Axcelead社員インタビュー#001

大学の研究室からのキャリアチェンジ!見えた世界・見たい世界

戎野幸彦
統合トランスレーショナル研究Frontier Technology シニアダイレクター

不安を抱えつつも可能性へダイブ!

今は統合トランスレーショナル研究 Frontier TechnologyシニアダイレクターとしてプラットフォームラボであるFrontier Technologyをリードしていますが、10年間、大学で研究をした後に、武田薬品工業に転職しました。企業へキャリアチェンジしようと思ったきっかけは、研究に没頭するだけではなく、より社会の役に立ちたい!自分の可能性を試したい!と思ったからです。でも、大学の研究室というある種特殊な世界でしか過ごしたことがなかったので、製薬企業での研究はどうなんだろう?外からみた武田薬品工業の印象はサイエンスのレベルが高そうでしたし、これまでやってきた研究や知識が通用するのか?ちゃんとやっていけるのかな?と正直不安でした。
 
実際に入社してみると、大学と企業では研究の目指す方向性が違っていました。自分の知的好奇心があるところを大学ではどんどん追及していくスタイル。製薬企業では決まった時間の中で成果を出さなければいけない。あとは、共通言語も違っていて、キャリアチェンジした時には周りの方に手伝っていただいて、独特な社内略語の一覧表をつくり覚えていました(笑)。慣れるまで半年~1年くらいかかりましたね。

 

チームで結果を出す楽しさ、多様性がもたらす化学変化

大学の研究室で働いていた時は、私が計画した研究を3人くらいのチームで行っていましたが、製薬企業では大きなプロジェクトになると、関わる研究者が100人くらいいて、「こんなに大きな仕事ができるんだ!」とダイナミックさに感動しました。大学の研究室だと関わる人が限られていましたが、企業にはいろいろな感性をもった方が大勢いて刺激的でした。バックグランドが異なる合成研究者と生物研究者がいる混合チームをリードしていた時に、多様性を力に変えて短期間で結果を出す楽しさと、専門の異なるメンバーで一つのことを成し遂げたよろこびを感じました。

「良い習慣は才能を越える」まず、やってみる。

もとから「まず、やってみよう!」というタイプではなかったのですが、大学からキャリアチェンジしたことで環境が変わっていろいろな感性に触れたり、ポジションが変わったことで求められるものが広がった結果、以前は書店で素通りするくらい手に取ることがなかったビジネス書を読んでいくことで考え方や感覚が変わってきたように思います。
 
特に変わったなと感じるのは会議での姿勢です。以前は会議で発言するのが苦手で、目立たないところに座って「話を振られませんように!」と思って過ごしていました。ある時から「最低1つは質問して会議に貢献しよう!」と決め、会議に積極的に参加するようにしてから、変わっていったと思います。質問するのも最初は勇気がいりましたが、自分を変えようと思って意識して習慣化することで、いつの間にか当たり前になりました。
 

プライベートではお酒と旅行が好きでしたが
コロナ禍で外食や旅行が難しくなり、自宅で過ごす時間が増えたので、料理を始めてみました。ちょうどパンを焼く機械があったのでピザを生地から作ることに挑戦してみたのですが、ゼロから何かを作るという面白さにはまってしまい、今では得意料理のひとつです。仕事でもプライベートでも、「まず、やってみる!」ということを大切にしています。

 ひとりひとりが楽しく

アカデミア、製薬企業、ソリューションプロバイダーとキャリアチェンジを重ねてきた私ですが、一貫して「創薬」に関わり続けてきました。病で苦しむ方に薬を届けたいという想いが原点にあったからです。それは父が医師であり幼いころから研究に触れていたからかもしれません。これまでに身に着けた自分の知識や経験を創薬研究に捧げることで、より多くの人々の健康に貢献したいと考えています。また、「画期的な医薬品の創出に貢献する」というミッションの元で働いているAxceleadのひとりひとりが笑って楽しく働ける環境であるように努めることも、私の使命だと考えています。
 

戎野幸彦
統合トランスレーショナル研究Frontier Technology シニアダイレクター
2005年大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了後、Oklahoma Medical Research Foundationに留学。 関西医科大学、武田薬品工業株式会社、大塚製薬株式会社を経て、2020年9月より現職。