invest/policy/long_term.html

以上

【科研製薬について】

科研製薬は、「一人でも多くの方に笑顔を取りもどしていただくために、優れた医薬品の提供を通じて患者さんのクオリティ・オブ・ライフの向上につとめる。」を企業理念とし、1948年の設立以来、医療ニーズに即した医療用医薬品の研究開発を行っています。近年は、皮膚科、整形外科におけるプレゼンスを高めており、自社創薬品であり、国内で初めての外用の爪白癬症治療剤である「クレナフィン」は、グローバル製品として成長を続けています。

【Axcelead DDPについて】

Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。

2024-04-18T19:17:54+09:002023/01/11|

シンクサイトとAxcelead DDP、
新しい表現型スクリーニング技術の開発に向けた共同研究契約を締結

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 シンクサイト株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:勝田 和一郎、以下「シンクサイト」)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead DDP」)は、この度、新しい表現型スクリーニング技術1)の開発に向けた共同研究契約を締結しましたのでお知らせします。

 シンクサイトは、AIを活用したイメージ認識型の高速細胞判別・分取技術であるゴーストサイトメトリー2)を有しており、細胞を染色することなく個々の細胞のイメージングデータを用いて細胞を判別・分取することを可能とします。この技術を用いて表現型スクリーニングを実施することで、細胞の染色が必要となる従来の表現型スクリーニングでは染色によるバイアスがかかって見出せなかった、より生体での反応性を反映したヒット化合物の創出につながることが期待されます。今回の共同研究では、Axcelead DDPが保有する150万以上の多様な化合物ライブラリと表現型スクリーニングの技術、そしてシンクサイトが持つゴーストサイトメトリーを使った先進的な評価技術によって、両社で新しい表現型スクリーニング技術を開発し、創薬スクリーニングプラットフォームの構築を目指します。

 シンクサイトの代表取締役である勝田 和一郎は、「創薬スクリーニングのプラットフォーム事業分野をリードするAxcelead DDPとの研究提携を大変嬉しく思います。化合物ライブラリーを含むAxcelead DDPの充実した創薬インフラと、当社独自の細胞ベース表現型スクリーニング技術を融合することによって、これまで見つからなかった創薬シードが期待できるようなソリューションを提供し、創薬技術の進化に貢献していきたいと考えています。」と述べています。

 Axcelead DDPの代表取締役社長である池浦 義典は、「本共同研究を通じて新たな創薬スクリーニングのプラットフォームを構築することができれば、様々な細胞に対して従来の評価手法では得られなかった新規化合物を見出す可能性が高まります。私たちAxcelead DDPは、新しい創薬技術の開発に継続して取り組み、アンメットメディカルニーズを満たす画期的な医薬品の創出に貢献します。」と述べています。

1) 表現型スクリーニング:標的タンパク質を設定せずに、細胞の形態や機能上の変化を指標にして低分子、ペプチド、などの物質を探索する手法です。
2) ゴーストサイトメトリー:細胞形態情報に基づく、AI駆動型の高速細胞分析技術です。

以上

【シンクサイトについて】

シンクサイトは、東京大学及び大阪大学で生まれた先端技術を元に、ライフサイエンス及び医療の発展と革新を目指すスタートアップ企業です。先端イメージング、機械学習、マイクロ流体等の異分野技術を組み合わせて、次世代型のイメージ認識型高速セルソーティング技術を開発しています。この基盤技術を用いることで、新しい再生・細胞医薬や医療検査診断、創薬を実現させ、革新的な治療や診断に貢献することを目指しています。2019年6月には、経済産業省よりJ-Startupの1社に認定されています。
詳しくは、シンクサイトのウェブサイト(https://thinkcyte.com/)をご覧ください。

【Axcelead DDPについて】

Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。

2024-04-18T19:17:54+09:002022/12/27|

Axcelead DDPとナレッジパレット、 薬剤耐性癌を対象とした遺伝子発現解析に関する共同研究契約の締結について

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 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下、「Axcelead DDP」)と株式会社ナレッジパレット(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:團野 宏樹・福田 雅和、以下、「ナレッジパレット」)は、薬剤耐性癌を対象とした遺伝子発現解析に関する共同研究契約を締結しましたのでお知らせします。

 本共同研究では、肺癌の薬剤耐性に影響を及ぼす細胞と遺伝子群の同定、そのバイオマーカーの探索および検証を両社協業で行います。ナレッジパレットは、バイオバンクの凍結臨床検体を用いて、同社のコア技術であるシングルセル遺伝子発現解析技術(Quartz-Seq2)で遺伝子発現プロファイリングを行います。Axcelead DDPは、創薬における豊富な知見やノウハウを活かし、得られた解析結果から薬剤耐性癌の新規創薬標的やバイオマーカーの候補遺伝子群を同定・検証します。本研究によって従来の解析では見出すことができなかった新規標的蛋白質やバイオマーカーを見出すことが期待され、癌の薬剤耐性メカニズムの解明や新規創薬ターゲットの創出、臨床試験において成功確率を向上させるバイオマーカーの創出に寄与することになります。

 Axcelead DDPの代表取締役社長である池浦 義典は、「卓越した遺伝子解析技術を有するナレッジパレットとの共同研究によって、薬剤耐性癌の新規標的蛋白質やバイオマーカーを特定することができれば、新薬の開発や臨床試験の成功確率向上につながる研究開発支援を実施することが可能となります。私たちAxcelead DDPは、創薬に携わる人々に寄り添うベストパートナーとして、画期的な医薬品の創出に貢献してまいります」と述べています。

 ナレッジパレットの代表取締役CEOの團野 宏樹は、「生体組織から採取された細胞サンプルには様々な種類の細胞が含まれており、従来の解析技術では十分な精度の創薬研究データを得ることは困難でした。本共同研究では、細胞種類によらず高い精度のデータを得ることができる弊社のシングルセル解析技術と、Axcelead DDPの幅広い創薬研究ノウハウを活用することにより、薬剤耐性癌という人類が克服すべき疾患に対しての新たな創薬アプローチを創出してまいります」と述べています。

【Axcelead DDPについて】
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。

【ナレッジパレットについて】
ナレッジパレットは、2020 年の国際ベンチマーキング大会にて世界最高精度を有すると評価された、1 細胞レベルの全遺伝子発現解析技術(Quartz-Seq2)を応用することで、細胞のトランスクリプトームを基点とした表現型創薬及び再生医療高品質化を行う研究開発サービスを提供しており、製薬企業や研究機関と共同研究を進めています。

2024-04-18T19:17:56+09:002022/11/02|

Axcelead DDPとAcadia Pharmaceuticals
中枢神経疾患領域における革新的な医薬品の創出を目的とした協業を開始

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 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下、Axcelead DDP)は、この度、Acadia Pharmaceuticals Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンディエゴ、以下「Acadia」)と、中枢神経疾患領域における革新的な医薬品の創出を目的とした協業を開始することになりましたのでお知らせします。

 両社は、候補化合物を探索し、臨床開発を進めるための研究プログラムを実施します。Axcelead DDPは、創薬プラットフォームおよび創薬研究の深い知識、豊富な経験を活かし、高品質な候補化合物を創出するための研究活動を推進します。Acadiaは、中枢神経疾患領域の深い専門性を活かし、臨床開発と商業化を図ります。

 Axcelead DDPは、アップフロント、研究活動費、開発の進捗に応じたマイルストンをAcadiaから受け取ることになります。

 Axcelead DDPの代表取締役社長である池浦義典は、「私たちの使命は、製薬業界における長年の研究活動を通じて蓄積してきた技術とノウハウ、および膨大な創薬データを活かし、創薬プレイヤーのベストパートナーとして革新的な医薬品の創出に貢献することです。今回、神経精神疾患に苦しむ患者さんに治療薬をお届けすることを目指し、Acadiaの開発パイプライン拡充に向けて同社と協業できることを嬉しく思います。」と述べています。

以上

<Acadiaについて>

Acadiaは、生活の向上を目指して神経科学のブレークスルーに取り組んでいます。 25 年以上に亘ってヘルスケアの第一線で活動し、重要なソリューションを必要とする人々に提供してきました。当社はパーキンソン病に関連する幻覚と妄想に対する初めてで唯一承認された治療法を開発し販売しています。当社の臨床開発は、統合失調症、レット症候群、および中枢神経系障害における神経精神疾患の陰性症状の治療に重点を置いています。

詳細については、www.acadia.comをご覧ください。

<Axcelead DDPについて> ADDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。

2024-04-18T19:17:57+09:002022/10/05|

EpigeneronとAxcelead DDP、 新規標的に対する創薬研究の提携に関する基本契約を締結

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 株式会社Epigeneron(本社:東京都中央区、代表取締役社長:三嶋 徹也、以下「Epigeneron」)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead DDP」)は、この度、新規標的に対する創薬研究の提携に関する基本契約を締結しましたのでお知らせします。

 Epigeneronは、疾患と密接に関連する遺伝子の発現を制御する新しい創薬標的を同定する新規かつユニークな技術を有しており、この技術によってアンドラッガブルな標的から新規創薬標的を見出すことを可能にします。Axcelead DDPは、創薬に必要な全てのプラットフォーム機能を保有しており、創薬研究に関する高い知見と豊富な経験を有しています。Axcelead DDPが持つ150万に及ぶ化合物ライブラリーと多彩なHTS(High Throughput Screening)技術を組み合わせることによって、Epigeneronが見出す新たな標的に対する創薬の可能性が広がり、画期的な新薬の創出につながることが期待されます。

 Epigeneronの代表取締役社長である三嶋 徹也は、「治療が困難な疾患に対してファーストインクラスの画期的な新薬研究を加速するためにAxcelead DDPと協議を重ねてきました。日本初の創薬ソリューションプロバイダーであるAxcelead DDPとの提携は、Epigeneronが有していない創薬研究機能を相互補完できることで、シームレスな創薬研究活動の展開が可能になります。この提携を通じて画期的な新規標的に対する薬剤を少しでも早く患者さんにお届けできることを期待しています。」と述べています。

 Axcelead DDPの代表取締役社長である池浦 義典は、「Epigeneronとの提携によって、これまで医薬品として開発されてこなかったアンドラッガブルなターゲットに対して創薬研究を進めることが可能になります。当社の多様な標的検証の経験、スクリーニングプラットフォームを通じた迅速且つシームレスな創薬研究で、アンメットメディカルニーズを満たす新薬の創出に両社連携して取り組んでまいります」と述べています。

【Epigeneronについて】

Epigeneronは、藤井穂高 MD, PhD と藤田敏次 PhD が発明した遺伝子座特異的ChIP法とORNi-PCR法等の産業利用を企図して設立されました。これらのプラットフォーム技術は、従来見出すことが困難だった遺伝子発現制御に関わる創薬ターゲットの探索や、一塩基変異など希少な遺伝子配列の検知などを可能にします。Epigeneronは、エピジェネティック制御やその他の遺伝子発現制御に関わるまったく新しい創薬ターゲットを見出すパイオニアとして、ヘルスケア産業に貢献してゆきます。

【Axcelead DDPについて】

Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。

2024-04-18T19:17:59+09:002022/09/01|

ペルセウスプロテオミクスとAxcelead DDP、
抗体医薬品の創薬支援事業における協業を開始

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 株式会社ペルセウスプロテオミクス(本社:東京都目黒区、代表取締役:横川 拓哉、以下「ペルセウス」)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead DDP」)は、この度、抗体医薬品の創薬支援事業における協業を開始しましたのでお知らせします。

 ペルセウスは、通常の抗体作製技術であるハイブリドーマ法に加えて、多様性の高いヒト及びラクダ抗体ライブラリを用いたファージディスプレイ法に独自開発したICOS法を組み合わせたユニークなスクリーニング法を活用して、より難易度の高い創薬標的に対しても最適な抗体を作製することができます。様々なターゲットに対するin vitro・in vivoの評価系を構築してきたAxcelead DDPとの協業は、お客様が求める抗体医薬品の創薬に対して、より高品質な支援を提供することを可能とします。

 本協業は、卓越した抗体作製技術を有するペルセウスが、抗体の作成・スクリーニング・ヒト化・物性改善を行い、幅広い創薬プラットフォーム機能を有するAxcelead DDPが、in vitro・in vivoでの薬効評価を含む非臨床試験を行うことで、抗体医薬品の創薬支援を一気通貫でお客様に提供することを目的としています。

 ペルセウスの代表取締役である横川拓哉は「創薬研究に関するアドバイザリーから業務の受託まで、あらゆる創薬ソリューションを提供するAxelead DDPと、抗体のプロである当社が協業することで、質の高い抗体医薬品の創薬支援サービスをワンストップで提供できることとなりました。当社は今後も抗体技術の研鑽に努め、世界の抗体創薬の推進に貢献してまいります。」と述べています。

 Axcelead DDPの代表取締役社長である池浦 義典は、「当社は、今回のペルセウスとの協業を通じて、新たに抗体医薬品の創薬支援をワンストップでお客様にお届けできるようになります。私たちAxcelead DDPは、お客様のニーズに応えるための技術開発に取り組み続けるとともに、革新的な技術を有するパートナーとの協業を通じて、これからも創薬に携わる人々に寄り添うベストパートナーとして画期的な医薬品の創出に貢献してまいります。」と述べています。

※ICOS法:Isolation of antigen/antibody Complexes through Organic Solvent method。生細胞を用いて、細胞表面上に存在する蛋白質の立体構造を認識する抗体を取得する技法。有機溶剤を用いた独自のスクリーニング法で、約1,000億個の膨大なファージ抗体ライブラリから、特異性の高いユニークな抗体を効率的に取得することを可能にしています(特許第4870348号)。

【ペルセウスについて】
ペルセウスプロテオミクスは、2001年2月に創業した、抗体医薬品の創薬を目指す東大発のバイオベンチャーです。多様性の高いライブラリとスクリーニング技術を用いたファージディスプレイ法や、伝統的なハイブリドーマ法を活用し、がん領域を中心とした抗体創薬を行うほか、抗体研究支援サービスや全48種類の核内受容体抗体・試薬を提供しております。

【Axcelead DDPについて】
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。

2024-04-18T19:18:00+09:002022/08/19|

ARCALISとAxcelead DDPが連携し、
mRNA医薬品の統合型創薬支援サービスを開始

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 アクセリード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤澤朋行、以下「アクセリード」)のグループ会社である株式会社ARCALIS(本社:千葉県柏市、代表取締役社長:藤澤朋行、以下「ARCALIS」)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead DDP」)が連携し、本日、mRNA医薬品の統合型創薬支援サービスを開始しましたのでお知らせします。

 本サービスは、mRNA医薬品探索をゼロから最速で成功させるための統合支援サービスです。mRNA医薬品の受託開発製造事業(CDMO)を行うARCALISがmRNAの設計、合成、評価を担当し、創薬プラットフォーム機能を有するAxcelead DDPがmRNA導入のためのLipid nanoparticle(LNP)製剤の作製、in vitro および in vivoの評価を担当します。両社の連携により、最短3ヶ月でin vivoでの発現が確認されたリードmRNA/LNP組成物を提供できます。また、候補mRNAを見出した後、Axcelead DDPは、標的分子、適用疾患等のプロジェクト特性や臨床開発を考慮した上での研究戦略立案支援および薬効薬理試験、薬物動態試験、毒性試験の実施、解析を行い、ARCALISはCMC開発および臨床開発、商業化原薬製造までお客様をサポートします。

 本サービスを通じてお客様は、標的タンパクの情報を提供することでin vivoでの発現評価から選抜されたmRNA/LNPをスピーディに得られ、素早くコンセプトを検証(Go/No go判断)することができます。

 アクセリードの代表取締役社長である藤澤朋行は、「今、世界中の研究者や製薬企業がmRNAワクチン・治療薬の研究開発を始めようとしています。しかしながら、この新しい医薬品モダリティに参入するためには、医薬品の有効成分であるmRNA原薬の設計、原薬調達、製剤化、細胞レベル・動物レベルでの薬効および安全性評価を実施しなければならず、このプロセスを一貫して実施できる非臨床プラットフォーマーは世界に存在しませんでした。今般、ARCALISとAxcelead DDPが連携することで、このプロセスを一貫したサービスとして世界で初めて提供することになります。この世界初のサービスは、mRNAワクチン・治療薬という新たな医薬品モダリティを用いた画期的な新薬・ワクチンの効率的な創出を強力に推し進めるものと期待しています。」と述べています。

本サービスの詳細につきましては以下のURLをご覧ください。
ARCALIS:https://corp.arcalis.co.jp/SERVICES
Axcelead DDP:https://www.axcelead.com/service/8271/

本サービスの詳細につきましては、ARCALISにお問い合わせください。
https://corp.arcalis.co.jp/#contact

【ARCALISについて】

ARCALISは、アクセリードと、Arcturus Therapeutics Holdings, Inc.(NASDAQ:ARCT/以下、アークトゥルス)と共同で設立したmRNA 医薬品受託製造開発(以下、mRNA 医薬品 CDMO)事業を展開する企業です。アークトゥルスの開発パイプラインの製造拠点としての責任を果たしつつ、世界中の製薬会社、創薬ベンチャー、アカデミア等、幅広い顧客に高品質の mRNA 医薬品の安定供給を約束する世界初の統合型mRNA医薬品CDMO事業の展開を目指します。現在福島県南相馬市に建設中の工場では、現行の医薬品適正製造基準(以下、cGMP)を満たした最先端の製造管理、品質管理システムを備え、全世界を対象にmRNA ワクチン、医薬品の受託製造を行う予定です。

【Axcelead DDPについて】

Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。

2024-04-18T19:18:02+09:002022/07/20|

Axcelead DDPとナレッジパレット、
Axcelead DDP化合物ライブラリーと大規模トランスクリプトーム解析技術を活用した新たな
評価系の構築に向けた共同研究契約を締結

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 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下、Axcelead DDP)および株式会社ナレッジパレット(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:團野 宏樹・福田 雅和、以下、ナレッジパレット)は、Axcelead DDPの化合物ライブラリーとナレッジパレットの大規模トランスクリプトーム解析技術を活用した、新たな評価系構築に向けた共同研究契約を締結しましたのでお知らせします。

 本共同研究では、Axcelead DDPが保有する化合物ライブラリーから選定した特徴的な多種類の化合物で細胞を処理し、ナレッジパレットが持つ大規模トランスクリプトーム解析技術によって細胞の全遺伝子発現データを取得します。取得したデータにAxcelead DDPが過去から蓄積してきたメタデータを組み合わせることで、様々な疾患や化合物の有効性、安全性、毒性等に関与する遺伝子を網羅的に解析し、化合物の作用メカニズムを推測、明らかにする解析技術を構築することを目的とします。

 本共同研究を通じて、特徴的な化合物で処理した細胞の遺伝子発現プロファイリングを実施することで、他社に無い網羅的遺伝子発現変動プロファイルデータベースを構築することが可能となります。また、そのデータベースを活用することで、フェノティピックスクリーニングにおけるターゲットデコンボリューション、ドラッグリポジショニング、リード化合物の創製や最適化、毒性予測などのプロセスがより一層効率化されることが期待できます。

 Axcelead DDPの代表取締役社長である池浦 義典は、「ナレッジパレットとの共同研究によって、当社が保有する化合物ライブラリーから、競争優位性をもつ独自のデータベースを構築することが可能になります。そのデータベースを活用することで創薬研究のプロセスを効率化し、創薬エコシステムのハブとして貢献してまいります。」と述べています。

 ナレッジパレットの代表取締役CEOの團野 宏樹は、「当社は全遺伝子発現情報を活用した表現型創薬プラットフォームを構築しています。今回の共同研究で得られる統合的データを、当社プラットフォームの基盤データベースに加えることで、より開発成功率の高い候補化合物が本プラットフォームで探索・創出できるようになると期待しています。」と述べています。

2024-04-18T19:18:07+09:002022/03/31|

IPジェネレーター株式会社・アクセリード株式会社・Axcelead Drug Discovery Partners株式会社
包括的業務提携契約を締結

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研究シーズから高品質の新薬を効率的に創出するプラットフォームを構築、医療費削減による社会的課題解決の実現を目指す

 IPジェネレーター株式会社(以下「IPG」)とアクセリード株式会社(以下「アクセリード」)及びAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(以下「Axcelead DDP」)は、2022年1月11日付で研究シーズから市場に高品質の新薬を効率的に創出するプラットフォームの構築に向けた包括的業務提携契約(以下「本契約」)を締結致しました。なお、IPG とアクセリードおよびその子会社Axcelead DDPとの資本関係はありません。

 本契約は、IPGが有望な研究シーズを選定、研究開発後に非臨床ステージで製薬会社等に導出する事業を行うにあたり、アクセリードおよびAxcelead DDPが有するネットワーク及び経営資源を有効活用し、三者間の事業基盤の強化拡大を図ることを目的とします。提携詳細については、別添「各社の本提携における役割」ページをご覧ください。

 製薬業界では、今後個別化医療という考え方に基づき事業を推進する企業が増加すると考えられています。その結果、少量多品種の薬を個別ニーズに即して人々に届けていくことを目標とした研究開発戦略が浸透し、多くの新薬候補品を効率的に創出していくIPG、様々なモダリティーへアプローチ可能な企業群を有するアクセリード、研究から初期臨床までの創薬に関するすべての機能を有するAxcelead DDPの存在意義は益々高くなると考えます。

 各社が協同で創薬プラットフォームの構築を進めることで、高品質・短期間・低コストでの新薬開発を可能とし、製薬会社は研究開発パイプラインの継続的な補充、且つ水平分業モデルを加速化出来るようになって、研究開発活動の効率化に大きなインパクトを与えると期待されます。その結果として、各国の医療費削減という社会的課題解決に貢献していきたいと考えています。

【リリースに関するお問い合わせ】
アクセリードへのお問い合わせ : contact@axcelead-hd.com
Axcelead DDPへのお問い合わせ : contact@axcelead.com
IPGへのお問い合わせ : contact@ip-g.co.jp

各社の本提携における役割(別添資料)

【IPGの役割】
 IPGは、株式会社ウィズ・パートナーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:松村淳)が運営するヘルスケアNew プラットフォーム・ファンドの 100%子会社として、2021年10月26日に設立されました。物質特許など新規医薬品の事業化において重要な知的財産の取得を目的とし研究開発を推進します。本契約により、IPGはアクセリードおよびAxcelead DDPが持つ貴重な創薬研究データやノウハウを有望な研究シーズ・プロジェクトの選定に活かします。研究開発後、取得した知的財産は、製薬会社に対し、非臨床開発ステージにおける医薬品候補化合物取引市場において従来取引額と比較して大幅に低価格にて導入機会を提供できると想定しています。IPGはここで製薬会社から得た成功報酬収益の一部をアクセリードおよびAxcelead DDPに分配します。
 なお、IPGが対象とする有望な創薬シーズは、アクセリードだけでなく、グローバルのアカデミアや製薬企業など幅広い研究機関から募集する予定です。

【アクセリードの役割】
 アクセリードは、Axcelead DDPを中核企業とし、日本で唯一となるワンストップ型mRNA医薬品受託開発製造事業(CDMO)を展開する株式会社ARCALIS(https://corp.arcalis.co.jp/)、次世代経皮医薬品投与技術を有するPassPort Technologies(https://passport-tech.com/)等のヘルスケア・プラットフォーム事業を展開する企業グループの持ち株会社です。アクセリードは、その事業の一環として、2021年12月2日に株式会社FRONTEOと共同開発を発表した*、AIを用いて医薬品開発におけるターゲット分子のポテンシャルを解析するDruggable Target 1000プロジェクトを進行中です。本契約により、アクセリードはIPGに対しこのDruggable Target 1000データベースの使用権を付与します。これにより、IPGは、有望なターゲット分子の選定を効率的に行うことが可能となります。
FRONTEOとの共同リリース(https://www.axcelead-hd.com/?p=779

【Axcelead DDPの役割】
 Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社は、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業をスピンアウトして設立した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。IPGは非臨床研究開発業務をAxcelead DDPに委託し、Axcelead DDPの高品質な統合的非臨床研究開発サービスを活用します。

2024-04-18T19:18:10+09:002022/01/12|

日立とAxcelead DDPが
細胞製造プロセス開発支援サービスを提供開始

axcelead drug discovery partners

細胞・遺伝子治療製品の開発と製造を自動化・品質評価で支援

 株式会社日立製作所(以下、日立)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(以下、Axcelead DDP)は、12月16日から細胞製造プロセス開発支援サービスを提供開始します。本サービスは、iPS細胞などの細胞を培養可能な日立の細胞自動培養装置「iACE2(アイエースツー)」と、Axcelead DDPが創薬研究で培った技術やノウハウを生かし、培養装置で製造する細胞の安定性や同等性といった品質評価、最適な培養装置の設定など自動培養プロセスの提案を行うもので、細胞・遺伝子治療製品の開発・製造販売を行う企業や研究機関での細胞製造プロセス開発を支援します。
 日立とAxcelead DDPを中核企業とするアクセリード株式会社は次世代バイオ医薬品の早期創出に貢献するソリューションの共同開発に取り組んでおり*、本サービスは具体的なプロジェクトの一つです。
* 2021年4月7日 ニュースリリース「日立とアクセリードが次世代バイオ医薬品の早期創出に貢献するソリューションの共同開発に合意」https://www.axcelead-hd.com/?p=178

<背景>
 近年、細胞・遺伝子治療の実用化が現実のものとなり、製薬会社などによる細胞の大規模な商用製造が始まりつつあります。細胞の製造をスケールアップ・効率化して商用化するには、細胞自動培養装置などによる自動化・機械化が必須です。しかし、細胞は原料や細胞培養プロセスなどの変動により、その品質に影響を受けやすく、単純に装置を導入しても、手作業などにより小規模で培養していた細胞の品質を再現することが困難という技術的課題があります。

<細胞製造プロセス開発支援サービスの概要>
 細胞製造プロセス開発支援サービスは、細胞・遺伝子治療製品に使用する細胞の商用製造に向けた培養のスケールアップや商用製造でのさらなる品質向上に向けて、細胞自動培養装置の導入・変更を検討している企業・研究機関に提供します。お客さまが希望する特定の細胞の培養・評価依頼を受け、日立が自社の細胞自動培養装置で培養試験を行い、Axcelead DDPが同社の細胞評価プロトコルやお客さまの指定する評価項目などに基づき、細胞の品質を評価します。日立は、Axcelead DDPの評価結果をもとに、細胞自動培養装置の制御システムの設定や培養の容器・培地などから、安定性・同等性を確保した細胞を自動製造できるパラメータを見つけ出し、装置を使用した最適な培養プロセスを提案します。また、細胞培養だけでなく、品質評価などを含む細胞製造プロセス開発提案、培養した細胞を使った動物による長期有効性試験、治験や上市を見据えた非臨床開発戦略立案やデータの取得・解析、治験届や薬事承認申請などについても2社が共同でサポートします。
 本サービスにより、お客さまが製品を開発する際の期間・コストの短縮や製造の最適化を支援します。

 細胞製造プロセスの自動化や工業化に強みを持つ日立と、細胞・遺伝子治療用製品の研究開発支援による細胞の品質評価に強みを持つAxcelead DDPが共同で細胞製造プロセス開発支援サービスを提供することで、細胞・遺伝子治療の普及に貢献し、人々のQoL(Quality of Life)の向上に寄与することをめざします。

■お問い合わせ先
株式会社日立製作所 ライフ事業統括本部 ヘルスケア事業部 分析システム本部 [担当:友添]
〒110-0015 東京都台東区東上野二丁目16番1号 上野イーストタワー
お問い合わせフォーム:https://www8.hitachi.co.jp/inquiry/life/jp/general/form.jsp?UM_QNo=5

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社 セールス・マーケティング
〒251-0012 神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
電話:080-7005-5100
E-mail:info@axcelead.com

2024-04-18T19:18:11+09:002021/12/15|

AMED平成29年度「創薬支援推進事業―創薬シーズ実用化支援基盤整備事業―」の事後評価結果が公表されました

平成29年度にAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(以下「Axcelead DDP」)が採択された国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下「AMED」)「創薬支援推進事業 – 創薬シーズ実用化支援基盤整備事業-」の事後評価結果が公表されました。

本事業においてAxcelead DDPは「イノベーションエンジンユニット」を推進し、新規薬剤開発を目指す24案件を研究支援いたしました。

Axcelead DDPは事後評価結果の中で、「大変優れている」の評価結果をいただき、“十分な創薬研究プラットフォームと、創薬研究の専門家を配した支援体制が構築されており、質の高い創薬支援が迅速に進められた点は高く評価できる。また、支援の過程で確認した課題について研究者に対し適切に説明し、以後の研究に有用となるコンサルテーションにつなげており、創薬前期ステージの探索研究や標的分子の検証等に関して十分な支援が行われた。*”とコメントいただきました。

今回の評価結果を受けAxcelead DDP代表取締役社長 池浦義典は、以下のように述べています。「Axcelead DDPが創設されて間もない頃に本事業の創薬支援推進ユニットとして採択されました。基礎研究から臨床応用研究への橋渡しを行う創薬エコシステムのハブとなることを設立当初からビジョンとして掲げていただけに、採択当時、従業員一同が歓喜したことを昨日のことのように思い出します。また、本事業において弊社の創薬研究者がビジョンに忠実にアカデミア研究者の皆様と伴走することで、このように素晴らしい評価をいただいたことを誇らしく思うとともに、今後もより質の高い創薬支援を実現する創薬プラットフォーム強化に取り組んでまいります。」

注)
イノベーションエンジンユニットについて:
 “アカデミアの保有するシーズやコンセプトに対し、製薬企業にとって魅力的なデータセットを揃える創薬コンサルテーションの提供、必要なデータの取得及びデータ取得に必要なプロトコールや実施研究機関等の情報の提案を行う。これらの支援により、あらゆる創薬ステージにあるプロジェクトに貢献することで、高い付加価値を有する創薬研究を通じた製薬企業への橋渡しが実現される。これにより、効率的な創薬エコシステムの稼働及び革新的医薬品の創出が実現されることを目指す**”とされています。

研究開発概要や研究開発成果についての詳細は、AMED公式サイトをご参照ください。

創薬支援推進事業・創薬シーズ実用化支援基盤整備事業事後評価結果(平成29年度採択課題)
https://www.amed.go.jp/program/list/11/02/001_01-04_r3jigo.html

【引用】
*創薬支援推進事業・創薬シーズ実用化支援基盤整備事業 事後評価結果
https://www.amed.go.jp/content/000088345.pdf

**日本医療研究開発機構 創薬支援推進事業・創薬シーズ実用化支援基盤整備事業事後評価報告書https://www.amed.go.jp/content/000088338.pdf

【お問い合せ先】
Axcelead Drug Discovery Partners株式会社
セールス・マーケティング
住所:神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
電話:080-7005-5100
E-mail: info@axcelead.com

2024-04-18T19:18:56+09:002021/11/12|

xFOREST Therapeutics、Axcelead DDP、協和キリン
RNA構造を標的とする医薬品創出に向けた三社間共同研究を開始

Axcelead Drug Discovery Partners

株式会社イクスフォレストセラピューティクス(本社:京都府京都市上京区、代表取締役社長CEO:樫田俊一、以下、xFOREST)、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下、Axcelead DDP)および協和キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮本 昌志、以下、協和キリン)はRNA構造を標的とした複数の医薬品を創出する共同研究契約を締結いたしました。

Axcelead DDPと協和キリンは2020年10月に新規創薬技術基盤を用いた革新的低分子医薬品創出に関する共同研究契約を締結し、協業を開始しました。この度の三社間の契約のもと、xFORESTはAxcelead DDPと協和キリンの共同研究のうちRNA構造標的創薬に関する研究に参画し、独自の大規模同時並列解析プラットフォーム群「FOREST technologies」を提供することで、RNA構造を標的とする革新的な低分子創薬研究を推進します。

xFORESTは、研究開発の進捗に応じたマイルストン、ならびに医薬品の創出に成功した場合には売上に応じたロイヤルティを、それぞれ協和キリンより受け取る権利を有します。協和キリンはこの協業で見出されたRNA構造を標的とする低分子化合物を独占的に研究開発および販売する権利を有します。

xFORESTの代表取締役社長CEO 樫田俊一は、「イクスフォレストセラピューティクスは、高効率・体系的なRNA標的創薬の実現を目指し、独自技術・FOREST technologiesの開発を日々推進してまいりました。この度、協和キリンとAxcelead DDPとともにRNA標的創薬研究を開始し、新たな挑戦をスタートさせていただけることに感謝し、この共同研究を通じて一日でも早く患者様へ新薬をお届けできるよう、邁進してまいります。」と述べています。

Axcelead DDPの代表取締役社長 池浦義典は、「2020年に協和キリンと共同研究契約を締結して以来、低分子医薬品の新たな時代を切り拓く基盤技術を開発すべく両社で邁進して参りました。この協業の一角にxFORESTが新たに加わることで、世界に類を見ない新規RNA標的低分子創薬のプラットフォームの構築が期待されることに胸の高鳴りを感じています。また、製薬企業で培った低分子創薬に関する弊社の経験や技術を新技術の開発に活用できることを、大変嬉しく思います。」と述べています。

協和キリンの執行役員、研究開発本部長 鳥居義史は、「この度、xFOREST、Axcelead DDPとの三社による共同研究が開始できることを大変嬉しく思っています。xFORESTの独自のプラットフォームがAxcelead DDPが有する低分子創薬の幅広い技術・経験や当社の革新的な創薬技術と融合することで、革新的低分子医薬品の創出がさらに推し進められることに大いに期待を寄せています。両社と緊密に協業し、アンメットメディカルニーズを満たす新規医薬品の研究開発に邁進いたします。」と述べています。

■本件に関するお問い合わせ先。
【株式会社イクスフォレストセラピューティクス】
住所:京都府京都市上京区御車道通清和院口上ル東側梶井町448番5
電話:   075-708-8440
E-mail:info@xforestx.com
URL:     https://www.xforestx.com/jp

【Axcelead Drug Discovery Partners株式会社】
セールス・マーケティング
住所:   神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
電話:   080-7005-5100
E-mail:info@axcelead.com
URL:     https://www.axcelead.com

【協和キリン株式会社】
コーポレートコミュニケーション部
住所:   東京都千代田区大手町一丁目9番2号
電話:   03-5205-7205
E-mail:media@kyowakirin.com
URL:     …

2024-04-18T19:18:56+09:002021/11/01|

Axcelead DDP社が産学連携全国がんゲノムスクリーニング「SCRUM-Japan」第四期プロジェクト「MONSTAR-SCREEN-2」に共同研究機関として参画

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead DDP」)は、国立研究開発法人国立がん研究センター東病院(所在地:千葉県柏市、病院長:大津 敦、以下「東病院」)が主導する産学連携全国がんゲノムスクリーニング「SCRUM-Japan」第四期プロジェクト「MONSTAR-SCREEN-2」を支援する共同研究機関として参画することをお知らせいたします。

MONSTAR-SCREEN-2では、腫瘍組織から抽出した DNA/RNAを用いて、全エクソーム解析、全トランスクリプトーム解析等のマルチオミクスアッセイを行い、さらに、免疫組織染色(IHC)を行い、臨床検体におけるタンパク質発現・局在を評価することで、がん細胞のみならず、腫瘍免疫微小環境を構成する様々な細胞やマーカーを含めた網羅的な解析を行います。今回の研究において、Axcelead DDPはこれまでに培った自社の創薬プラットフォームを活かし、マルチプレックスIHCの手法を用いて、質の高い蛍光多重免疫染色を実施し染色画像データを取得します。Axcelead DDPは本共同研究を通じて、複雑な腫瘍組織を組織学的に解明することで、マルチオミックス解析との複合的な理解に貢献します。

MONSTAR-SCREEN-2 プロジェクト代表者/東病院 消化菅内科長の吉野 孝之 氏からは「優れた技術力と豊富な研究経験に基づいた創薬ソリューションを提供するAxcelead DDPに、本プロジェクトにおけるがん細胞とそれを取り巻く腫瘍免疫微小環境の解明の一翼を担ってもらいます。Axcelead DDPによってもたらされる創薬ソリューションが、本プロジェクトから創出される新しい治療薬開発の推進に大きく貢献すると確信しています」 とコメントをいただいています。

Axcelead DDPの代表取締役社長 池浦義典は「当社のミッションは、製薬業界での研究を通じて蓄積した技術とノウハウ、膨大な量の創薬データに基づいて、創薬プレーヤーのベストパートナーとして革新的な医薬品の発見に貢献することです。今回、「MONSTAR-SCREEN-2」を支援する共同研究機関として参画し、弊社のVISION2025である創薬エコシステムのハブとして、がんの病態解明、そしてがんに苦しむ患者様に治療薬を一日も早くお届けすることに貢献できることを嬉しく思います。」と述べています。

Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を承継して設立された国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要とされるスクリーニング、化学、薬理・生物、薬物動態、安全性の研究機能が一拠点に集約され、最先端の研究基盤やオリジナルな化合物ライブラリを有し、さらには膨大な過去の創薬研究データも活用して医薬品候補化合物を創製することができます。こうした強みを活かし、探索研究から臨床開発に至る過程で直面する様々な課題に対するソリューションを提供します。

*1 第四期SCRUM-JapanならびにMONSTAR-SCREEN-2の詳細については国立がん研究センターWebサイト(2021年6月30日プレスリリース)をご覧ください。
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2021/0630/index.html

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2024-04-18T19:18:56+09:002021/10/25|

Axcelead Drug Discovery Partnersは国内大手製薬企業より特定の創薬プラットフォーム機能の包括的業務移管を実施

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead社」)は、2021年10月1日より創薬研究におけるハイスループットスクリーニング (HTS) 業務およびハイスループットADME (薬物動態)・TOX (安全性)試験(HT-ADMET)などの創薬プラットフォーム機能について、国内大手製薬企業 (以下「当該製薬企業」)との包括的な業務移管契約に基づき、機能強化して業務を開始したことをお知らせします。

Axcelead 社は、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承し、独立して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬を志す様々なプレイヤーの皆様に対して、最先端の創薬プラットフォームを活用して創薬研究の推進を図るとともに、創薬研究の過程で生じる様々な課題に対する解決策を提供することで、効率的な創薬研究に貢献することを目指しています。

昨今においては、製薬産業を取り巻く環境変化がますます加速しており、国内外の製薬企業は様々な形でのオープンイノベーションに取り組んでいます。今回、当該製薬企業の特定の創薬プラットフォーム機能とAxcelead社の創薬ノウハウを効果的に活用することを目的に、包括的業務移管契約を締結しました。今回の契約では、従来からの創薬研究の単発的なアウトソーシングを超えた包括的な業務移管契約となり、国内では数少ない創薬研究の水平分業モデルの実現となります。

今回の機能強化により、HTS 業務においては、Axcelead社が利用可能な150万の化合物ライブラリも活用して、医薬品のシーズ探索を継続的に効率よく行い、更にはHT-ADMET試験においては、化合物の物性・薬物動態・安全性にかかわる様々なプロファイルを迅速に測定することで、効率的なパイプライン創出を目指す多くのお客様に満足いただけるサービスを提供いたします。

今後も、Axcelead社はオープンイノベーションプラットフォームの構築を通じての創薬分野の総合的なソリューションプロバイダーとなり、サイエンスのみならず様々な課題解決を実践していくことで、創薬に取り組む皆様方のベストパートナーを目指してまいります。

【お問い合せ先】
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2024-04-18T19:18:57+09:002021/10/18|

Axcelead社がJ-PUBLICライブラリ化合物の保管管理を開始 ―All Japan化合物ライブラリの構築に貢献―

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead」)は、国内製薬企業など9社が参画する日本パブリックライブラリコンソーシアム*1(以下「J-PUBLIC」)が保有するライブラリ化合物(23万個の溶液サンプル)の保管管理を開始しましたのでお知らせいたします。

今回の枠組みにおいて、Axceleadは、国内最大級の化合物倉庫や各種自動化設備、化合物の受入から保管/提供までのプロセスを一元管理する化合物管理ITシステム等の最先端のインフラを活用し、J-PUBLIC化合物の溶液サンプルの保管管理*2、スクリーニング用プレートへの分注および各社への提供等の役割を担います。また、コンソーシアム参画企業は、J-PUBLIC のライブラリを用いたHTSをAxceleadに委託することが可能です。

Axceleadは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業をスピンアウトして設立された国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。広範な創薬ターゲットに対する種々のハイスループットスクリーニング技術を駆使した高品質なhit化合物の探索から特に得意とする低・中分子医薬品候補化合物の最適化、臨床開発への橋渡しプロセスまで、個々のニーズにあったサービスを提供しています。

*1 日本パブリックライブラリコンソーシアムの詳細についてはWebサイトをご覧ください。
https://www.j-public.org/

*2 粉体化合物はキシダ化学株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:岸田 充弘)が保管管理。キシダ化学株式会社については、Webサイトをご覧ください。
http://www.kishida.co.jp/

【お問い合せ先】
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2024-04-18T19:19:18+09:002020/12/23|

Axceleadと米国バイオベンチャーのEvommune、炎症性疾患領域で創薬共同研究を開始

evommune

慢性炎症疾患に特化したバイオベンチャー Evommune, Inc.(本社:米国カリフォルニア州ロスアルトス、以下Evommune)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、以下Axcelead)は、Axceleadが保有する創薬研究後期プログラムのアセットである Axcelead Hit-identified Target (A-HiT)プロジェクト※を利用した独占的パートナーシップによる共同研究を開始いたしましたのでお知らせします。この共同研究で両社は、種々の炎症性疾患に対して幅広い有用性を持つ可能性を有し、疾患標的に強力で特異性の高いPKCtheta※阻害剤を創出することを目標とし、共同でリード化合物の最適化研究を実施します。

Evommuneの社長兼最高経営責任者であるLuis Peñaは「このプログラムは、私たちの新しいパイプラインの基礎を築き、慢性炎症状態の患者に新しい治療オプションを提供するという私たちの目標と一致しています。Axceleadがこのプログラムにおいてこれまでに培った素晴らしい進捗は、Evommuneの臨床開発パイプラインの充実に間違いなく貢献するでしょう。」と述べています。

研究担当上級副社長のHans Hoflandは「エフェクターT細胞の過剰活性化と抗炎症性制御性T細胞がこの反応を制御できないことは、多くの慢性炎症性疾患の根底をなすものです。PKCtheta阻害は、制御性T細胞を活性化しながら、エフェクターT細胞を抑制します。 T細胞生物学におけるこの二つの作用の役割により、PKCthetaは広範囲の炎症性疾患の治療にとって非常に魅力的な標的となっています。」と述べています。

Axceleadの代表取締役社長 池浦義典は「私たちのミッションは、製薬業界での研究を通じて蓄積した技術とノウハウ、そしてこれまでに収集した膨大な量の創薬データに基づいて、創薬に携わる人々の最良のパートナーとして革新的な医薬品の発見に貢献することです。私たちはEvommuneと協力して、新しいパイプラインの構築とともに、炎症性疾患に苦しむ患者様に治療薬を一日も早くお届けすることに貢献できることを嬉しく思います。」と述べています。

※A-HiTプロジェクトについて:

A-HiTプロジェクトは特定の創薬標的に対して、ヒットまたはリード化合物と一次評価系が存在するAxcelead保有のアセットです。現時点で約120 ターゲットのアセットを有し、約60%のプロジェクトはリード創出以上の創薬研究ステージに位置しています。これらのターゲットのうち約80のターゲットは、臨床データが未取得のものであり、First in class プロジェクトとなる可能性を秘めています。また、想定した適応疾患以外へのリポジショニングの可能性も有する魅力的なターゲットがリストされています。さらに 約30%のターゲットで共結晶構造が取得されており、これらのターゲットでは、化合物最適化の加速化が期待できます。

A-HiTプロジェクトを活用することで、初期の創薬ステップの大幅な期間短縮とコスト削減が期待できます。

※PKCthetaについて

キナーゼのプロテインキナーゼC(PKC)ファミリーのメンバーであるPKCthetaは、主にT細胞で発現し、T細胞において二つの役割を果たします。まず、PKCthetaの活性化は、エフェクターT細胞の活性化、増殖、およびIL-2の産生をもたらします。次に、PKCthetaの阻害(遺伝子ノックアウトまたは薬理学的阻害)は、制御性T細胞の数と機能の両方の増加につながります。機能的なPKCthetaを欠損するマウスは、炎症性疾患に対して強い抵抗性を示します。 PKCtheta遺伝子内の変異は、多くの炎症性疾患に関連しています。可能性のある適応症には、関節リウマチ、喘息、乾癬、アトピー性皮膚炎、クローン病などがあります。

Evommune, Inc.について

2024-04-18T19:19:19+09:002020/12/10|

Axcelead社と協和キリンが革新的な低分子医薬品創出に関する協業を開始

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead」)と協和キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮本昌志、以下「協和キリン」)は、新規創薬技術基盤を用いた革新的低分子医薬品創出に関する協業を開始しましたのでお知らせいたします。

現在、創薬研究の領域においてはバイオテクノロジーの発展により、低分子医薬品ではアプローチが難しかった創薬標的に作用する生物学的製剤や核酸医薬などの多彩なモダリティによる医薬品創出に、多くの企業が力を入れています。一方で低分子医薬品は服薬面で患者さんへの負荷が少なく、また、生物学的製剤などと比較して製造コストの抑制によって低薬価を実現できる可能性があり、医療財政面での優位性も期待できることから、今後も社会的ニーズは高く、新たな技術革新が望まれています。これらの観点から、低分子医薬品における創薬標的を拡大し得る革新的な基盤技術の開発は、低分子創薬研究のパラダイムシフトを促し、低分子医薬品の新たな時代を切り拓くものとなります。

Axceleadは武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業をスピンアウトして設立された国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬ターゲットの探索から特に得意とする低・中分子医薬品候補化合物の最適化、臨床開発への橋渡しプロセスまで、個々のニーズにあったサービスを提供しています。

今回の協業により、Axceleadが長年培ってきた低分子創薬の幅広い技術・経験と協和キリンの持つ革新的な創薬技術を融合させることで、新たな低分子創薬技術基盤の構築が可能となり、その技術を活用して従来アクセスできなかった多様な創薬標的に対する複数の画期的な医薬品候補を創出し、協和キリンの研究開発パイプラインの拡張を目指します。

Axceleadの代表取締役社長 池浦義典は本協業について、「当社は製薬企業での研究経験で培った技術やノウハウ、膨大な創薬データをもとに、創薬に携わる人々に寄り添うベストパートナーとして画期的な医薬品の創出に貢献することをミッションとして掲げています。今回の協業を通じて低分子医薬品の新たな時代を切り拓く基盤技術を開発し、これまでアクセスできなかった多様な創薬標的に対する医薬品創出に貢献できることを嬉しく思っています」と述べています。

協和キリンの執行役員 研究開発本部長 鳥居義史は本協業について、「当社は創薬標的分子の解析技術や、それに基づく医薬品候補化合物の設計技術を駆使し、低分子化合物を医薬品として合理的にデザインするアプローチによる創薬に積極的に取り組んでいます。今回の協業により両社の持つ技術を融合させることで、低分子創薬における課題を解決し、画期的な医薬品創出を目指していけることを喜ばしく思っています。」と述べています。

■本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社

Sales and Marketing
住所:神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
電話:080-7005-5100
E-mail: info@axcelead.com
URL: https://www.axcelead.com

協和キリン株式会社

コーポレートコミュニケーション部
住所: 東京都千代田区大手町一丁目9番2号
電話: 03-5205-7205
E-mail: media@kyowakirin.com
URL: https://www.kyowakirin.co.jp

2024-04-18T19:19:20+09:002020/10/02|

Axcelead、FRONTEOと創薬支援に関するパートナーシップ契約を締結

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下 Axcelead)は、株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本正宏、以下 FRONTEO)と創薬支援に関するパートナーシップ契約を締結しましたのでお知らせします。

今回の契約によりAxceleadとFRONTEOは、それぞれが保有する創薬支援技術を相互に提供するとともに、両社の創薬支援サービスの販売協力を開始します。製薬企業における長年の創薬経験により蓄積されたAxceleadの技術やノウハウ、膨大な創薬データと、独自の人工知能Concept Encoderを有するFRONTEOの、認知バイアスのない人工知能のアプローチを融合させた独創的な創薬支援サービスを提供することで、シームレスな仮説⁻検証プロセスを実現し、顧客の創薬研究を加速化させます。

このパートナーシップにより、双方の顧客に対し、AIによる創薬に関する仮説構築と実験による有効性検証をセットで提供することが可能になります。FRONTEOの自然言語解析に優れた創薬支援AIが出した仮説をAxceleadの創薬支援プラットフォームで検証し、またAxceleadで行った実験結果をAIで解析することで、より臨床への応用性の高いサービスを提供することが可能です。

FRONTEO ライフサイエンスAI CTO 豊柴 博義のコメント:
このパートナーシップは、FRONTEOの人工知能とAxceleadに蓄積された豊富な経験とデータを新たな創薬研究に活用することを可能にする、本格的なAI創薬の取り組みです。自然言語解析、各創薬ステージにおけるデータ、研究者の豊富な経験を組み合わせた、独創的なサービスをお客様に提供できると確信しております。

Axcelead 代表取締役社長 池浦義典のコメント:

本パートナーシップにより、FRONTEOの独自の自然言語解析AIと弊社の創薬関連技術を組み合わせることで効率的な仮説-検証プロセスを実現し、標的探索やドラッグリポジショニング、作用機作解析等のお客様の創薬のキーステップにおいて、新しいソリューションを提供できることを楽しみにしています。

<FRONTEOについて>

FRONTEOは、自然言語処理に特化した自社開発AIエンジン「KIBIT(R)」と「Concept Encoder(R)」を用いて膨大な量のテキストデータの中から意味のある重要な情報を抽出し、企業のビジネスを支援する、データ解析企業です。2003年8月の創業以来、企業の国際訴訟を支援する「eディスカバリ(電子証拠開示)」や、「デジタルフォレンジック調査」というリーガルテック事業をメインに、日本、米国、韓国、台湾とグローバルに事業を展開してきました。リーガルテック事業で培ったAI技術をもとに、2014年よりライフサイエンス分野、ビジネスインテリジェンス分野へと事業のフィールドを拡大し、AIを用いて、創薬支援、認知症診断支援、金融・人事・営業支援など、様々な企業の課題解決に貢献しています。2007年6月26日東証マザーズ上場。資本金2,568,651千円(2020年3月31日現在)。

https://www.fronteo.com/

<Axceleadについて>

Axceleadは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業をスピンアウトして設立した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供しています。

https://www.axcelead.com/

■本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

【Axcelead Drug Discovery Partners株式会社】

Sales and Marketing
住所:神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
電話:0466-32-4500
E-mail: info@axcelead.com

2024-04-18T19:19:21+09:002020/07/08|

大塚製薬とAxcelead Drug Discovery Partners 中枢神経疾患領域における創薬共同研究を開始

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上眞、以下「大塚製薬」)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦義典、以下 「Axcelead」)は、中枢神経領域において、Axceleadが保有するアセット Axcelead Hit-identified Target (A-HiT)プロジェクト※を利用した創薬共同研究を開始しましたので、お知らせします。

Axceleadは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承し、独立して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。最先端の創薬研究プラットフォームを活用した統合型試験サービスと共に、研究計画立案や課題解決のアドバイザリーサービスを行っています。A-HiTプロジェクトは、特定の創薬標的に対して、候補化合物創出に向けて合成展開可能な化合物と最適化された評価系が存在するAxcelead保有のアセットであり、これを用いることで初期の創薬ステップの大幅な短縮が期待されます。

大塚製薬は、世界の人々の健康に貢献する革新的な製品を創造するという「Otsuka-people creating new products for better health worldwide」の企業理念のもと、人々の健康を身体全体で考えるトータルヘルスケアカンパニーです。医療関連事業では、中枢神経領域、循環器・腎領域、がん領域を最重点領域として研究開発に取り組んでいます。

両社は、特定の疾患に関連した創薬標的に対するA-HiTプロジェクト由来の化合物をシーズとするリード創出・リード最適化研究を共同で行い、大塚製薬の研究開発パイプラインの迅速な拡張を目指します。

大塚製薬取締役 研究部門担当(兼)知的財産担当 周藤俊樹は「当社は世界の人々の健康に貢献するため、独創的な発想や技術をもって革新的な製品開発への挑戦を続けています。Axceleadの優れたリード化合物創出力と、エビリファイ、レキサルティなどで培った当社の中枢神経領域での創薬力と豊富な経験を結集し、革新的な医薬品創出を通じて、未充足な医療ニーズの解決に取り組んでまいります」 と述べています。

Axceleadの代表取締役社長 池浦義典は「オープンイノベーションを積極的に活用することによる強固な創薬基盤の構築と独創的なイノベーション創出を通じ、革新的な医薬品の創製に取り組む大塚製薬と共同研究ができることを大変嬉しく思っています。当社のA-HiTプロジェクトを用いることで、大塚製薬の研究開発パイプラインの早期の拡張ができると期待しています」と述べています。

※A-HiTプロジェクトについて:

A-HiTプロジェクトは特定の創薬標的に対して、ヒットまたはリード化合物と一次評価系が存在するAxcelead保有のアセットです。現時点で約120 ターゲットのアセットを有し、約60%のプロジェクトはリード創出以上の創薬研究ステージに位置しています。これらのターゲットのうち約80のターゲットは、臨床データが未取得のものであり、First in class プロジェクトとなる可能性を秘めています。また、想定した適応疾患以外へのリポジショニングの可能性も有する魅力的なターゲットがリストされています。さらに 約30%のターゲットで共結晶構造が取得されており、これらのターゲットでは、化合物最適化の加速化が期待できます。
A-HiTプロジェクトを活用することで、初期の創薬ステップの大幅な期間短縮とコスト削減が期待できます。

■本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

【Axcelead Drug Discovery Partners株式会社】

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電話:0466-32-4500
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2024-04-18T19:19:22+09:002020/06/17|

Axceleadは、シュレーディンガーと国内における 創薬支援サービスに関する共同プロモーションを開始しました

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(所在地:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead」)は、シュレーディンガー株式会社(所在地:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:小澤俊一、以下「シュレーディンガー」)と日本国内における創薬支援サービス分野での共同プロモーションを開始しましたのでお知らせいたします。

 

シュレーディンガーは、米国を拠点とし、製薬およびバイオテクノロジーの研究に有用である最先端の化学シミュレーション・ソフトウェアの開発事業を行う会社です。

Axceleadは国内初の創薬ソリューションプロバイダーであり、最先端の創薬研究プラットフォームを活用した統合型試験サービスと共に、研究計画立案や課題解決のアドバイザリーサービスを行っています。

 

Axceleadと最先端の物理学ベースの計算化学プラットフォームを有するシュレーディンガーは、両社の強みを活かした創薬ソリューションの提供を通して、共創型アウトソーシングの受け皿の拡大を図ります。

 

「共創型アウトソーシング」について:

近年、国内の創薬研究の分野において、自社の機能をスリムダウンしてアウトソーシングを増やす動きが進んでいます。この多くは、自社でも実施可能な試験をその試験に特化したCROに委託することで、より効率的に実施することを目的としています。一方欧米においては、創薬プロジェクト上の課題解決を目的とし、共同研究のような形でタイアップする共創型アウトソーシングモデルが広がりつつあります。

 

【お問い合わせ先】

Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社
Sales and Marketing
〒251-0012 神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
E-mail:info@axcelead.com

2024-04-18T19:19:22+09:002020/05/26|

持株会社体制への移行に関するお知らせ

WHIZ PARTNERS
axcelead drug discovery partners

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(以下、「Axcelead社」という。)は、本日付けで持株会社制に移行し、持株会社を「アクセリード株式会社(以下、「アクセリード社」という。)」とし、Axcelead社がその傘下となりましたことをお知らせいたします。

Axcelead社は、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業をスピンアウトして設立された国内初の創薬ソリューションプロバイダーです。2019年4月にウイズ・パートナーズ株式会社が無限責任組合員となる創薬維新投資事業有限責任組合(以下、「創薬維新ファンド」という。)が、武田薬品工業からAxcelead社の発行済み株式全てを取得したことで創薬維新ファンドの傘下に入り、武田薬品工業から独立しました。その後1年が経過しましたが、Axcelead 社設立当初の想定より速く日本の創薬研究アウトソーシング化の流れが顕在化するなど外部環境の好影響を受け、Axceleadの事業は順調に成長しております。今般、持株会社制に移行することで将来の持続的な成長、ならびに、ヘルスケア業界における多様化するアウトソーシングニーズの変化にスピードを上げて対応できる体制を更に強化していきます。

今後、持株会社であるアクセリード社は、グループの継続的な成長のために、Axcelead社を軸としてのグループの経営戦略の立案を行ってまいります。グループとしては、医療機器などを含むヘルスケア関連企業や、創薬シーズを持ったベンチャー企業、M&A・事業提携により海外創薬関連企業ビジネスの取り込みを想定しており、Axcelead社の経験豊富な創薬技術を存分に発揮できる企業集団を目指し、グループ価値最大化に取り組んでまいります。

【お問い合わせ先】

Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社
Sales and Marketing
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2024-04-18T19:19:23+09:002020/04/01|

AMED平成29年度「創薬支援推進事業―創薬シーズ実用化支援基盤整備事業―」の中間評価結果が公表されました

平成29年度にAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(以下「Axcelead」)が採択された「創薬支援推進事業 – 創薬シーズ実用化支援基盤整備事業-」の中間評価結果が公表されました。

本事業においてAxceleadが推進している「イノベーションエンジンユニット」は、“アカデミアの保有するシーズやコンセプトに対し、製薬企業にとって魅力的なデータセットを揃える創薬コンサルテーションの提供、必要なデータの取得及びデータ取得に必要なプロトコールや実施研究機関等の情報の提案を行う。これらの支援により、あらゆる創薬ステージにあるプロジェクトに貢献することで、高い付加価値を有する創薬研究を通じた製薬企業への橋渡しが実現される。*”とされています。

Axceleadは中間評価報告書の中で、“創薬研究に重要なプラットフォームや長年に亘る創薬研究者が創薬専門領域にすべて揃っており、質が高く、スピーディーな創薬支援体制が構築されている。また、実際に施行した 13 課題について、それぞれ異なる創薬フェーズで質の高い創薬支援による結果が出ている。*”と評価いただきました。

研究開発概要や研究開発成果についての詳細は、AMED公式サイト 創薬支援推進事業(創薬シーズ実用化支援基盤整備事業)中間評価結果(平成29年度開始~令和3年度終了予定課題)をご参照ください。

https://www.amed.go.jp/program/list/06/03/001_01-04_mid-term_r1.html

【*引用】

国立研究開発法人 日本医療研究開発機構サイト内

創薬支援推進事業(創薬シーズ実用化支援基盤整備事業)中間評価結果(平成29年度開始~令和3年度終了予定課題)

https://www.amed.go.jp/content/000058820.pdf

Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社
事業推進
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2024-04-18T19:19:23+09:002020/02/25|

創晶とAxcelead、創薬支援分野において創晶のレーザー光を用いた結晶化技術を中心とする協業を開始

難結晶化化合物に対する協業により、顧客企業の研究開発の迅速化に貢献

株式会社創晶(社長:安達 宏昭、本社:大阪府箕面市、以下 創晶)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(社長:池浦 義典、本社:神奈川県藤沢市、以下「Axcelead」)は、創晶独自技術であるレーザー光による革新的な結晶化技術を中心とした創薬支援分野での協業を開始しましたのでお知らせします。今後のペプチド、核酸、抗体などのバイオ創薬の研究開発で、難結晶化サンプルが拡大することを見越して、互いの得意とする領域を持ち寄り、緊密に連携することで創薬支援を強化いたします。

創晶はレーザー光を用いた強制的な核発生による結晶化技術を有しており、2005年に大阪大学発ベンチャーとして起業してから、約14年間にわたり難結晶化サンプルの結晶化受託に特化して、事業展開してまいりました。この経験とノウハウの蓄積を活かし、高付加価値の結晶化受託サービスを目指しております。

Axceleadは、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの総合的な非臨床創薬研究サービスプロバイダーです。現在、創薬研究をプロジェクト単位で受託する統合型創薬研究支援サービス(Integrated Drug Discovery service、IDDサービス)など特徴的なサービスを展開し、事業拡大を進めています。

創晶の提供する結晶化受託サービスに伴う結晶構造解析や候補化合物の最適な合成法の確立とスケールアップ合成をAxceleadが迅速に対応することにより、従来よりも広範囲な提案が可能となります。特にAxceleadの設備を用いることにより、従来は受託が困難であった高活性化合物や高難度有機合成反応などの受託が可能となります。また、今後Axceleadが国内及び海外から受託するIDDサービスでの難結晶化化合物、ターゲットタンパク質及び化合物-タンパク質複合体の結晶化を創晶が対応することにより、創薬研究における課題解決、創薬プロジェクトの価値向上に貢献するとともに、日本発の技術が海外でも普及するきっかけになることを期待しています。

創晶とAxceleadは、両社の技術やサービスを組み合わせた協業を通じて、多くの顧客企業に対して研究開発の課題解決・価値向上に貢献いたします。

■本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

株式会社創晶
代表取締役社長 安達宏昭
住所:大阪府吹田市山田丘2-1 大阪大学工学P3棟313号
電話:06-6877-5659
E-mail: info@so-sho.jp
URL: http://www.so-sho.jp/

Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社
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2024-04-18T19:19:23+09:002019/11/14|

Axceleadが参画する 「潜在疾患マーカー同定による新規創薬基盤技術のフィージビリティ研究」が AMED事業に採択

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和元年度 「次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業(患者層別化マーカー探索技術の開発)」に、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(以下「Axcelead」)が参画する「潜在疾患マーカー同定による新規創薬基盤技術のフィージビリティ研究」が採択されました。

本研究は、国立研究開発法人 産業技術総合研究所を代表機関とした、武田薬品工業株式会社、第一三共株式会社、アステラス製薬株式会社、東京大学大学院医学系研究科、東京大学大学院情報理工学系研究科、株式会社ヒューマノーム研究所、特定非営利活動法人バイオ計測技術コンソーシアム(JMAC)との共同プロジェクトであり、標準化された複数の中間表現型の定量的分析結果を総合して得られる潜在疾患マーカーを用いた患者層の病態理解から創薬につなげる、全く新しい創薬モデルを実証することを目指しています。当社は、網羅的メタボローム解析を通して本研究に貢献してまいります。

AMEDホームページ:

https://www.amed.go.jp/koubo/06/01/0601C_00063.html

経済産業省関連ライフサイエンス統合データベースポータルサイト:

https://medals.jp/project_list/list1.html

Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社
事業推進
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E-mail:info@axcelead.com

2024-04-18T19:19:24+09:002019/11/12|

Axceleadと積水メディカルは、Axceleadが提供する 創薬支援サービスに関するマーケティングおよびプロモーション業務委託契約を締結

積水メディカル株式会社

Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(所在地:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下、「Axcelead」)と積水メディカル株式会社 (所在地:東京都中央区、代表取締役社長:久保 肇、以下、「積水メディカル」は、Axceleadが提供する創薬支援サービスのマーケティングおよびプロモーションに関する業務委託契約の締結をいたしました。
積水メディカルは、本契約によって顧客に提供する創薬支援受託サービスを拡大し、更にきめ細やかな顧客ニーズへの対応が可能となります。

Axceleadは、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの総合的な非臨床創薬研究サービスを提供する日本の製薬業界では初の創薬ソリューションプロバイダーです。医薬品創出にかかわる企業、ベンチャー、アカデミアや公的研究機関など多種多様なプレーヤーの皆さまに対し、個々のニーズにあわせたワンストップサービスを提供しております。

積水メディカルは、創業以来、「人々の健康と豊かな生活の実現に貢献する」ことを社是として、医療に関わるみなさまに様々な製品やサービスを提供してまいりました。創薬支援事業は主に放射性化合物を用いた非臨床薬物動態試験を中心に、開発型受託機関として50年以上の長きにわたり時代を先取りした創薬支援受託試験の提供をしております。

今回、両社がマーケティングおよびプロモーション業務委託契約を結ぶことにより、積水メディカルが長年にわたり培った信頼性の高い受託サービスの実績、経験並びに幅広いプレーヤーの皆様とのネットワークを通じて、Axceleadがもつ創薬研究に係る事業に関連するアドバイザリー業務および統合型創薬研究支援(Integrated Drug Discovery) ワンストップサービスを紹介し、皆様のニーズにあわせてよりきめ細やかにカスタマイズされた医薬品開発支援サービスを国内外に広く提供することで、医薬品開発課題を早期に解決するとともに、新薬開発のスピードアップへと大きく貢献いたします。

創薬のいかなるステージにおける課題にも、両社の経験豊富なスタッフが、多様なサービスの中からお客様に最適なソリューションをご提案いたします。

【お問い合わせ先】

積水メディカル株式会社
経営統括部 経営企画部 総務グループ
TEL:03-3272-0672
医療事業部 医療事業営業部 創薬支援営業所
TEL:03-3271-5634
E-mail:toiawaseyakudo@sekisui.com
URL:  https://www.sekisuimedical.jp/

Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社
事業推進
〒251-0012 神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
E-mail:info@axcelead.com

2024-04-18T19:19:24+09:002019/10/28|

Axceleadと慶應義塾大学医学部、ヒト組織を受け入れる 免疫不全ブタモデルのプロトコールを公開

-再生医療製品開発促進に貢献-

慶應義塾大学医学部の小林英司特任教授とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(所在地:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead」) は共同で、「ヒト組織を受け入れる免疫不全ブタモデル」作成の手順について、安定したモデル作成のための免疫抑制剤調節法とともに発表しました。

免疫抑制剤の投与に加え、免疫細胞の産生・成熟に重要な臓器である胸腺と脾臓を摘出することで作成する「ヒト組織を受け入れる免疫不全ブタモデル」は小林特任教授らが開発し、2019年5月に『Nature Communications』で公表されています。
今回、本免疫不全ブタモデルの詳細な作成手順に加え、ブタの個体ごとに投与後の反応が異なる免疫抑制剤の投与量調節法および、実験に用いられるさまざまな品種のブタにおける免疫抑制療法に関する情報を併せて公開いたしました。

再生医療研究の分野では、実際にヒト細胞でつくられた再生臓器をヒトへ移植する前に、臨床と同じ手法での介入が可能な大型動物による有効性・安全性の検証が望まれています。一方、ヒトと大きさが近いブタにヒト細胞由来の再生臓器を移植した場合、異種移植によって生じる免疫応答の問題により、本免疫不全ブタモデル開発以前は、ヒト細胞由来再生医療等製品のブタでの安全性・有効性の検証は困難と考えられていました。

今回、小林特任教授とAxceleadら研究グループは、外科的手法による免疫不全ブタモデル作成の手順を解説図と動画付きで掲載し、免疫抑制剤投与時のブタの管理法等の詳細な情報を公開しました。この情報により、多くの研究者、企業が「ヒト組織を受け入れる免疫不全ブタモデル」によるヒト細胞由来再生医療等製品の有効性・安全性の検討が可能となり、再生医療製品の開発促進につながることが期待されます。

本成果は、2019年 10 月3日、『Nature Research Protocol Exchange』(オンライン版)に掲載されました。

【Nature Research Protocol Exchange掲載情報】

英文タイトル:Surgically produced, controllable immunocompromised pigs
タイトル和訳:外科的手法で免疫不全状態が調整できるブタモデルの作出方法
著者名:小林英司、牧敏之、井垣啓子、絵野沢伸
URL:https://protocolexchange.researchsquare.com/article/4def3795-07d9-4280-a095-645a2af05c2c/v1

■本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

【Axcelead Drug Discovery Partners株式会社】
事業推進
住所: 神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
電話: 0466-32-4500
E-mail: info@axcelead.com
URL: https://www.axcelead.com

2024-04-18T19:19:24+09:002019/10/09|

PassPort TechnologiesとAxcelead、創薬支援分野における アクティブ型新規経皮吸収技術PassPort Systemを用いた包括的な 協業関係構築を開始

新たな投薬技術で研究開発パイプラインの価値最大化に貢献

PassPort Technologies, Inc.(President and CEO:藤澤 朋行、本社:米国カリフォルニア州、以下 PPTI)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(社長:池浦 義典、本社:神奈川県藤沢市、以下「Axcelead」)は、PPTI独自技術であるアクティブ型新規経皮吸収技術PassPort Systemを用いた創薬支援分野における包括的な協業を開始しましたのでお知らせします。

PassPort Systemは、皮膚表面に微細な孔を開けるマイクロポレーション技術と、微細孔を介した薬物の吸収を制御するパッチ組成技術を組み合わせた新しい投与技術です。この技術を用いることで、これまで注射剤や点滴剤等に投与経路が限定されていた薬剤に対し、皮膚から有効成分を吸収させる経皮投与という新たな可能性を広げることができます。

Axceleadは、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの総合的な非臨床創薬ソリューションプロバイダーです。現在、創薬研究をプロジェクト単位で受託する統合型創薬研究支援サービス(Integrated Drug Discovery service)など特徴的なサービスを展開し、事業拡大を進めています。

PPTIのPassPort Systemを用いた包括的な協業を行うことで、低分子薬のみならず、ペプチドや核酸といった中分子医薬、タンパク質のような高分子のバイオ医薬品など多くのモダリティの医薬品に経皮投与という新たな選択肢を提案することが可能となります。加えて、針の無いワクチン製剤や化粧品など幅広い領域でPassPort Systemの応用化を進め、多くの顧客企業の研究開発パイプラインの価値最大化に貢献いたします。

■本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

【PassPort Technologies, Inc.】
Business Development, Jared C. Hahn
住所: 10618 Science Center Drive, San Diego, CA 92121 USA
電話: +1-858-888-4188
E-mail: Jared.Hahn@passport-tech.com
URL: https://www.passport-tech.com

【Axcelead Drug Discovery Partners株式会社】
事業推進
住所: 神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
電話: 0466-32-4500
E-mail: info@axcelead.com
URL: https://www.axcelead.com

2024-04-18T19:19:25+09:002019/10/01|

富士フイルムとAxcelead Drug Discovery Partners、iPS細胞を用いた創薬支援分野における協業を開始

富士フイルム株式会社
Axcelead Drug Discovery Partners

 

顧客提案力のさらなる強化により、新薬の研究開発の効率化・迅速化に貢献

 

  富士フイルム株式会社(社長:助野 健児、本社:東京都港区、以下 富士フイルム)とAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(社長:池浦 義典、本社:神奈川県藤沢市、以下 Axcelead)は、本日より、iPS細胞を用いた創薬支援分野における協業を開始しましたのでお知らせします。富士フイルムのiPS細胞由来製品とAxceleadの化合物評価・解析サービスなど、両社の技術や製品・サービスを組み合わせることで、顧客提案力のさらなる強化を図るとともに、新たな評価方法やサービスの開発を目指します。
昨今、新薬の研究開発では、多額の費用がかかる臨床試験前に、医薬品候補化合物の安全性や有効性、薬物動態などをより効率的かつ高精度に評価したいというニーズが高まる中、無限増殖性と多様な細胞に分化する性質を持つiPS細胞が新薬の研究開発ツールとして注目されています。iPS細胞は、狙った細胞に分化誘導させて、その細胞(iPS細胞由来分化細胞)を用いることで、ヒト生体に近い環境を再現できるため、医薬品候補化合物の評価に活用される事例が増えています。また、iPS細胞由来分化細胞を用いた安全性試験の標準化に向けた取り組みも進んでおり、iPS細胞のさらなる需要拡大が見込まれています。
富士フイルムは、iPS細胞の開発・製造のリーディングカンパニーである米国子会社FUJIFILM Cellular Dynamics, Inc.(フジフイルム・セルラー・ダイナミクス、以下 FCDI)を通じて、iPS細胞由来の心筋細胞や肝細胞、ミクログリア細胞※など15種類の創薬支援用iPS細胞由来分化細胞を、全世界の製薬企業やアカデミアなどに販売し、多様な顧客ニーズに応えるとともに、iPS細胞を用いた新薬開発の普及に取り組んでいます。
Axceleadは、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの総合的な非臨床創薬研究サービスプロバイダーです。現在、創薬研究をプロジェクト単位で請け負う統合型創薬研究支援サービス(Integrated Drug Discovery service)など特長的なサービスを展開し、事業拡大を進めています。
今回、富士フイルムとAxceleadは、両社の技術や製品・サービスを組み合わせた協業を通じて、iPS細胞を用いた創薬支援分野での顧客提案力をさらに強化します。例えば、富士フイルムのiPS細胞由来心筋細胞と、Axceleadの医薬品候補化合物の評価・解析サービスを組み合わせて、予測性の高い心毒性の評価サービスなどを幅広く提供していきます。さらに、両社の技術・ノウハウを活用して、顧客のきめ細かなニーズに応じた評価方法やサービスの開発も行い、顧客が進める新薬の研究開発の効率化・迅速化に貢献していきます。
今後、培地のリーディングカンパニーであるFUJIFILM Irvine Scientific, Incや総合試薬メーカーである富士フイルム和光純薬株式会社の持つ培地・試薬なども組み合わせた、創薬支援分野でのさらなる協業も検討していきます。
富士フイルムとAxceleadは、幅広い顧客ニーズに応える付加価値の高い製品・サービスを提供することで、顧客の画期的な新薬の創出に貢献していきます。
※脳や脊髄に存在する免疫細胞。死んだ神経細胞や脳内に集積したアミロイドβを貪食したり、傷ついた神経細胞の再生を促したりするなどの免疫機能を持つ。

■本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
【富士フイルム株式会社
報道関係: コーポレートコミュニケーション部 TEL 03-6271-2000
その他:  再生医療事業部             …

2024-04-18T19:19:25+09:002019/07/10|

QualityLead構想の早期実現に向けてCACクロアとAxceleadが業務提携の検討を開始

QualityLead(All Japan創薬ライブラリー・化合物評価・AI創薬技術開発・産産連携・産官学連携 等)で、
日本発の革新的医薬品の開発支援を加速
医薬品開発支援の株式会社CACクロア(本社:東京都中央区、代表取締役社長:加藤 肇)と、創薬支援のAxcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:池浦 義典、以下「Axcelead」)は、CACクロアが実施する化合物共有ライブラリー事業(以下「QualityLead」)構想の早期実現に向け、業務提携の検討を開始した事をお知らせいたします。

QualityLeadを実現することで、欧米のメガファーマに対して、高い競争力を持つ日本の低分子創薬領域をさらに強化し、日本発の革新的医薬品の開発支援につながります。CACクロアとAxceleadは、QualityLeadの枠組みの中で両社の持つリソースとノウハウを共有し、次のような領域でシナジー効果を検討いたします。

    • All Japan創薬ライブラリーの構築と拡張(他ライブラリーとの協調)
    • HTS*や初期ADME**などの化合物評価
    • All Japan創薬データベースの構築
    • AI創薬技術の開発
    • 産産連携・産官学連携の推進
    • 創薬関連セミナー・講演会等の企画
*HTS:High Through-put Screening、多数の化合物を一度にスクリーニングすること。
**ADME:Absorption Distribution Metabolism Excretion(吸収・分布・代謝・排泄)の略称薬物の体内動態のこと。
なお、QualityLeadのプラットフォーム構築については、2017年12月に国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に採択され、AMEDの支援のもと実施しております。

【QualityLeadについて】
QualityLeadは各社が保有する化合物を集約して一括管理し、製薬会社の医薬品探索研究に係る経費の削減を図るとともに、集約された化合物を共有化したAll Japan創薬ライブラリーの構築を目指しています。
すでに大手を含む複数の製薬会社にご参画いただいており、日本発の革新的医薬品の開発を支援するとともに業界のプラットフォームとなるべく事業を推進しております。

Quality Lead

【CACクロアについて】https://www.croit.com/
株式会社CACクロアは、国内外に約20のグループ会社を持つCAC グループの一員。CRO × …

2024-04-18T19:19:25+09:002019/06/27|

Axcelead社全株式、ウィズ・パートナーズの創薬維新ファンドへ 移管完了のお知らせ

株式会社ウィズ・パートナーズ(所在地:東京都港区、以下「ウィズ」)は、このたび、武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下「武田薬品」)が保有する、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(以下「Axcelead」)の発行済全株式の「創薬維新投資事業有限責任組合(以下「創薬維新ファンド」)への現物出資が完了したことをお知らせいたします。
 
創薬維新ファンドは、武田薬品より2018年8月3日に公表されましたように、ウィズが武田薬品との合意に基づき2018年10月に日本の創薬エコシステムの推進を目的とし、設立した投資組合です。設立以降、多くの国内の金融機関やバイオ・製薬業界、グローバルの投資家から参画への関心を受けて出資も進んでおり、2019年半ばには一次募集を締め切る予定です。今後は、国内外の有望なシーズを保有するベンチャー、アカデミアに投資を行い、更には事業化に向けての支援を通じて、投資先企業を成功に導きます。
 
Axceleadは、武田薬品から創薬維新ファンドへの発行済全株式の現物出資完了に伴い、創薬維新ファンドの中核投資事業会社として、製薬企業やベンチャー企業に対して創薬サービスを幅広く提供してまいります。

<ウィズ・パートナーズについて>
ウィズは東京を拠点とし、成長投資やグローバルマクロ投資などオルタナティブアセットを主体とする資産運用会社です。ウィズは特にヘルスケア分野に強みを持ち、現在5本のファンドを運用しております。ウィズの前身であるCSKベンチャーキャピタルとしてウィズは日本のバイオテク業界の黎明期からバイオベンチャーの育成に投資して参りました。新体制であるウィズとしては中小型の上場ベンチャーに成長投資と言う形で日本のヘルスケアに投資を行って参りました。ウィズは東京に本社を持ち、香港、上海に拠点を設けております。

<Axceleadについて>

Axceleadは武田薬品工業株式会社の創薬研究部門の一部事業を承継し、2017年7月1日に事業開始した、日本の製薬業界では初の総合的創薬ソリューションプロバイダーです。非臨床創薬研究に関わる全ての機能と、各分野での豊富な技術や知識、経験を持つ人材を有し、医薬品創出に関わる国内外の多種多様なプレーヤーの皆様に対し、幅広い疾患領域において、初期探索研究から候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しのプロセスまで、それぞれのニーズにあわせたワンストップショップサービスを提供いたします。
 
<報道関係問合せ先>
株式会社ウィズ・パートナーズ
管理部
Email: info@whizp.com
Tel: 03-6430-6778
 
Axcelead Drug Discovery Partners株式会社
事業推進
Email: info@axcelead.com

2024-04-18T19:19:26+09:002019/04/01|

ERS GenomicsとのCRISPR / Cas9基本技術に関する非独占的ライセンス契約締結のお知らせ

Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社(代表取締役社長:池浦義典、本社:神奈川県藤沢市、以下「Axcelead」)とERS Genomics Limited(代表取締役社長:エリック・ローズ、本社:アイルランド ダブリン、以下「ERS」)は、ERSが管理するCRISPR / Cas9ゲノム編集技術の特許におけるグローバルな非独占的使用権に関して、Axceleadにおける商業利用へのライセンス契約を締結しました。 ERSは画期的な遺伝子編集技術の共同発明者であるEmmanuelle Charpentier博士のCRISPR / Cas9技術基本特許ポートフォリオの管理とライセンス許諾権を有しております。
 
Axceleadは、日本の製薬業界における総合的創薬ソリューションプロバイダーです。武田薬品工業株式会社の創薬研究部門から独立し、長年の経験と先進的な技術を生かした事業展開を行っております。 同社は2017年7月に事業を開始し、製薬企業、バイオベンチャー、アカデミアや公的研究機関に対して幅広い治療分野での創薬研究・コンサルティングサービスを提供しています。
 
Axcelead代表取締役社長 池浦義典は、「この重要な遺伝子改変技術の使用を含む創薬研究サービスを、当社が顧客の皆様に提供できることを楽しみにしています。私たちはCRISPR/Cas9技術を使用した遺伝子改変動物や遺伝子改変細胞を創薬に活用することにより、当社の持つ非臨床創薬研究の基盤技術を補完し強力なシナジーを発揮できると期待しています。これらの遺伝子が改変された動物や細胞は、ターゲット検証やコンセプト検証など信頼性の高い創薬研究に欠かせないツールとなります。」と述べています。
 
ERSのエリック・ローズCEOは、「ERSが管理するCRISPR / Cas9基本特許ライセンシーに、日本の創薬支援企業であるAxceleadが加わり大変喜んでいます。これは今年5月の日本での特許成立後に、日本企業と締結した初めてのライセンス契約です。また、日本のパートナーである住商ファーマインターナショナル株式会社の協力を得て、この契約を締結できたことに感謝します。」と述べています。
 
Emmanuelle Charpentier博士の研究は、CRISPR / Cas9システムの主要な構成要素とメカニズムを明らかにし、これらの成果が、汎用性の高いCRISPR / Cas9技術を利用したゲノム編集ツール確立の基礎となったJennifer Doudna博士との画期的な論文(Jinek、Chylinski et al., 2012)の執筆へとつながりました。
 
<Axceleadについて>
Axceleadは武田薬品工業株式会社の創薬研究部門の一部事業を承継し、2017年7月1日に事業開始した、日本の製薬業界では初の総合的創薬ソリューションプロバイダーです。非臨床創薬研究に関わる全ての機能と、各分野での豊富な技術や知識、経験を持つ人材を有し、医薬品創出に関わる国内外の多種多様なプレーヤーの皆様に対し、幅広い疾患領域において、初期探索研究から候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しのプロセスまで、それぞれのニーズにあわせたワンストップショップサービスを提供いたします。: www.axcelead.com
 
<ERSについて>
ERS Genomicsは、Emmanuelle Charpentier博士が保有するCRISPR / Cas9技術の基本特許に幅広くアクセスできるように設立されました。同社が許諾する非独占的ライセンスは、医薬品開発・治療のための新規標的の発見、新規薬物候補の発見およびスクリーニングのための細胞系作製、ヘルスケア製品のGMP生産、バイオ燃料、化学薬品などの産業資材の生産、合成生物学等、研究ツール、キット、試薬などの複数の分野にわたる製品およびサービスの研究および販売に利用できます。: www.ersgenomics.com
 
【お問い合わせ先】
Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社
事業推進
〒251-0012 神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
Mail:info@axcelead.com
 
ERS Genomics
Mario Brkulj or Kara Mazey

MacDougall Biomedical Communications
Email: ersgenomics@macbiocom.com
 
住商ファーマインターナショナル株式会社(ERS …

2024-04-18T19:19:26+09:002018/10/04|

武田薬品からの独立に向けた準備開始のお知らせ

Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社(以下「Axcelead」)は、株式会社ウィズ・パートナーズ(所 在地:東京都港区)が 2018 年 11 月の事業開始を予定して設立する「創薬維新投資事業 有限責任組合(以下「創薬維新ファンド」)(英語名:Drug Discovery Gateway Investment Limited Partnership)の中核投資先企業として、現在の親会社である武田薬品工業株 式会社(所在地:大阪市中央区、以下「武田薬品」)から独立した企業となる準備を開 始しますことをお知らせいたします。創薬維新ファンドの事業開始時には、Axceleadの全株式は武田薬品から創薬維新ファンドに現物出資され、Axceleadは創薬維新 ファンドの傘下に入ります。

武田薬品の本件に関するプレスリリース

本件に関するお問い合わせは、info@axcelead.com までお願いいたします。

2024-04-18T19:19:27+09:002018/08/03|

AxceleadとLAP&Pとの医薬品研究におけるモデリング&シミュレーションに関する業務提携開始のお知らせ

Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社(代表取締役社長:池浦義典、本社:神奈川県藤沢市、以下「Axcelead」)と Leiden Experts on Advanced Pharmacokinetics & Pharmacodynamics Consultants BV(代表取締 役社長:Henk-Jan Drenth、本社:オランダ王国ライデン市、以下「LAP&P」)は、Axceleadが提供しているサ ービスである薬物動態および薬力学解析(以下「PK/PD 解析」)ならびにモデリング&シミュレーション(以下 「M&S」)において、業務提携を開始することになりましたのでお知らせいたします。

PK/PD 解析ならびに M&S は、過去に蓄積された膨大な研究データや情報、知見をモデル化し、解析結果か ら得られる予測に基づいて医薬品候補化合物の評価と選択および試験デザインの立案につなげる手法です。 医薬品探索および開発研究段階において、成功確率の向上、プロセス最適化によるコスト削減や期間の短縮 などが期待できる点で、近年、欧米を中心に必須の手法と位置づけられています。一方、日本においては、そ の実践的かつ有効な導入は、まだ途上の段階にあるのが現状です。
こうした現状に対して、Axceleadは、世界中の製薬およびバイオ企業を顧客に持つ M&S のリーディングカ ンパニーである LAP&P との提携を通じて、既存の非臨床 M&S 機能を強化し、さらに臨床 M&S および Translational Research についての新たなサービスを提案することによって、顧客の皆様に対しプロジェクト評価 のさらなる精度向上に貢献します。

具体的には、今回の業務提携により、Axceleadが提供する非臨床研究における M&S に関するコンサルテ ーションサービス、薬物動態試験、薬効試験ならびにバイオマーカー測定の解釈を含む統合された PK/PD モ デリングを可能にし、Translational Research や早期臨床研究に展開する機会を提供いたします。また生理学 的薬物動態解析(Physiologically-based Pharmacokinetic analysis, PBPK)や定量的システムファーマコロジー (Quantitative Systems Pharmacology, QSP)など、日本で拡大する最先端の Pharmacometrics サービスが新た に提供可能となります。
当社は今回の LAP&P との業務提携を通じ、医薬品創出に関わるプレーヤーの皆様の多岐に渡るニーズに お応えするとともに、ポートフォリオへより一層の付加価値をもたらし、非臨床研究から臨床応用研究への橋渡 しによる医薬品創出エコシステムの進展に貢献したいと考えています。

<Axceleadについて>

Axceleadは武田薬品工業株式会社の創薬研究部門の一部事業を承継し、2017 年 7 月 1 日に事業開始し
た、日本の製薬業界では初の総合的創薬ソリューションプロバイダーです。非臨床創薬研究に関わる全ての機 能と、各分野での豊富な技術や知識、経験を持つ人材を有し、医薬品創出に関わる国内外の多種多様なプレ ーヤーの皆様に対し、幅広い疾患領域において、初期探索研究から候補化合物の最適化、さらには臨床開発 への橋渡しのプロセスまで、それぞれのニーズにあわせたワンストップショップサービスを提供いたします。

<LAP&P Consultants BV について>

LAP&P はライデン大学の薬理学部のライデン(オランダ)に本拠を置く Pharmacometrics のコンサルティング会 社で、Meindert Danhof 教授は創設者の一人です。LAP&P は薬物研究および開発プログラムにおける意思決 定を支援するためのモデリングとシミュレーション(M&S)サービスとコンサルティングを提供しています。同社 は、記述的 …

2024-04-18T19:19:27+09:002018/05/30|

創薬ベンチャー等への投資活動における、Axceleadと三菱 UFJ キャピタルとの 医薬品研究に関わる実現可能性評価における委受託契約締結のお知らせ

Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社(代表取締役社長:池浦義典、本社:神奈川県藤沢市、以下「Axcelead」)と三菱UFJキャピタル株式会社(代表取締役社長:半田宗樹、本社:東京都中央区、以下「三菱UFJキャピタル」)は、三菱 UFJ キャピタルが行う創薬ベンチャー等への投資活動において、Axceleadが医薬品の非臨床研究における実現可能性等の評価を担うため、包括的な委受託契約を締結しましたので、お知らせいたします。
近年、国内においても、ベンチャー企業のみならず、大学や公的研究機関等のアカデミアが公 的資金を活用し自ら実施する創薬やオープンイノベーションとして製薬会社とアカデミアが共同で創薬を行う動きが活発化しています。それらの創薬活動の中で大きなハードルの一つとなるのが非臨床研究に関わるプロセスです。
三菱 UFJ キャピタルが行う創薬ベンチャー等への投資活動において、Axceleadは非臨床研究における幅広く豊かな経験と実績を活かし、その計画の実現可能性や実施状況を評価します。 三菱UFJ キャピタルによる投資後には、Axceleadは必要に応じて同社の創薬研究サービスを提供、すなわち非臨床研究のアドバイザリや各種試験の受託に移行していくことを想定していま す。
これらの活動により、創薬ベンチャー等への投資リスクの軽減はもとより、創薬研究の効率化や加速化、成功確率の向上も期待され、日本の医薬品創出エコシステムの進展に寄与するものと考えています。

<Axceleadについて>
Axceleadは武田薬品工業株式会社の創薬研究部門の一部事業を承継し、本年 7 月 1 日に事
業開始した、日本の製薬業界では初の総合的創薬ソリューションプロバイダーです。非臨床創薬研究に関わる全ての機能と、各分野での豊富な技術や知識、経験を持つ人材を有し、医薬品創出に関わる国内外の多種多様なプレーヤーの皆様に対し、幅広い疾患領域において、初期探索研究から候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しのプロセスまで、それぞれのニーズにあわせたワンストップショップサービスを提供いたします。

<三菱 UFJ キャピタルについて>
三菱 UFJ キャピタルは、幅広い業種に対する投資を行っています。創薬等のライフサイエンス
分野においては、本年 2 月に設立した三菱 UFJ ライフサイエンス 1 号投資事業有限責任組合(LS ファンド)を組成し、バイオベンチャー企業への投資に留まらず、アカデミア創薬への投資、製薬会社の自社開発プロジェクトやスピンアウト・カーブアウト案件への投資にも注力しています。

以上

【お問い合わせ先】
Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社 コーポレートコミュニケーション
〒251-0012 神奈川県藤沢市村岡東二丁目 26 番地の 1 Mail:info@axcelead.com

三菱 UFJ キャピタル株式会社 企画部・西浦、投資企画部・辻井
〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目 7 番 17 号 TEL:03-5205-8581

2024-04-18T19:19:27+09:002017/12/21|

AMED 平成29年度「創薬支援推進事業―創薬シーズ実用化支援基盤整備事業―」課題採択

当社は国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の平成29年度「創薬支援推進事業―創薬シーズ実用化支援基盤整備事業―」公募枠に採択されました。当社が強みとする創薬のケイパビリティの網羅性、これまでに培ってきた経験に基づく総合的な実践力を活かし、創薬研究に取り組む様々なプレーヤーの皆様を有機的に結びつけ、橋渡しを行い、優れた創薬シーズの実用化支援に貢献できればと考えております。

AMED公募情報のページ

2024-04-18T19:19:27+09:002017/09/15|

NEDO 『次世代人工知能技術の社会実装を目指した先導研究15テーマ』に採択されました

国立研究開発法人産業技術総合研究所および弊社Axcelead Drug Discovery Partners株式会社は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の『次世代人工知能技術の社会実装に向けた先導研究15テーマ』に採択されました。
・採択テーマ名:AI×ロボットによる高品質細胞培養の自動化とオミックスデータの大規模取得

NEDO採択情報のページ

2024-04-18T19:19:28+09:002017/08/09|
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